UCIワールドツアーレースのイル・ロンバルディアが、グランフォンド・イル・ロンバルディアの前日に行われました。ウィリエールの国内担当者であるキット北村さんは市民レースの前にレース観戦に足を運びました。定宿のあるバッサーノ・デル・グラッパから湖水地方までは3時間半。マドンナ・デル・ギザッロ教会観光をした後に、アスタナ・カザフスタンの泊まるホテルに突撃取材に向かう。果たしてキット北村はアスタナ・カザフスタンチームにレース帯同させてもらえたのでしょうか?



グランフォンド・イル・ロンバルディアの前日はプロのレースを観戦 (c)Kitto Kitamura

アスタナ・カザフスタンの泊まるコモのホテルに到着すると、Q36.5プロサイクリングチームと同じホテルでした。“ヴィンチェンツォ・ニバリ氏がQ36.5プロサイクリングチームのコーチをしているはずなので、彼にも出会えるかも?”と期待していました。

予想が的中し、ヴィンチェンツォ・ニバリ氏がアスタナ・カザフスタンチームのスタッフと談笑していました。昨年のツール・ド・フランスさいたまクリテリウム以来の再会。ラッキーな事にヴィンチェンツォ・ニバリ氏がアスタナ・カザフスタンのスタッフに私を紹介してもらえたので突撃取材がスムーズに行えました。

ヴィンチェンツォ・ニバリ氏がアスタナ・カザフスタンチームのスタッフに私を紹介してもらえたので突撃取材がスムーズに行えました (c)Kitto Kitamura

イル・ロンバルディアにはイタリア人中心の若手メンバーが揃いました (c)Kitto Kitamura

アスタナ・カザフスタンはイル・ロンバルディアにイタリア人中心の若手メンバーで臨みました。カザフスタン人の選手はアジア大会やアジアのレースを中心に回っているので、メンバー構成は必然的にイタリア人メンバー中心。サムエーレ・バティステッラ選手とジャンマルコ・ガロフォーリ選手は昨年のツール・ド・フランスさいたまクリテリウムで知り合いになっているので、スムーズに色々と話が聞けました。今回のエースはもちろん現イタリアチャンピオンのシモーネ・ヴェラスコ選手でした!しかし、サムエーレ・バティステッラ選手と元イタリアチャンピオンのジャンニ・モスコン選手も調子が良いようだ。

今回お世話をしてくれたマッサーのミケーレ・パリーニさん。ポジティーボの永井メカニックやグルッポ・エンネの中野マッサーの元同僚という事で、お2人のおかげでとても良くして頂いた。永井メカニックや中野マッサーがヨーロッパのロードレースで残された功績を強く感じました。永井メカニックと中野マッサーには大変感謝です!

今回お世話をしてくれたマッサーのミケーレ・パリーニさん (c)Kitto Kitamura

チームカーにバイクが載っているとやはりカッコイイですね (c)Kitto Kitamura

チームバスもカッコイイですね (c)Kitto Kitamura

チームカーにバイクが載っているとやはりカッコイイですね。スペアバイクも含め、クライマーズクラシックであるイル・ロンバルディアにはゼロSLRを選択する選手が多かったです。

チームバスもカッコイイですね。かなりのカスタムがなされており値段は1億円を軽く越えるらしい!そんなチームバスの中を見学させてもらいました。選手達が座る席ですが、ミーティングが出来るように進行方向に沿っていないのですね。座らせてもらいましたが座り心地は抜群でした。

選手達が座る席ですが、ミーティングが出来るように進行方向に沿っていないのですね (c)Kitto Kitamura
ミネラルウォーターがメインですが、コカコーラの陳列が見えました (c)Kitto Kitamura


トイレは至って普通 (c)Kitto Kitamura
シャワーが2台用意されていました (c)Kitto Kitamura



チームバスの中にはトイレが完備されています。豪華なのかなと思いましたが、トイレは至って普通でした。シャワーも完備されています。シャワーが2台設置してあるのは、レース後に選手が時間の効率良くシャワーを浴びるためでしょう。冷蔵庫の中も見せてもらいました。ミネラルウォーターがメインですが、コカコーラもずらりと並んでいました。

