2023/10/27(金) - 15:15
イタリアのハイパフォーマンスウェアブランド、カステリがFLYシリーズをリリースした。ジャケット、ベストなど様々なアウターが揃うこのラインアップは、すべてにインサレーションが採用されライダーに温かさを提供する。

カステリ FLY THERMAL JACKET
秋冬にかけてサイクリングを楽しむためには、防寒と保温をウェアでやり繰りすることが必須。暖かさを求めて着込み過ぎればオーバースペックだったり、動きにくかったりするため、レイヤリングをしながらも最小構成で留めることが快適なサイクリングの実現する方法の一つだ。
カステリの秋冬コレクションの中心的な存在はGORE-TEXを利用し、防風性を確保したPerfettoや、インナーレイヤー自体をジャケットに加えたAlpha。いずれも冬場もしっかりと乗り込むライダーに向けたモデルで、ウェア自体に暖かさを加えるのは最小限としていた。
そこでカステリはFLYという新たなシリーズをリリースした。ジャケット、ベスト、ジャージが揃うラインアップで共通するのは、防風撥水性、暖かさを備えた素材を使用し、これまでの冬物以上に軽いという"FLY”というモデル名を体現しているところ。

高めの襟で首元を温める 
ジッパーを開放することで体のクーリングが可能

脇部分にジッパー付きポケットが備えられている 
背中にはオーソドックスな3分割ポケットとされている
最もハードなコンディションに向けたFLY JACKETはダウンジャケットのようにふわりとした仕立て。ルックスはボリューミーながら、手に持った時、羽織ったときはFLYという名前に相応しい軽さを備えている。
FLY JACKETは3層で構成されており、表地のFLY SLシェルは100%リサイクル素材から作られた薄手生地で防風性や撥水性を担う。中間層もリサイクル素材で、CLIMA CLインサレーションという中綿とされており、0℃〜12℃に対応できる断熱・保温性を実現した。

GORE-TEX INFINIUM WINDSTOPPERが採用されている

保温性に優れる裏地が採用されている 
裾部分は体にフィットするバンドとされている
裏地にはGORE-TEX INFINIUM WINDSTOPPERの裏起毛生地をあしらっている。防水透湿性に定評のあるメンブレンを肌面に最も近い位置に配置することで、汗や湿気を効率よく排気しながら中間のインサレーションで熱のみを蓄えられる設計となっている。
バックポケットは一般的な3分割式で、ジッパー付きのサブポケットは脇の下に配置している。ジッパーはYKKのVislonを採用しており、かつジッパーを上下どちらからも開閉することができるようになっているため、ライド中に暑すぎたらジッパーを開けて換気することも可能だ。価格は46,200円(税込)。

カステリ FLY JACK-SEY

背面は熱を排出してくれる設計だ
続いて紹介するのはジャケットでもなければジャージでもない新感覚の一着、FLY JACK SEY(ジャックシー)だ。Jacketの前半部分とJerseyの後半部分を組み合わせたモデル名のこの一着は、寒いけどジャケットまでは必要のない日に活躍してくれる。
使用される素材は先述したジャケットと似ており、表層は軽量なFLY SLシェルとし、内側にCLIMA SLインサレーションを配置することで優れた保温性を獲得。対応気温は9℃〜17℃という朝は寒く、昼間もほどほどに気温が上がる今の季節のようなシチュエーションに最適な設定とされている。

カラーレスの仕様が採用される 
肩周りは保温性に優れる生地となっている

袖の表側はリフレクターとなっている 
袖口の裏側にグリッパーが備えられている

前身頃と脇・後ろ身頃は異なる生地が使われている 
ジッパーを下から開けられる
ジャケットと異なるのはGORE-TEX INFINIUM WINDSTOPPERの配置場所が、風が当たる前面のみ。そして脇や背中は遮る物なく内部の熱が排出されるように設計されている。そして、外観からもわかるように襟無しの作りのため、喉周りには直接風が当たるため、組み合わせるアイテムには注意を払いたい。また、前傾姿勢時に襟がダブつき風が侵入しないように作られているという。
バックポケットもしっかりと装備されており、3分割カーゴポケットの中央にはジッパー付きポケットも用意されている。このポケットのジッパーには反射素材付きのプラーが備えられていたり、裾部分に反射テープをあしらうなど、被視認性向上の設計がしっかりと行われている。

カステリ FLY VEST 
ジッパーは下からも開けられる
さらにFLYシリーズはベストまで用意されており、先述した2モデルよりも高い気温帯(10℃〜18℃)に対応できるような構成とされている。一般的なベストと異なるのは、CLIMA SLインサレーションによって保温性、GORE-TEX INFINIUM WINDSTOPPERによって防風性を獲得していること。配置されているのは前面のみとなるが、冷風から体幹部を守ることができライダーのパフォーマンス低下を防いでいる。
背面には一般的な伸縮性のある生地を用いることで体にぴたりとフィットし、走行風を受けた際に発生するウェアのバタ付きを抑える。襟もJACK SEYと同様にオミットされているため、腕や首周りの防寒性はウェアやアイテムで補完する。
気温が高くなる予報ながら朝の寒さに耐えたいようなシチュエーションにおいて、長袖ジャージにこのベストを組み合わせライド途中で脱いだり、ジッパーを開けての換気することで、常に暖かで快適なライドを実現させられるはずだ。

