ファンデルプールのシクロクロス初戦が12月22日のエグザクトクロスに決定

現シクロクロス世界王者であるマチュー・ファンデルプール（オランダ、アルペシン・ドゥクーニンク）の、シクロクロス2023-2024年シーズンのスケジュールが公開された。初戦は12月22日のエグザクトクロス第3戦で、来年2月4日にチェコで行われるシクロクロス世界選手権で連覇を目指す。

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アルペシン・ドゥクーニンクは11月2日、現シクロクロス世界王者であるマチュー・ファンデルプール（オランダ）の今季スケジュールを明らかにした。その初戦はベルギーのモルで12月22日に行われるエグザクトクロス第3戦。昨年は11月下旬に初戦を迎えたため、今年はそれより約1ヶ月ほど遅い始動となる。

その後は翌日12月23日のUCIワールドカップ第9戦アントウェルペン（ベルギー）から計6戦に出場するUCIワールドカップを中心に、シクロクロス3大シリーズであるテレネット・スーパープレスティージュやX2Oトロフェーを転戦。また今年もオランダ選手権（1月14日）はスケジュールに含まれていない。

そしてファンデルプールがシーズン最大の目標に定めるのが、2月4日にチェコ共和国のターボルで行われるシクロクロス世界選手権。昨季からの連覇と自身6度目の優勝、そしてロードレースに続くアルカンシエル獲得を目指すファンデルプールにとって、ターボルは2015年にワウト・ファンアールト（ベルギー、ユンボ・ヴィスマ）を退けてエリートカテゴリー初の世界王者に輝いた場所でもある。

今後待たれるのは最大のライバルであるファンアールトと、2021-22年の元世界王者トーマス・ピドコック（イギリス、イネオス・グレナディアーズ）の予定。昨年このビッグ・スリーが揃った最初のレースは12月4日のUCIワールドカップ第8戦からだったが、今年はいつになるかが注目される。