選手用のバイクを満載したメカニックトラックに一番興味があります。どんなスペシャルパーツがあるのか?興味津々です。スペアバイクの一部には去年までのアスタナカラーのバイクがありました。新アスタナカラーのスペアバイク選手数分はチームカーの屋根の上に載っているので、スタッフの足バイクなのでしょう。何故かホイールに関してはヘッドとコリマの両方が鎮座していました。何故ホイールにヘッド社とコリマ社の両方が存在するのか?謎でした。メカニックトラックの下の倉庫スペースにはミネラルウォーターやケミカル類でいっぱいでした。

選手用のバイクを満載したメカニックトラックに一番興味があります (c)Kitto Kitamura

何故かホイールに関してはヘッドとコリマの両方が鎮座していました。 (c)Kitto Kitamura
メカニックトラックの下の倉庫スペースにはミネラルウォーターやケミカル類でいっぱい (c)Kitto Kitamura



エースのシモーネ・ヴェラスコ選手のフィランテSLRです。カッコイイですね。ナンバープレートを留める金具もイタリアントリコロールになっており、スペシャル感が漂います。フィランテSLRのシートポストに付くナンバープレート用の金具は欲しいと思いました。

ハンドルバーはフィランテバーではなくゼロバーを使用。ハンドルバートップにはコースマップのステッカーが貼られていましたよ!サドルは弊社取り扱いのプロロゴ社のスクラッチM5のイタリアントリコロールカラー(非売品)です。また、今度プロロゴ本社に訪問した際に選手用のサドル倉庫から持って帰ろうと計画しています。

エースのシモーネ・ヴェラスコ選手のフィランテSLRです (c)Kitto Kitamura

サドルは弊社取り扱いのプロロゴ社のスクラッチM5のイタリアントリコロールカラー(非売品) (c)Kitto Kitamura

SLF製ビッグプーリーもイタリアントリコロールに塗られていました! (c)Kitto Kitamura
ハンドルバーはフィランテバーではなくゼロバーを使用 (c)Kitto Kitamura



イル・ロンバルディアでチームの主力機となったのは、やはりゼロSLRでした (c)Kitto Kitamura

SLF製ビッグプーリーもイタリアントリコロールに塗られていました!CGで見た時はフィランテSLRのイタリアンチャンピオンカラーが派手過ぎて好きではありませんでしたが、やはり選手が乗っている所を見るとカッコイイと思いますね。

クライマーズクラシックと呼ばれるイル・ロンバルディアでチームの主力機となったのは、やはりゼロSLRでした。クリスティアン・スカローニ選手のバイクはベルギーの石畳対策のようにバーテープがとても太かったのが印象的でした。サドルは弊社取り扱いのプロロゴ社の穴あきサドルのスクラッチM5パス。どちらかと言えば私も穴あきサドルの方が好みです。

ファンの少年もシモーネ・ヴェラスコ選手と写真撮影出来てとても嬉しそうです (c)Kitto Kitamura

選手が出走サインから帰ると、シモーネ・ヴェラスコ選手のファンが似顔絵を持ってやってきました。微笑ましい光景でした。ファンの少年もシモーネ・ヴェラスコ選手と写真撮影出来てとても嬉しそうです。

選手がイル・ロンバルディアのスタートをする前に、マッサーのミケーレさんと共にコースに沿ってドライブし、ベルガモ手前のフィードゾーンへ向かいます。選手が来るまであと2時間ぐらいありますが、マドンナ・デル・ギザッロ教会の前は既に盛り上がっていました。

マッサーのミケーレさんと共にコースに沿ってドライブし、ベルガモ手前のフィードゾーンへ向かいます (c)Kitto Kitamura
レースラジオを聞きながら、携帯電話でレースの展開を確認する (c)Kitto Kitamura


ミケーレさんは器用にボトルと補給食を手渡して行きます。一瞬なので気を緩めません! (c)Kitto Kitamura

レースラジオを聞きながら、携帯電話でレースの展開を確認し、ボトルと補給食を用意して選手がフィードゾーンまで到着するのを待ちます。そしてやってきた選手に、ミケーレさんは器用にボトルと補給食を手渡して行きます。一瞬なので気を緩めません!その後は集団の中にいてボトルと補給食を受け取れなかった選手達のために、予備も含めてチームカーに託します。

