2024/05/20(月) - 18:00
「富士ヒル」や「乗鞍ヒルクライム」などを控えるヒルクライムシーズン真っ只中のGWのクライマーの聖地こと檜原都民の森で突撃取材を実施。全3編で、皆さんの拘りの愛車を紹介していこう。
高畑 高さん(EMU SPEED CLUB) ファクター OSTRO VAM
都民の森に到着した私、CW編集部員高木は見覚えのあるジャージのサイクリストを発見。もしやと思って声をかけると、いつもシクロクロス会場で毎週のように会っていた高畑さん。実は、ロードでは何に乗っているのかずっと気になっていたこともあり、取材させていただくことに。
富士ヒルではブロンズを獲得している髙畑さんの愛車はファクター OSTRO VAM。「OSTROを選んだ理由は見た目がかっこよく、平坦も進むし、登れるから決めました」とのこと。ファクターのカラーオーダーシステム「Prisma Studio」でオーダーし、白をメインカラーに挿し色で赤色が入る日本をイメージしたフレームカラーに。
コンポーネントはシマノ DURA-ACE R9270シリーズで、クランクのみローター 2INPOWERが装着されていた。「ニセコクラシックに向けてのために都民の森にやってきた」という高畑さんのギア比はフロントが52-36T、リアが11-34Tでヒルクライムも平坦もこなせる仕様になっていた。
ハンドルはブラックインクのステム一体型ハンドル。ホイールはフルクラム SPEED 40 CMPTZNが装着され、組み合わせられるのはコンチネンタル GRAND PRIX 5000 TT TR。「脚がないんで機材で速く走れるようにしています!」とのこと。
高畑さんの今年の目標は「昨年は何度か怪我をしてしまったので、怪我しないように走ること」とのこと。安全第一でニセコクラシックやヒルクライムなど、楽しんできてください!
三田村竜太(フィッツ/Team GOCHI)スペシャライズド S-WORKS TARMAC SL6
富士ヒルに出場する仲間と都民の森を駆け上がってきた三田村竜太さん。「麓の信号で止まってしまったのですが、ここまで46分40秒、4.8倍のパワーで踏めたので良い調子です!」と笑顔で話してくれた。
そんな三田村さんの愛車はスペシャライズド S-WORKS TARMAC SL6。「同じTeam GOCHIの佐々木遼さんが乗っていたバイクで、セカンドオーナーから私が譲り受けサードオーナーになりました」。なんと、富士ヒルチャンピオンが使用していたいう縁起物のバイクだった。
コンポーネントは11速モデルのDURA-ACEとULTEGRAをミックスして使用。クランクはマージーンのスパイダー型パワーメーター「PES-P505 Base」を装着していた。サドルは「丸っこくて、ウエーブが効いているところが気に入っている」サンマルコ、ハンドルは3Tの丸ハンドルが装着されていた。
ブレーキキャリパーはグロータック EQUALの機械式ブレーキキャリパーを選択。「前に乗っていたリムブレーキのバイクから移行したこともあって選びました。油圧ブレーキのレバーにしてしまうと重くなってしまう。キャリパーとホイールを変えるだけで、ディスクブレーキのバイクに乗り変えられるのが良いです」とのこと。
今後の目標を尋ねると「JBCFの伊吹山ヒルクライムのE2で3位になり、上位カテゴリーのE1へ昇格できました!E1デビュー戦の御岳ヒルクライムで頑張りたいです!」と力強く目標を語ってくれました。
マサユキさん(BLACK SHEEP CYCLING)キャニオン Ultimate CF SL
先ほど登場した三田村さんと共に富士ヒルに向けて都民の森を駆け上がってきた、マサユキさん。ブラックシープのアンバサダーを務めていているというマサユキさんの愛車はキャニオン Ultimate CF SL。「ポイントはロゴです!これは100均のマスキングテープでカスタムしています。冬にはサンタのマスキングテープに張り替えたりして季節感を楽しんでいます!」とおしゃれな楽しみ方をしていた。
今年の目標を尋ねると「今年は富士ヒルでゴールドを取ります!去年は試走に行ったときは65分台で、本番でも行けると思ったら絶不調でゴールドを達成できず。今年は絶好調なので、何人かでトレインを組んで頑張りたいですね!」と、調子も気合も十分。