開いた襟部分が採用される 
肩周りと背中部分で生地が切り替えられている 
ジッパー付きのポケットが備えられる 
裾部分にグリッパーが備えられている

前身頃と脇で生地が切り替えられている
カステリ FLY THERMAL JACKET
対応気温:0℃〜12℃
カラー:LIGHT BLACK、CLAY/TARMAC、VIVID BLUE/BELGIAN BLUE
価格:46,200円(税込)
カステリ FLY JACK-SEY
対応気温:9℃〜17℃
カラー:LIGHT BLACK、CLAY/TARMAC、VIVID BLUE/BELGIAN BLUE
価格:35,200円(税込)
カステリ FLY VEST
対応気温:10℃〜18℃
カラー:LIGHT BLACK、CLAY/TARMAC、VIVID BLUE/BELGIAN BLUE
価格:23,100円(税込)

秋冬にかけてサイクリングを楽しむためには、防寒と保温をウェアでやり繰りすることが必須。暖かさを求めて着込み過ぎればオーバースペックだったり、動きにくかったりするため、レイヤリングをしながらも最小構成で留めることが快適なサイクリングの実現する方法の一つだ。
カステリの秋冬コレクションの中心的な存在はGORE-TEXを利用し、防風性を確保したPerfettoや、インナーレイヤー自体をジャケットに加えたAlpha。いずれも冬場もしっかりと乗り込むライダーに向けたモデルで、ウェア自体に暖かさを加えるのは最小限としていた。
そこでカステリはFLYという新たなシリーズをリリースした。ジャケット、ベスト、ジャージが揃うラインアップで共通するのは、防風撥水性、暖かさを備えた素材を使用し、これまでの冬物以上に軽いという"FLY”というモデル名を体現しているところ。




最もハードなコンディションに向けたFLY JACKETはダウンジャケットのようにふわりとした仕立て。ルックスはボリューミーながら、手に持った時、羽織ったときはFLYという名前に相応しい軽さを備えている。
FLY JACKETは3層で構成されており、表地のFLY SLシェルは100%リサイクル素材から作られた薄手生地で防風性や撥水性を担う。中間層もリサイクル素材で、CLIMA CLインサレーションという中綿とされており、0℃〜12℃に対応できる断熱・保温性を実現した。



裏地にはGORE-TEX INFINIUM WINDSTOPPERの裏起毛生地をあしらっている。防水透湿性に定評のあるメンブレンを肌面に最も近い位置に配置することで、汗や湿気を効率よく排気しながら中間のインサレーションで熱のみを蓄えられる設計となっている。
バックポケットは一般的な3分割式で、ジッパー付きのサブポケットは脇の下に配置している。ジッパーはYKKのVislonを採用しており、かつジッパーを上下どちらからも開閉することができるようになっているため、ライド中に暑すぎたらジッパーを開けて換気することも可能だ。価格は46,200円(税込)。


続いて紹介するのはジャケットでもなければジャージでもない新感覚の一着、FLY JACK SEY(ジャックシー)だ。Jacketの前半部分とJerseyの後半部分を組み合わせたモデル名のこの一着は、寒いけどジャケットまでは必要のない日に活躍してくれる。
使用される素材は先述したジャケットと似ており、表層は軽量なFLY SLシェルとし、内側にCLIMA SLインサレーションを配置することで優れた保温性を獲得。対応気温は9℃〜17℃という朝は寒く、昼間もほどほどに気温が上がる今の季節のようなシチュエーションに最適な設定とされている。






ジャケットと異なるのはGORE-TEX INFINIUM WINDSTOPPERの配置場所が、風が当たる前面のみ。そして脇や背中は遮る物なく内部の熱が排出されるように設計されている。そして、外観からもわかるように襟無しの作りのため、喉周りには直接風が当たるため、組み合わせるアイテムには注意を払いたい。また、前傾姿勢時に襟がダブつき風が侵入しないように作られているという。
バックポケットもしっかりと装備されており、3分割カーゴポケットの中央にはジッパー付きポケットも用意されている。このポケットのジッパーには反射素材付きのプラーが備えられていたり、裾部分に反射テープをあしらうなど、被視認性向上の設計がしっかりと行われている。


さらにFLYシリーズはベストまで用意されており、先述した2モデルよりも高い気温帯(10℃〜18℃)に対応できるような構成とされている。一般的なベストと異なるのは、CLIMA SLインサレーションによって保温性、GORE-TEX INFINIUM WINDSTOPPERによって防風性を獲得していること。配置されているのは前面のみとなるが、冷風から体幹部を守ることができライダーのパフォーマンス低下を防いでいる。
背面には一般的な伸縮性のある生地を用いることで体にぴたりとフィットし、走行風を受けた際に発生するウェアのバタ付きを抑える。襟もJACK SEYと同様にオミットされているため、腕や首周りの防寒性はウェアやアイテムで補完する。
気温が高くなる予報ながら朝の寒さに耐えたいようなシチュエーションにおいて、長袖ジャージにこのベストを組み合わせライド途中で脱いだり、ジッパーを開けての換気することで、常に暖かで快適なライドを実現させられるはずだ。





カステリ FLY THERMAL JACKET
対応気温:0℃〜12℃
カラー:LIGHT BLACK、CLAY/TARMAC、VIVID BLUE/BELGIAN BLUE
価格:46,200円(税込)
カステリ FLY JACK-SEY
対応気温:9℃〜17℃
カラー:LIGHT BLACK、CLAY/TARMAC、VIVID BLUE/BELGIAN BLUE
価格:35,200円(税込)
カステリ FLY VEST
対応気温:10℃〜18℃
カラー:LIGHT BLACK、CLAY/TARMAC、VIVID BLUE/BELGIAN BLUE
価格:23,100円(税込)
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