2024/04/23(火) - 18:30
4月6と7日の2日間、東京都江東区にある東京ビッグサイトで「サイクルモードTOKYO」が開催された。東日本最大のスポーツバイク展示会で目立っていたブースをピックアップ。vol.4ではグロータック、フカヤ、ダイアテック、シュアラスターを紹介していく。(vol.1、vol.2、vol.3)
グロータック マージーンのペダル型パワーメーターがお披露目
ユニークな4本ローラー台の「GT-Roller Q2」をはじめ、リム、ハブ、ペダル、コントロールレバー、ディスクブレーキキャリパーなど、様々なオリジナルパーツを開発してきたグロータック。
EQUAL 多調整型ペダルが発売開始されたばかりであるが、今回はマージーンからペダル型パワーメーター「P715」がお披露目された。シャフトに計測センサーが搭載され、両側計測モデルとなっている。
パワーをはじめ、左右差、効率、ペダルスムースネスなどが計測可能で、Qファクターは55mmで広めの設定。ペダルのボディはカーボン製で、クリートはルック Keoのクリート仕様。価格は9万円前後になる予定とのこと。
さらに、マージーンの新作フロントライト「インテリジェント フロントライト」も発表された。対向者が眩しくならないように段々になったスリットを採用し、光が下に向くような工夫がされている。1,200ルーメンと1,600ルーメンの2種類が販売予定。
まもなく発売となるという、EQUALレバーが体感できるデモ機も設置され。木村社長自ら来場者に操作法を説明していく。変速機以外にもドロッパーシートポストなども操作できるため、ロードやグラベルバイクなど様々なバイクで活用できそうだ。今後も、アイデア製品を開発するグロータックから目が離せない。
フタバ レッドブル・アドバンスド・テクノロジーと共同開発したBMCの最新バイクを展示
BMCのブースにはF1の車体制作で知られるレッドブル・アドバンスド・テクノロジーとの共同開発によって生み出されたエアロロードバイク"Teammachine R"とタイムトライアルバイク"Speedmachine"が展示された。
チェコのバイクブランド、フォースからはフロアポンプが登場。ベースが90度回転し、スリムになるため、隙間にも収納できる。さらに、ヘッドのレバーで変更するだけで、英式と仏式、米式の3種類のバルブに対応するため、自宅に1本あれば、バイクの種類関係なく使用することができる。
フタバが新たに韓国のサイクルコンピューターブランド「トリム」とスポーツインソールブランド「ソールスター」の取り扱いを開始した。トリムのブースには新型GPSサイクルコンピューター"TWO"が展示された。
前作の"ONE"では専用の端子で充電する方式だったのだが、TYPE-Cを採用し、利便性が向上している。さらに、日本限定でクラウドファンディングが行われ、シルバーとチタン、ブラック、ネイビー、レッド、ピンク、グリーンの7色から購入できる機会となっている。
新城幸也をはじめ、多くのプロ選手が愛用しているソールスターのインソール。モデルチェンジを果たした「KONTROL 2」と「BLK 2」 が登場し、BKL 2は前作よりも4%薄くなり、20%軽量化されているという。元RGTエンタープライズのデイヴィッド・マルクスさんは今後ソールスター・ジャパンとしてブランドを統括する。
ダイアテック アソスのトークイベントやマックオフのキャンペーンを実施
ジロやアソス、マックオフ、アブス、ノグなど多くのアイテムを取り扱っているダイアテックはブランドごとに大きなブースを設置していた。マックオフではLUDICROUS AF LUBEが10名に当たるくじ引きが開催されブースには長蛇の列ができていた。
アソスでは新型ビブショーツ"EQUIPE RS SCHTRADIVARI BIB SHORTS S11"を展示し、注目の的に。アソスのブランドアンバサダーである元全日本チャンピオンである佐野淳哉さん、女性サイクリストの篠さん、カトーサイクルのスタッフである羽田野千晶さんによるトークショーも行われた。
ジロはヘルメットやシューズの最新ラインアップが展示され、ヘルメットシューズのサイズ感を確かめられる試着会も実施された。エンヴィはフレームやホイール、ハンドルなどを展示。
ロード世界チャンオンのマチュー・ファンデルプール(オランダ)を有するアルペシン・ドゥクーニンクにヘルメットを供給しているアブス。上位グレード「GAMECHANGER 2.0」のテクノロジーをミドルグレードにも採用した新製品のロードヘルメット「WINDBACK」が登場した。
そんなアブスのフラッグシップヘルメット「GAMECHANGER 2.0」やアソスの新型ビブショーツ"EQUIPE RS SCHTRADIVARI BIB SHORTS S11"が当たる、くじ引きキャンペーンが実施されていた。
シュアラスター 水なし洗車のデモンストレーションを実施
ケミカルブランドのシュアラスターはチェーンルブやチェーンクリーナー、ゼロフィニッシュなど、自転車向けのケミカルが展示されていた。
マンション住まいで水場がないなど、洗車環境が整っていないサイクリストにとって、洗車は難点となっている。そんな水場がないサイクリストに向けて、シュアラスターが勧めている「水なし洗車」だ。
1日3回、「水なし洗車」デモンストレーションが行われた。多くの来場者が訪れたブースで、女性サイクリストのもえぞーさんがチェーンの洗浄と注油、フレームのケアなど、水を使わない「水なし洗車」を手際よくやっていく。
公式SNSアカウントをフォローすると、もれなく消臭抗菌スプレーの「ゼロバリア」がプレゼントされるキャンペーンが開催され、多くの方が訪れていた。
これまでサイクルモードTOKYOブースレポート vol.1~4までお届けしてきたが、まだまだ気になったブースやフードエリアなどがあるため、フォトレポートで紹介していく。
