強豪チームのユンボ・ヴィスマの選手たちが着用するヘルメットブランドのレイザー。回転衝撃に対応する独自技術キネティコアを採用したTonic、Tempo、Codaxのアジアンフィットモデルがリリースされた。価格が税込約1万円〜6000円台の間に設定されたミドルからエントリー帯を紹介しよう。



レイザー Tonic KC AF (c)シマノ

近年の欧米ブランドはヘルメットの安全性に回転方向の衝撃から脳を守ることに注力している。ライダーがサイクリング中に転倒しヘルメットが地面に接触すると、ダメージは回転方向となり脳へと到達し、脳震盪などを引き起こす原因となる。これを対処するべく様々なブランドが対策を講じている。

ベルギーに拠点を構えるヘルメットブランドのレイザーは独自の安全テクノロジー"キネティコア"を開発し、順次キネティコア搭載モデルのラインアップを増やしている。そして今回、Tonic、Tempo、Codaxの3種類が一気にラインアップに加わることに。

レイザー Tonic KC AF (c)シマノ

いずれもアジアンフィットのシェルデザインで、丸型頭の方でもフィットするヘルメットに仕上げられている。また、ミドルグレード帯からエントリーグレード帯にかけた価格設定となっており、選びやすいヘルメットだ。

Tonic KC AFはロードレースにも対応できるモデル。計18箇所も用意された通気孔はいずれも開口部が広く、効率よく風を取り込みヘルメット内をクーリングしてくれることが特徴だ。カラーはベーシックなものから、グラデーションカラーも含め6色が揃う。サイズはS(250g)、M(270g)、L(300g)の2種類だ。価格は10,120円(税込)。

レイザー Tempo KC AF (c)シマノ

レイザー Codax KC AF (c)シマノ

Tempo KC AFは気軽なサイクリングに適したスポーツモデルだ。現在のトレンドにフィットした丸みを帯びたデザインで、気軽なスポーツウェアからレーシングジャージどちらにも似合う。サイズはユニバーサルとされており、54〜61cmの頭囲の方に幅広くフィットする。また、カラーは6色が揃い、こちらのモデルは単色のペイントで彩られた。価格は6,710円(税込)。

Codax KC AFはTempoと同じようなシェルデザインを採用しながら、バイザーと虫除けネットを備えたマルチユースモデルだ。ロードサイクリングはもちろん通勤通学やオフロードトレッキングに適したモデルとなっている。サイズもユニバーサルで、カラーはシックな色味の4種類が揃う。価格は8,360円(税込)だ。

キネティコア採用モデルは全てユニバーサルLEDを搭載することができるため、夜間も走行する方はチェックしておこう。加速度センサーを内蔵しており、スピードの増減に応じて自動的に点灯するハイスペックモデルだ。充電はマグネット式USBケーブルで行う。価格は4,290円(税込)。

レイザー Tempo KC AF (c)シマノ



レイザー Tonic KC AF
カラー:マットブラック、マットブルーブラック、チタニウム、ホワイト、アイスグレー、コズミックベリー
サイズ:S(250g)、M(270g)、L(300g)
価格:10,120円(税込)

レイザー Tempo KC AF
カラー:ブラック、ブルー、レッド、チタニウム、イエロー、ホワイト
サイズ:ユニバーサルサイズ(54〜61cm)
価格:6,710円(税込)

レイザー Codax KC AF
カラー:マットブラック、マットホワイト、ブルーブラック、アイスグレー、
サイズ:ユニバーサルサイズ(54〜61cm)
重量:310g
価格:8,360円(税込)

レイザー ユニバーサルLED
点灯:3.5時間
点滅:54時間
パルス:14時間
価格:4,290円(税込)

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