コンポーネントは機械式のシマノ 105。ギア比はフロントが50-34T、リアが11-30Tの組み合わせ。激坂が好きのため、32Tの導入も検討中とのこと。「ライドで前を引くことが多いので、後方確認しやすいようにしています」とバーエンド部にミラーが取り付けられ安全な仕様に。サイクルコンピューターはiGPSで「ブルべの時に長持ちしていて、助けられます。チェックポイントの距離や表示もちゃんとしていて、気に入っています」とのこと。
ホイールはHUNTのカーボンホイール。装着されていたタイヤはiRC JETTY PLUS 28C。「コスパが良くて、気に入りました。普段履きならこれで良いと思いますし、未舗装路などがれたところを走るので今のところこれ一択です」
フロントフォークの裏側には鈴なり妖怪のQRコードステッカーが貼られていた。貼っておくとFTPが20Wも上がる噂があるとかないとか。富士ヒルでゴールドを取れますように。
レドンドさん コルナゴ C68
昨年の都民の森愛車記事にも登場してくださっていたレドンドさん。バイクが違うため、再び声をかけてしまいました。昨年まではコルナゴのエアロロード「CONCEPT」に乗っていたが、「C68」に乗り換え。
「ポガチャルが乗っているくらいなのでフレームがかなり硬いと聞き、、VシリーズではなくC68にしました。レースもそうですけど、いろんな楽しみ方をしたいので、ロングライドもできる
C68を選びました」とのこと。
コンポーネントはULTEGRA R8100シリーズを搭載。ギア比はフロントが52-36T、リアが11-30Tのセッティング。ホイールはエンヴィ SES3.4、タイヤはシュワルベ PRO ONE 28Cの組み合わせ。
「1月のライド中に日陰で路面が凍っていて落車をしてしまたのですが、身体で全部吸収してバイクは無事でした。ただ、身体の方は鎖骨骨折や恥骨骨挫傷で1ヶ月半自転車に乗れなくて、今日が復活ライドでした」
「落車をしてからガーミンのVariaを取り付けるようになりました。街や山を走っている時に安心です。」さらに、レーダーやリアライトをスマートに取り付けられるシートポストアタッチメントのデダ・エレメンティ STAFFAをシクロワイアードを見て購入の決め手になったとのこと。
「ハルヒルにはエントリーしていたのですが、調子が戻らないのでキャンセルをしました。富士ヒルと東京ヒルクライムの檜原ステージに出る予定です!」と今後の抱負も語ってくれました。シクロワイアードファンのレドンドさん、ファイトです!!
高畑 高さん(EMU SPEED CLUB) ファクター OSTRO VAM
都民の森に到着した私、CW編集部員高木は見覚えのあるジャージのサイクリストを発見。もしやと思って声をかけると、いつもシクロクロス会場で毎週のように会っていた高畑さん。実は、ロードでは何に乗っているのかずっと気になっていたこともあり、取材させていただくことに。
富士ヒルではブロンズを獲得している髙畑さんの愛車はファクター OSTRO VAM。「OSTROを選んだ理由は見た目がかっこよく、平坦も進むし、登れるから決めました」とのこと。ファクターのカラーオーダーシステム「Prisma Studio」でオーダーし、白をメインカラーに挿し色で赤色が入る日本をイメージしたフレームカラーに。
コンポーネントはシマノ DURA-ACE R9270シリーズで、クランクのみローター 2INPOWERが装着されていた。「ニセコクラシックに向けてのために都民の森にやってきた」という高畑さんのギア比はフロントが52-36T、リアが11-34Tでヒルクライムも平坦もこなせる仕様になっていた。
ハンドルはブラックインクのステム一体型ハンドル。ホイールはフルクラム SPEED 40 CMPTZNが装着され、組み合わせられるのはコンチネンタル GRAND PRIX 5000 TT TR。「脚がないんで機材で速く走れるようにしています!」とのこと。
高畑さんの今年の目標は「昨年は何度か怪我をしてしまったので、怪我しないように走ること」とのこと。安全第一でニセコクラシックやヒルクライムなど、楽しんできてください!
