2023/04/30(日) - 16:13
イタリアのサドルブランドであるフィジークが、定番モデルのALIANTEをフルモデルチェンジ。TEMPO ALIANTEとして、フィジークの誇る最新テクノロジーと人間工学に基づいた設計によって、1日中走り続けるロングライダーの強い味方となる快適なサドルへと進化した。
![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2023/04/27/hv-tempo-aliante-r1-145_detail.jpg)
フィジーク TEMPO ALIANTE R1 (c)カワシマサイクルサプライ
1999年の登場以来、大きくカーブする座面形状と豊富なパッド量で「ソファのような座り心地」とまで称されたフィジークのALIANTE。コンフォートサドルの代名詞的存在でありながら、レースユースにもしっかり対応するハイパフォーマンスなモデルでもあり、実際に愛用するプロライダーも数多い。
2015年モデルとして、一度大きなモデルチェンジを果たしたALIANTEだが、その時も形状自体はあまり変わらず。その高い快適性を担保する基本設計が、時代を越えて通用するものであることを30年近いモデルライフの中で証明してきた。
![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2023/04/27/hv-fizik_tempo-aliante_action_11.jpg)
更なる快適性を追求したサドルとして進化したTEMPO ALIANTE (c)カワシマサイクルサプライ
そのように、歴史的名作ともいえるALIANTEが、ついにフルモデルチェンジを果たすことに。モデル名も近年のフィジークの命名規則に従い"TEMPO ALIANTE"としてリニューアル。エンデュランスモデルにカテゴライズされることが明確にされ、更なる快適性を追求したサドルとして進化した。
新たになったALIANTEだが、その大きな特徴であるウェーブプロファイルデザインは堅持されている。側面から見ると、座面の凹形状は前作比で大きめになっているように見てとれる。坐骨を支えるプラットフォームを広く確保することで、安定感と荷重配分に優れた座り心地を実現した。
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大きな特徴であるウェーブプロファイルデザインは堅持されている (c)カワシマサイクルサプライ
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医学的見地からの分析をもとに開発されたエルゴノミクスカットアウトを採用する (c)カワシマサイクルサプライ
今回の新作においては、穴あき仕様がデフォルトとなっていることも特徴だ。前作の穴あきモデルであるALIANTE OPENに比べるとより大きな開口部が設けられており、見た目にも圧迫感を軽減してくれそうなデザインに。
実際のところ、この"エルゴノミクスカットアウト"は医学的見地からの分析をもとに開発されており、会陰部周辺の血流を促進する効果があるという。
![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2023/04/27/hv-fizik_tempo-aliante_action_2.jpg)
フラットな部分を増やした座面が圧力を効果的に分散させてくれる (c)カワシマサイクルサプライ
ALIANTEならではの、十分な厚みを持ったパッドは坐骨部分を硬く、ノーズ部分を柔らかくするように密度を変化させて配置することによって、様々なライディングポジションにおいてライダーをサポートしてくれる。
前作よりもエッジの立った部分を減らし、フラットな部分を増やした座面デザインによって、圧力をより均等に分散させることに成功。長時間のライドにおいても、ある特定のポイントに負担が掛かるような状態に陥ることなく、1日中快適に過ごすことが出来る設計とされている。
![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2023/04/27/hv-tempo-aliante-r1-145_bottom.jpg)
カーボンレール採用のTEMPO ALIANTE R1 (c)カワシマサイクルサプライ
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中空Kiumレール採用のTEMPO ALIANTE R3 (c)カワシマサイクルサプライ ![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2023/04/27/hv-tempo-aliante-r5-145_bottom.jpg)
S-Alloyレール採用のTEMPO ALIANTE R5 (c)カワシマサイクルサプライ
そんな新型ALIANTEには、レール素材の異なる3つのグレード(R1、R3、R5)が用意されている。カーボンレールを採用するR1(180g/145mm)、中空のKiumレールを用いるR3(220g/145mm)、S-AlloyレールのR5(230g/145mm)となる。どのグレードもカーボン強化ナイロン製のシェルを備えており、145㎜と155㎜の2サイズで展開する。
フィジーク TEMPO ALIANTE R1
重量:180g(145mm)、186g(155mm)
サドル長:277mm
サドル幅:145mm、155mm
75mm幅部分の高さ:45mm
ノーズ先端から75mm幅までの長さ:141mm
レール:7x9mm カーボン
税込価格:29,600円
フィジーク TEMPO ALIANTE R3
重量:220g(145mm)、226g(155mm)
サドル長:277mm
サドル幅:145mm、155mm
75mm幅部分の高さ:44mm
ノーズ先端から75mm幅までの長さ:141mm
レール:7x7mm Kium中空レール