text & photo:Michinari TAKAGI
グロータック マージーンのペダル型パワーメーターがお披露目
ユニークな4本ローラー台の「GT-Roller Q2」をはじめ、リム、ハブ、ペダル、コントロールレバー、ディスクブレーキキャリパーなど、様々なオリジナルパーツを開発してきたグロータック。
EQUAL 多調整型ペダルが発売開始されたばかりであるが、今回はマージーンからペダル型パワーメーター「P715」がお披露目された。シャフトに計測センサーが搭載され、両側計測モデルとなっている。
パワーをはじめ、左右差、効率、ペダルスムースネスなどが計測可能で、Qファクターは55mmで広めの設定。ペダルのボディはカーボン製で、クリートはルック Keoのクリート仕様。価格は9万円前後になる予定とのこと。
さらに、マージーンの新作フロントライト「インテリジェント フロントライト」も発表された。対向者が眩しくならないように段々になったスリットを採用し、光が下に向くような工夫がされている。1,200ルーメンと1,600ルーメンの2種類が販売予定。
まもなく発売となるという、EQUALレバーが体感できるデモ機も設置され。木村社長自ら来場者に操作法を説明していく。変速機以外にもドロッパーシートポストなども操作できるため、ロードやグラベルバイクなど様々なバイクで活用できそうだ。今後も、アイデア製品を開発するグロータックから目が離せない。
フタバ レッドブル・アドバンスド・テクノロジーと共同開発したBMCの最新バイクを展示
BMCのブースにはF1の車体制作で知られるレッドブル・アドバンスド・テクノロジーとの共同開発によって生み出されたエアロロードバイク"Teammachine R"とタイムトライアルバイク"Speedmachine"が展示された。
チェコのバイクブランド、フォースからはフロアポンプが登場。ベースが90度回転し、スリムになるため、隙間にも収納できる。さらに、ヘッドのレバーで変更するだけで、英式と仏式、米式の3種類のバルブに対応するため、自宅に1本あれば、バイクの種類関係なく使用することができる。
フタバが新たに韓国のサイクルコンピューターブランド「トリム」とスポーツインソールブランド「ソールスター」の取り扱いを開始した。トリムのブースには新型GPSサイクルコンピューター"TWO"が展示された。
前作の"ONE"では専用の端子で充電する方式だったのだが、TYPE-Cを採用し、利便性が向上している。さらに、日本限定でクラウドファンディングが行われ、シルバーとチタン、ブラック、ネイビー、レッド、ピンク、グリーンの7色から購入できる機会となっている。
新城幸也をはじめ、多くのプロ選手が愛用しているソールスターのインソール。モデルチェンジを果たした「KONTROL 2」と「BLK 2」 が登場し、BKL 2は前作よりも4%薄くなり、20%軽量化されているという。元RGTエンタープライズのデイヴィッド・マルクスさんは今後ソールスター・ジャパンとしてブランドを統括する。
ダイアテック アソスのトークイベントやマックオフのキャンペーンを実施
ジロやアソス、マックオフ、アブス、ノグなど多くのアイテムを取り扱っているダイアテックはブランドごとに大きなブースを設置していた。マックオフではLUDICROUS AF LUBEが10名に当たるくじ引きが開催されブースには長蛇の列ができていた。
アソスでは新型ビブショーツ"EQUIPE RS SCHTRADIVARI BIB SHORTS S11"を展示し、注目の的に。アソスのブランドアンバサダーである元全日本チャンピオンである佐野淳哉さん、女性サイクリストの篠さん、カトーサイクルのスタッフである羽田野千晶さんによるトークショーも行われた。
ジロはヘルメットやシューズの最新ラインアップが展示され、ヘルメットシューズのサイズ感を確かめられる試着会も実施された。エンヴィはフレームやホイール、ハンドルなどを展示。
ロード世界チャンオンのマチュー・ファンデルプール(オランダ)を有するアルペシン・ドゥクーニンクにヘルメットを供給しているアブス。上位グレード「GAMECHANGER 2.0」のテクノロジーをミドルグレードにも採用した新製品のロードヘルメット「WINDBACK」が登場した。
そんなアブスのフラッグシップヘルメット「GAMECHANGER 2.0」やアソスの新型ビブショーツ"EQUIPE RS SCHTRADIVARI BIB SHORTS S11"が当たる、くじ引きキャンペーンが実施されていた。
シュアラスター 水なし洗車のデモンストレーションを実施
ケミカルブランドのシュアラスターはチェーンルブやチェーンクリーナー、ゼロフィニッシュなど、自転車向けのケミカルが展示されていた。
マンション住まいで水場がないなど、洗車環境が整っていないサイクリストにとって、洗車は難点となっている。そんな水場がないサイクリストに向けて、シュアラスターが勧めている「水なし洗車」だ。
1日3回、「水なし洗車」デモンストレーションが行われた。多くの来場者が訪れたブースで、女性サイクリストのもえぞーさんがチェーンの洗浄と注油、フレームのケアなど、水を使わない「水なし洗車」を手際よくやっていく。
公式SNSアカウントをフォローすると、もれなく消臭抗菌スプレーの「ゼロバリア」がプレゼントされるキャンペーンが開催され、多くの方が訪れていた。
これまでサイクルモードTOKYOブースレポート vol.1~4までお届けしてきたが、まだまだ気になったブースやフードエリアなどがあるため、フォトレポートで紹介していく。
text & photo:Michinari TAKAGI
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