フィードの仕事を終えて、一足先にベルガモのゴールに駐車しているチームバスで休憩。テレビでイル・ロンバルディアのレースを観戦します。予想通りサムエーレ・バティステッラ選手が奮闘中ですね。選手を待っている間にスタッフの昼食です。ジェノベーゼ味のパスタを作るようです。日本ではあまり見ないゲジゲジなショートパスタを茹でます。すぐに茹で上がり驚きました。キット北村も朝から何も食べていないのでご馳走になりました。パルメザンチーズ山盛りでお願いしました。

チームバスで休憩。テレビでイル・ロンバルディアのレースを観戦します。 (c)Kitto Kitamura
スタッフのエミーリオ・マーニさんと一緒に選手を迎えに行きます (c)Kitto Kitamura


選手を待っている間にスタッフの昼食です (c)Kitto Kitamura
キット北村も朝から何も食べていないのでご馳走になりました。パルメザンチーズ山盛りでお願いしました (c)Kitto Kitamura



選手達のゴールが近づいてきたので、スタッフのエミーリオ・マーニさんと一緒に選手を迎えに行きます。エミーリオさんはミケーレさんと同じくポジティーボの永井メカニックやグルッポ・エンネの中野マッサーの元同僚。『コーキ(永井メカニック)の自転車店は繁盛しているのか?ナカ(中野マッサー)は元気でいるのか?』としきりに聞いてくるので、携帯電話でエミーリオさんと日本を繋いだら、エミーリオさんはとても喜んでおられた。

イル・ロンバルディアの片付けをしていると、イル・ロンバルディアには相応しくないバイクがあった。最初はアレクセイ・ルツェンコ選手のレイブSLRか?と思ったが、シモーネ・ヴェラスコ選手のグラベルバイクでした。イル・ロンバルディアの翌日のグラベル世界選手権にイタリア代表として出場するバイクのようです。レバーは内側に大きく傾き、ほぼロードと同じポジションで組まれていました。レバー付きのスピードリリースに変更され、タイヤはハードパック用のヴィットリアのテレノ・ドライ。

イル・ロンバルディアにもかかわらず、グラベルバイクのレイブSLRが。翌日の世界選手権のために用意されたのだとか (c)Kitto Kitamura

なおシモーネ選手はイル・ロンバルディア完走の翌日、グラベル世界選手権に出場で7位にランクイン!イル・ロンバルディア完走だけでも凄いのに、翌日にグラベル世界選手権も完走するとは、改めてプロの選手の運動能力は凄いものだと感心する

シモーネ選手のグラベルバイクの写真を撮り終えた頃に、丁度選手達がゴールして戻ってきた。さすがイタリアチャンピオン、観客にもみくちゃにされていた。

さすがイタリアチャンピオン、観客にもみくちゃにされていたシモーネ選手 (c)Kitto Kitamura

<ウィリエールのメカニックの系譜>

イル・ロンバルディアのレース会場で、元ウィリエール社のメカニックであったロニー・バロン氏と再会。初めて私がウィリエール・トリエスティーナ社に訪問した17年前に働いていたメカニックの内の1人です。その後、ロニーさんはランプレチームのチームメカニックとなり、現在はバーレーン・ヴィクトリアスに所属しています。時々ウィリエール本社に遊びに来るので、時々会ってはいましたがコロナウィルス問題発生以降では久しぶりの再会。

元ウィリエール社のメカニックであったロニー・バロン氏と再会 (c)Kitto Kitamura

ウィリエールのディーラー:マニアバイクのオーナー兼メカニックであり、現在はシマノニュートラルサービスのチームリーダーでもあるマッシモ・ラヴァ氏 (c)Kitto Kitamura
ランプレ時代にダミアーノ・クネゴのメカニックとしてとても有名なエンリコ・ペンゴ氏 (c)Kitto Kitamura