三田村竜太(フィッツ/Team GOCHI)スペシャライズド S-WORKS TARMAC SL6
富士ヒルに出場する仲間と都民の森を駆け上がってきた三田村竜太さん。「麓の信号で止まってしまったのですが、ここまで46分40秒、4.8倍のパワーで踏めたので良い調子です!」と笑顔で話してくれた。
そんな三田村さんの愛車はスペシャライズド S-WORKS TARMAC SL6。「同じTeam GOCHIの佐々木遼さんが乗っていたバイクで、セカンドオーナーから私が譲り受けサードオーナーになりました」。なんと、富士ヒルチャンピオンが使用していたいう縁起物のバイクだった。
コンポーネントは11速モデルのDURA-ACEとULTEGRAをミックスして使用。クランクはマージーンのスパイダー型パワーメーター「PES-P505 Base」を装着していた。サドルは「丸っこくて、ウエーブが効いているところが気に入っている」サンマルコ、ハンドルは3Tの丸ハンドルが装着されていた。
ブレーキキャリパーはグロータック EQUALの機械式ブレーキキャリパーを選択。「前に乗っていたリムブレーキのバイクから移行したこともあって選びました。油圧ブレーキのレバーにしてしまうと重くなってしまう。キャリパーとホイールを変えるだけで、ディスクブレーキのバイクに乗り変えられるのが良いです」とのこと。
今後の目標を尋ねると「JBCFの伊吹山ヒルクライムのE2で3位になり、上位カテゴリーのE1へ昇格できました!E1デビュー戦の御岳ヒルクライムで頑張りたいです!」と力強く目標を語ってくれました。
マサユキさん(BLACK SHEEP CYCLING)キャニオン Ultimate CF SL
先ほど登場した三田村さんと共に富士ヒルに向けて都民の森を駆け上がってきた、マサユキさん。ブラックシープのアンバサダーを務めていているというマサユキさんの愛車はキャニオン Ultimate CF SL。「ポイントはロゴです!これは100均のマスキングテープでカスタムしています。冬にはサンタのマスキングテープに張り替えたりして季節感を楽しんでいます!」とおしゃれな楽しみ方をしていた。
今年の目標を尋ねると「今年は富士ヒルでゴールドを取ります!去年は試走に行ったときは65分台で、本番でも行けると思ったら絶不調でゴールドを達成できず。今年は絶好調なので、何人かでトレインを組んで頑張りたいですね!」と、調子も気合も十分。
コンポーネントは機械式のシマノ 105。ギア比はフロントが50-34T、リアが11-30Tの組み合わせ。激坂が好きのため、32Tの導入も検討中とのこと。「ライドで前を引くことが多いので、後方確認しやすいようにしています」とバーエンド部にミラーが取り付けられ安全な仕様に。サイクルコンピューターはiGPSで「ブルべの時に長持ちしていて、助けられます。チェックポイントの距離や表示もちゃんとしていて、気に入っています」とのこと。
ホイールはHUNTのカーボンホイール。装着されていたタイヤはiRC JETTY PLUS 28C。「コスパが良くて、気に入りました。普段履きならこれで良いと思いますし、未舗装路などがれたところを走るので今のところこれ一択です」
フロントフォークの裏側には鈴なり妖怪のQRコードステッカーが貼られていた。貼っておくとFTPが20Wも上がる噂があるとかないとか。富士ヒルでゴールドを取れますように。
レドンドさん コルナゴ C68
昨年の都民の森愛車記事にも登場してくださっていたレドンドさん。バイクが違うため、再び声をかけてしまいました。昨年まではコルナゴのエアロロード「CONCEPT」に乗っていたが、「C68」に乗り換え。
「ポガチャルが乗っているくらいなのでフレームがかなり硬いと聞き、、VシリーズではなくC68にしました。レースもそうですけど、いろんな楽しみ方をしたいので、ロングライドもできる
C68を選びました」とのこと。
コンポーネントはULTEGRA R8100シリーズを搭載。ギア比はフロントが52-36T、リアが11-30Tのセッティング。ホイールはエンヴィ SES3.4、タイヤはシュワルベ PRO ONE 28Cの組み合わせ。
「1月のライド中に日陰で路面が凍っていて落車をしてしまたのですが、身体で全部吸収してバイクは無事でした。ただ、身体の方は鎖骨骨折や恥骨骨挫傷で1ヶ月半自転車に乗れなくて、今日が復活ライドでした」
「落車をしてからガーミンのVariaを取り付けるようになりました。街や山を走っている時に安心です。」さらに、レーダーやリアライトをスマートに取り付けられるシートポストアタッチメントのデダ・エレメンティ STAFFAをシクロワイアードを見て購入の決め手になったとのこと。
「ハルヒルにはエントリーしていたのですが、調子が戻らないのでキャンセルをしました。富士ヒルと東京ヒルクライムの檜原ステージに出る予定です!」と今後の抱負も語ってくれました。シクロワイアードファンのレドンドさん、ファイトです!!
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