2023/09/07(木) - 19:03
UCI2.2クラスのステージレース「ツール・ド・北海道」が、9月8日に開幕。今年は大雪山のまわりを1周する532kmで開催される。日程とコース、出場チームをプレビューする。
今年のツール・ド・北海道は、道北・道東地域が舞台。旭川市をスタートし、大雪山を中心に反時計回りに周回。帯広市、北見市を経て、最終日は旭川市の北に隣接する当麻町にフィニッシュする。各ステージの日程は以下の通り。
ツール・ド・北海道2023 日程
日程 | ステージ | 距離 |
---|---|---|
9月8日(金) | 第1ステージ 旭川市〜新得町 | 174km |
9月9日(土) | 第2ステージ 帯広市〜置戸町 | 183km |
9月10日(日) | 第3ステージ 北見市〜当麻町 | 175km |
基本的には2019年大会と同様のコース設定だが、一部スタート地点とフィニッシュ地点が変更されている。
第1ステージは、旭川市をスタートし、大雪山の西側を南下。美瑛町、富良野市などを通って新得町にフィニッシュする。コース前半、57km地点の美瑛町、69.8km地点の十勝岳が1級山岳に指定され、後半にホットスポット(スプリントポイント)が2回設定される。ラスト約10kmは下りが続き、最終コーナーからフィニッシュまで残り500mは緩い登りとなる。登りフィニッシュには指定されていないが、最後の長い下りで集団がまとまり、登りスプリントに持ち込まれるか?
第2ステージは、ばんえい競馬の帯広競馬場前をスタートし、大雪山の東側にある上士幌町を北上。三国峠を越え、置戸町にフィニッシュする。前半にホットスポット2ヶ所、後半は標高1138mの1級山岳三国峠、同1042mの2級山岳石北峠、さらに終盤の置戸町に入るところで2級山岳と、3つの峠を越える今大会のクイーンステージだ。三国峠への長い登りもさることながら、最後の2級山岳を越えるとフィニッシュまでは平坦。ここで抜け出した選手が逃げ切る可能性もありそうだ。
第3ステージは北見市をスタートし、大雪山の北側を西に進む。遠軽町、上川町などを通って当麻町にフィニッシュする。前半に4級山岳1ヶ所、後半に2級山岳の北見峠が設定され、終盤は平坦基調。北見峠を越えてからフィニッシュまでは60km以上あり、逃げを吸収してまとまる可能性が高い。当麻町スポーツセンターへのフィニッシュは、2km以上の直線。大集団でのスプリント勝負が見られるか。
大学生を含む国内外20チームが出場
出場チームは以下の通り。海外チーム5、国内チーム8、大学チーム7の、計20チーム。各チーム5名、計99名が出場する(早稲田大学のみ4名出走)。JCLチーム右京、マトリックスパワータグは出場しない一方、大学チームが近年最多の7校出場する。海外チームの出場は2019年以来4年ぶりで、EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチームをはじめ、アジアツアーでお馴染みのチーム名が並ぶ。
第1ステージは、旭川市をスタートし、大雪山の西側を南下。美瑛町、富良野市などを通って新得町にフィニッシュする。コース前半、57km地点の美瑛町、69.8km地点の十勝岳が1級山岳に指定され、後半にホットスポット(スプリントポイント)が2回設定される。ラスト約10kmは下りが続き、最終コーナーからフィニッシュまで残り500mは緩い登りとなる。登りフィニッシュには指定されていないが、最後の長い下りで集団がまとまり、登りスプリントに持ち込まれるか?
第2ステージは、ばんえい競馬の帯広競馬場前をスタートし、大雪山の東側にある上士幌町を北上。三国峠を越え、置戸町にフィニッシュする。前半にホットスポット2ヶ所、後半は標高1138mの1級山岳三国峠、同1042mの2級山岳石北峠、さらに終盤の置戸町に入るところで2級山岳と、3つの峠を越える今大会のクイーンステージだ。三国峠への長い登りもさることながら、最後の2級山岳を越えるとフィニッシュまでは平坦。ここで抜け出した選手が逃げ切る可能性もありそうだ。
第3ステージは北見市をスタートし、大雪山の北側を西に進む。遠軽町、上川町などを通って当麻町にフィニッシュする。前半に4級山岳1ヶ所、後半に2級山岳の北見峠が設定され、終盤は平坦基調。北見峠を越えてからフィニッシュまでは60km以上あり、逃げを吸収してまとまる可能性が高い。当麻町スポーツセンターへのフィニッシュは、2km以上の直線。大集団でのスプリント勝負が見られるか。
大学生を含む国内外20チームが出場
出場チームは以下の通り。海外チーム5、国内チーム8、大学チーム7の、計20チーム。各チーム5名、計99名が出場する(早稲田大学のみ4名出走)。JCLチーム右京、マトリックスパワータグは出場しない一方、大学チームが近年最多の7校出場する。海外チームの出場は2019年以来4年ぶりで、EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチームをはじめ、アジアツアーでお馴染みのチーム名が並ぶ。
ツール・ド・北海道2023 出場チーム
海外チーム |
EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチーム(アメリカ) |
トレンガヌ・ポリゴン・サイクリングチーム(マレーシア) |
セントジョージ・コンチネンタルサイクリングチーム(オーストラリア) |
セブンイレブン-CLIQQ AIR21 BY ロードバイクフィリピンズ(フィリピン) |
ソウルサイクリングチーム(韓国) |
国内チーム | 大学チーム |
愛三工業レーシングチーム | 日本大学 |
キナンレーシングチーム | 早稲田大学 |
さいたま那須サンブレイブ | 東京大学 |
シマノレーシング | 中央大学 |
チームブリヂストンサイクリング | 明治大学 |
宇都宮ブリッツェン | 法政大学 |
ヴィクトワール広島 | 京都産業大学 |
北海道地域選抜 |
台風が接近しているが、今のところ影響は限定的となりそう。とは言え、期間中は天気急変の可能性もあり、あるいはレース展開に影響を及ぼすことも予想される。
スタート・フィニッシュと表彰式をライブ中継
スタートとフィニッシュ、表彰式の模様は、YouTubeでライブ配信。2008年、2009年大会で総合優勝した宮澤崇史氏が解説する。また、各ステージのダイジェスト映像が毎日公開される予定だ。その他、レースの模様は公式SNSで随時アップされるので、下記リンクより合わせてご確認頂きたい。
text&photo:Satoru Kato
スタート・フィニッシュと表彰式をライブ中継
スタートとフィニッシュ、表彰式の模様は、YouTubeでライブ配信。2008年、2009年大会で総合優勝した宮澤崇史氏が解説する。また、各ステージのダイジェスト映像が毎日公開される予定だ。その他、レースの模様は公式SNSで随時アップされるので、下記リンクより合わせてご確認頂きたい。
text&photo:Satoru Kato
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