イル・ロンバルディアのレース会場で、ウィリエールのディーラー:マニアバイクのオーナー兼メカニックであり、現在はシマノニュートラルサービスのチームリーダーでもあるマッシモ・ラヴァ氏と再会。ロニーさんと同じくマッシモさんとのお付き合いも17年経ちました。いつもイタリアのイベント会場でメカトラにあって困った時に助けてくれるので、お返しに家族旅行で来日した際には観光ガイドを引き受ける約束をしているのだが、コロナウィルス問題発生し旅行の予定が無くなり約束を未だ果たせずにいます。

イル・ロンバルディアのレース会場で会えると思っていたメカニックのエンリコ・ペンゴ氏。ロニーさんと同じような経歴の方で、イル・ロンバルディアのレースでどこかのプロチームのブースにいるかな?と思い探しましたが見当たりませんでした。ランプレ時代にダミアーノ・クネゴのメカニックとしてとても有名。

ノーマルバイクを自社で組み立てる (c)Kitto Kitamura
ウィリエールは自社でE-BIKEも組み上げている (c)Kitto Kitamura



マエストロと呼ばれるアルベルティーノ・ズッロ氏 (c)Kitto Kitamura

ロッサーノ・ヴェネトで自社組み立てし完成車(ノーマルバイク部門の生産ラインとEバイクの生産ラインを持つ)を作り上げるウィリエール・トリエスティーナ社。多くのヨーロッパブランドが完成車の自社組立てを外注している中で、ウィリエールはとても稀有な存在です。それゆえ、ウィリエール本社に近いカンパニョーロやフルクラムのエンジニア達は、プロトタイプの組み付けや製品テストをウィリエール本社でよく行っていました。

また、過去ウィリエールで働きメカニック修行を経て巣立って行った若きイタリア人メカニック達(ロニーさんら)は、現在、世界の最前線の舞台で闘っています。彼らを育てたのがマエストロと呼ばれるアルベルティーノ・ズッロ氏。ウィリエール本社にあるプロ選手のバイクを組み立てるプロ選手専用バイクのメカニックスペースのボスだ。最近、孫のマッテオ・ズッロ選手がグラベルでイタリアチャンピオンになってとてもご機嫌が良い。京都の生八つ橋が大好物なので毎回買って行くと、廃盤になった商品の補修部品やネジを古い工具箱から探し出してこっそりと分けてくれる。ありがたいメカニックの神様である。


*おまけ*
ウィリエールの生まれた町バッサーノ・デル・グラッパ周辺のサイクリストにおすすめのホテル3選

(編集部注:2024年のジロ・デ・イタリア 第20ステージは、モンテ・グラッパを2度登り、バッサーノ・デル・グラッパにフィニッシュする。この案内をチェックして、現地で観戦するのはおすすめです)

イタリアの焼酎グラッパの産地、バッサーノ・デル・グラッパはポンテベッキオで有名 (c)Kitto Kitamura

ウィリエールの生まれた町:バッサーノ・デル・グラッパは日本人サイクリストにも優しい街だと思います。まずヴェネチアからイタリア国鉄で1時間ぐらい。バッサーノ・デル・グラッパ駅から10分~15分歩けばホテルが何軒かあるので、レンタカー無しで行けます。町の規模は大きくもなく小さくもなく、1日で町全体が歩いて把握できるほどのサイズ感。ポンテ・ヴェッキオを中心に個人商店が多く、また街のはずれにはスーパーマーケットもあるので、お買い物に便利です。

この街がお勧めな理由はやはりその立地にあります。北はドロミテ山塊で、ジロ・デ・イタリアで登場する山岳へのアクセスが容易。東西南はポー平原が広がり農業が盛んなエリアなので農道が縦横無尽に広がりとても走りやすい。また、数多くのイタリア人有名選手を輩出し、イタリア自転車メーカーが軒を連ねるエリアなので、地元民の自転車への理解も深い。

そんなバッサーノ・デル・グラッパで日本人サイクリストにお勧めのホテル3選をお届けします!

