スコットランド・グラスゴーで行われるロード世界選手権にタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)が出場することが明らかとなった。同選手は8月6日(日)のロードレースと11日(金)の個人タイムトライアルに出場する。



ロードとTTの世界選手権に出場するタデイ・ポガチャル(UAEチームエミレーツ) photo:CorVos

スロベニア自転車連盟は7月31日、スコットランド・グラスゴーで開催されるロード世界選手権の代表メンバーを発表した。その中に直近のツール・ド・フランスで総合2位とマイヨブラン(ヤングライダー賞)を獲得したタデイ・ポガチャル(UAEチームエミレーツ)が含まれた。

男子エリートのロードレースは8月6日(日)に行われ、計8名が出場するスロベニアナショナルチームにはポガチャルの他にルカ・メズゲッツ(ジェイコ・アルウラー)やマテウジュ・ゴヴェカル(バーレーン・ヴィクトリアス)、ドメン・ノヴァク(UAEチームエミレーツ)などが選出。昨年ポガチャルは2位を争う集団内でフィニッシュし、19位だった。

昨年のTT世界選手権は6位だったタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ) photo:So Isobe

スロベニアより一足早くメンバーを発表したベルギーナショナルチームには、大会連覇を目指すレムコ・エヴェネプール(スーダル・クイックステップ)やワウト・ファンアールト(ユンボ・ヴィスマ)、ヤスペル・フィリプセン(アルペシン・ドゥクーニンク)など強力な9名が順当にメンバー入り。またオランダはマチュー・ファンデルプール(アルペシン・ドゥクーニンク)をエースに据え、日本からは新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)が単騎で15回目の出場を果たす。

また、ポガチャルは11日(金)に行われる男子エリートの個人タイムトライアルにスロベニアから唯一出場。昨年はトビアス・フォス(ノルウェー、ユンボ・ヴィスマ)が驚きの優勝を飾り、今年もエヴェネプールやフィリッポ・ガンナ(イタリア、イネオス・グレナディアーズ)、シュテファン・キュング(スイス、グルパマFDJ)など強豪を相手にアルカンシエルを目指す。

日本から個人TT男子エリートに出場する選手はいないものの、8月9日(水)に行われる男子U23カテゴリーに留目夕陽(EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチーム)が出場する。

text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos

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