税込価格:22,000円
フィジーク TEMPO ALIANTE R5
重量:230g(145mm)、236g(155mm)
サドル長:277mm
サドル幅:145mm、155mm
75mm幅部分の高さ:44mm
ノーズ先端から75mm幅までの長さ:141mm
レール:7x7mm S-Alloyレール
税込価格:15,800円
![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2023/04/27/hv-tempo-aliante-r1-145_detail.jpg)
1999年の登場以来、大きくカーブする座面形状と豊富なパッド量で「ソファのような座り心地」とまで称されたフィジークのALIANTE。コンフォートサドルの代名詞的存在でありながら、レースユースにもしっかり対応するハイパフォーマンスなモデルでもあり、実際に愛用するプロライダーも数多い。
2015年モデルとして、一度大きなモデルチェンジを果たしたALIANTEだが、その時も形状自体はあまり変わらず。その高い快適性を担保する基本設計が、時代を越えて通用するものであることを30年近いモデルライフの中で証明してきた。
![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2023/04/27/hv-fizik_tempo-aliante_action_11.jpg)
そのように、歴史的名作ともいえるALIANTEが、ついにフルモデルチェンジを果たすことに。モデル名も近年のフィジークの命名規則に従い"TEMPO ALIANTE"としてリニューアル。エンデュランスモデルにカテゴライズされることが明確にされ、更なる快適性を追求したサドルとして進化した。
新たになったALIANTEだが、その大きな特徴であるウェーブプロファイルデザインは堅持されている。側面から見ると、座面の凹形状は前作比で大きめになっているように見てとれる。坐骨を支えるプラットフォームを広く確保することで、安定感と荷重配分に優れた座り心地を実現した。
![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2023/04/27/hv-fizik_tempo-aliante_action_1.jpg)
![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2023/04/27/hv-tempo-aliante-r1-145_top.jpg)
今回の新作においては、穴あき仕様がデフォルトとなっていることも特徴だ。前作の穴あきモデルであるALIANTE OPENに比べるとより大きな開口部が設けられており、見た目にも圧迫感を軽減してくれそうなデザインに。
実際のところ、この"エルゴノミクスカットアウト"は医学的見地からの分析をもとに開発されており、会陰部周辺の血流を促進する効果があるという。
![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2023/04/27/hv-fizik_tempo-aliante_action_2.jpg)
ALIANTEならではの、十分な厚みを持ったパッドは坐骨部分を硬く、ノーズ部分を柔らかくするように密度を変化させて配置することによって、様々なライディングポジションにおいてライダーをサポートしてくれる。
前作よりもエッジの立った部分を減らし、フラットな部分を増やした座面デザインによって、圧力をより均等に分散させることに成功。長時間のライドにおいても、ある特定のポイントに負担が掛かるような状態に陥ることなく、1日中快適に過ごすことが出来る設計とされている。
![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2023/04/27/hv-tempo-aliante-r1-145_bottom.jpg)
![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2023/04/27/hv-tempo-aliante-r3-145_bottom.jpg)
![](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2023/04/27/hv-tempo-aliante-r5-145_bottom.jpg)
そんな新型ALIANTEには、レール素材の異なる3つのグレード(R1、R3、R5)が用意されている。カーボンレールを採用するR1(180g/145mm)、中空のKiumレールを用いるR3(220g/145mm)、S-AlloyレールのR5(230g/145mm)となる。どのグレードもカーボン強化ナイロン製のシェルを備えており、145㎜と155㎜の2サイズで展開する。
フィジーク TEMPO ALIANTE R1
重量:180g(145mm)、186g(155mm)
サドル長:277mm
サドル幅:145mm、155mm
75mm幅部分の高さ:45mm
ノーズ先端から75mm幅までの長さ:141mm
レール:7x9mm カーボン
税込価格:29,600円
フィジーク TEMPO ALIANTE R3
重量:220g(145mm)、226g(155mm)
サドル長:277mm
サドル幅:145mm、155mm
75mm幅部分の高さ:44mm
ノーズ先端から75mm幅までの長さ:141mm
レール:7x7mm Kium中空レール
税込価格:22,000円
フィジーク TEMPO ALIANTE R5
重量:230g(145mm)、236g(155mm)
サドル長:277mm
サドル幅:145mm、155mm
75mm幅部分の高さ:44mm
ノーズ先端から75mm幅までの長さ:141mm
レール:7x7mm S-Alloyレール
税込価格:15,800円
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