ホテル・アッラ・コルテ

ホテル・アッラ・コルテはキット北村のイタリアのパパ:ロベルトさんがオーナーのバイクホテル (c)Kitto Kitamura

ホテル・アッラ・コルテはキット北村のイタリアのパパ:ロベルトさんがオーナーのバイクホテル。バッサーノの中心部からは少し離れるが歩いて行けない事は無い。駐車場も広く、部屋もシンプルで新しい。ホテル併設のレストランではバッサーノ周辺の食材を使った美味しい料理が堪能できます。毎年アスタナをはじめ多くのプロチームが宿泊するホテルです。電車で行くのも、レンタカーで行くのもこちらのホテルがお勧めです。

BIKE HOTEL | ALLA CORTE :https://www.allacorte.bike/

トレントへの道

ホテル・アッラ・コルテの前の道路を北上していくとトレントに抜ける道となる (c)Kitto Kitamura

ホテル・アッラ・コルテの前の道路を北上していくとトレントに抜ける道となる。ブレンタ川に沿って北上していくと傾斜もきつくなく、沢山のサイクリストが走っているので、一緒に集団走行も出来ます。途中でとても美味しいピザ屋があり、フィリッポ・ポッツァート氏やエンリコ・バッタリン氏にも会えるかも。

ホテル・ガーデン・ルレイス

ホテル・ガーデン・ルレイスはキット北村のイタリアのマンマ:シルヴィアさんがオーナーのバイクホテル (c)Kitto Kitamura

ホテル・ガーデン・ルレイスはキット北村のイタリアのマンマ:シルヴィアさんがオーナーのパラグライダー兼バイクホテルです。バッサーノ中心部からは車で15~20分かかり、レンタカーでの移動が必須となります。しかし、ロケーションは抜群で自転車で5分も行けば、モンテ・グラッパへの登り口となり、ジロ・デ・イタリアでモンテ・グラッパがコース設定された際には、車を必要とせずここから徒歩で上がっていけるのでジロ・デ・イタリア観戦の際には超大人気なホテルとなります。ホテル併設のレストランはグリル用の大きな焼き窯を持っているので、ぜひイタリアのステーキや魚のグリルを注文すると良いでしょう。

Garden Relais:https://www.gardenrelais.it/en/

モンテ・グラッパへの道

ホテル・ガーデン・ルレイスからモンテ・グラッパ方向へ進んでいくと、迷う事ない一本道のチーマ・グラッパへの道が堪能できます (c)Kitto Kitamura

ホテル・ガーデン・ルレイスからモンテ・グラッパ方向へ進んでいくと、迷う事ない一本道のチーマ・グラッパ(モンテ・グラッパ山頂)への道が堪能できます。中腹から牧場が広がり、更に登ると森林限界を越え空が開けます。途中に数軒のバールがあるだけなので、補給食とドリンクは多めに持って行く事をお勧めします。

ホテルLe33

ホテルLe33はフランス人のジュリーさんがオーナーのホテル (c)Kitto Kitamura

ホテルLe33はフランス人のジュリーさんがオーナーのホテルです。バッサーノの中心部にあり、駐車場はありませんが、電車で輪行してバッサーノ・デル・グラッパ入りするのならば、便利なロケーションにあるホテルです。併設のレストランは無いので、ホテルの周りのレストランで夕食を取る必要があります。

お勧めのレストランはアンティーコ・リストランテ・カルデリーノ。オーナーのジュリーさんは元トライアスリートですので、自転車には大変理解があります。自由人な方で子供達と一緒に東南アジアへ旅行に行ったり、アルプスの山々へ登山に行ったりするので、予約できるかどうか?事前確認が必要です。最近イタリア出張の際にレンタカーを借りないので重宝しているホテルです。

Le Trente Trois (le33bnb.com):https://www.le33bnb.com/

アーゾロへの道

ホテルLe33から東へ進みSP248に沿って進むと、アーゾロへと繋がります (c)Kitto Kitamura

ホテルLe33から東へ進みSP248に沿って進むと、15世紀末にヴェネツィア共和国の女王カタリーナ・コルナーロが宮廷を置いたアーゾロへ繋がります。道中でバッソやセッレイタリアやアルパインスターズなどのブランドのヘッドオフィスがあるので、ちょっと興奮します。

Special Thanks to
Vincenzo Nibali
Michele Pallini (Astana Qazaqstan Team)
Emilio Magni (Astana Qazaqstan Team)

最新ニュース(全ジャンル)