MTB-XCO選手 北林力サポーターズクラブ発足 「2028年ロス五輪出場を目指すために」

マウンテンバイク・クロスカントリー選手の北林力（きたばやし・りき）のサポーターズクラブが発足した。「Team RIKI Supporters Club Passion」は、2028年ロサンゼルス・オリンピックに向けて北林の活動を支援することを目的とする。

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2022年のアジアチャンピオンである北林は、2023年にも他を圧倒する力を見せ日本チャンピオンを獲得したが、残念ながら日本はパリ五輪出場枠を獲得することができず、アトランタ五輪から続く連続出場記録が途切れてしまった。

北林は開いてしまった世界と日本の差を縮め、世界レベルの選手として戦えるように、今季より単身フランスのチーム、SUNN Factory Racingに移籍。ヨーロッパの過酷な環境に身を置いてワールドカップを転戦するという。

北林は1999年11月26日生まれ、長野県白馬村出身。MTB-XCO界では五輪に一番近い選手として期待を集めている。

サポーターズクラブに寄せられた会費が北林の活動資金となるほか、その一部をTeam RIKI「Nature Project」として、北林力選手の地元・白馬村の森林保全活動、マウンテンバイクフィールドの整備の為に寄付される。また、北林とのオンラインミーティングやオフシーズンの白馬でのイベントなども企画されているという。

支援内容について詳しくはサポーターズサイトを参照。

北林力のメッセージ

2022年念願であったアジアチャンピオンになり、2023年は後続に1分以上の大差をつけてエリートクラス初となるチャンピオンを獲得しました。そして、パリ五輪代表枠獲得に向けて4年前より狙っていたアジア選手権では、残念ながら中国に負けてしまい、2024年パリ・オリンピック出場の切符を手に入れることはできませんでした。

しかし、五輪という夢を諦めない気持ち、世界を舞台にチャレンジするモチベーションは消えません。それどころか今まで以上に気持ちは高ぶっています。2028年ロス・オリンピックにてベスト10を目指し「Re・Start」することを決めました。そのためにも、より厳しい環境を求め、フランスチームへ移籍し、ヨーロッパを主戦場にワールドカップを転戦します。

夢の実現、目標を達成するために、強い意志と決断をもって、新しい環境でレベルアップすること決意しました。ぜひ、応援、サポートをお願いします。