サンティーニ　パリ〜ルーベやリエージュ、名門レースがテーマのコレクション

ツール・ド・フランスをはじめとするビッグレースのスポンサーを務めるサンティーニが、サポートを行うレースをテーマとしたアパレルコレクションを一気にリリースした。パリ〜ルーベやリエージュ〜バストーニュ〜リエージュなど定番レースのウェアを紹介しよう。

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イタリアのウェアブランド"サンティーニ"は、ツール・ド・フランスをはじめとするビッグレースを開催するA.S.O.と緊密な関係を築き、A.S.O.の各レースのスポンサーとして名前を連ねている。そんなサンティーニが支えるレースをテーマとしたアパレルをリリースする。

ラインアップは"北の地獄"パリ〜ルーベを筆頭に、ラ・フレーシュワロンヌ、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュといった春のクラシックと、秋のクラシック"パリ〜トゥール"、ステージレースのパリ〜ニースやクリテリウム・デュ・ドーフェネだ。

パリ〜ルーベをテーマとしたモデルは、FORGER DES HEROSとENFER DU NORDという2種類で展開される。FORGER DES HEROSはモンドリアンのコンポジットのような塗り分けが行われており、そのエリアごとに使われるカラーは石畳のセクターを指定するために使われる色となっている。そして、左胸のように石畳のパターンなど路面を表現するグラフィックも各エリアにあしらわれている。

ENFER DU NORDはパリ〜ルーベのハイライトである5つ星の石畳セクターと、地獄のような烈火をイメージしてデザインされたモデルとなっている。立ち上がる炎がメインのグラフィックとなり、裾部分に石畳の模様があしらわれていることが特徴だ。背中には5つ星セクターがリストアップされる。

ラ・フレーシュワロンヌをテーマとしたモデルは、レースを象徴する登りMUR DE HUY（ユイの壁）を製品名に採用している。MUR DE HUYという文字が敷き詰められるデザインは、レースコースの路上ペイントをオマージュしたものだ。背中のモチーフはフレーシュ＝矢と、MUR DE HUYの脇に並ぶ7つの礼拝堂をイメージしている。

テーマカラーをグリーンとするリエージュ〜バストーニュ〜リエージュモデルは、レースで通過する森林風景に着想を得たデザインが施されている。モニュメントの中でも最古のクラシックであるリエージュに敬意を表し、初回大会の年号と各登坂が記載されていることもポイントだ。

パリ〜トゥールのアパレルは、秋のクラシックらしいカラーでまとめ上げられている。チェック柄の各エリアに描かれるのはパリ〜トゥールに登場する砂利道、ぶどう畑、ロワール渓谷の丘陵、大聖堂のモチーフだ。ジャージ全体をパレットとしてこのレースらしさを表現したウェアに仕上げられている。

ロードレースシーズンの訪れをヨーロッパに告げるステージレースのパリ〜ニース。太陽が輝く南仏ニースを目指すこのレースのジャージは海やビーチ、青い空、プロムナード・デ・ザングレをモチーフとした爽やかなデザインに仕上がる。ポップながらもヨーロッパらしいデザインに落とされたコレクションとなっている。

ツール・ド・フランスの前哨戦として世界のトップライダーが集うクリテリウム・デュ・ドーフィネ。レースの舞台となるフランス南東部の山岳地帯をテーマに、シンプルなラインで山並みと空を表現したデザインがあしらわれている。ベースカラーはシンプルであるため、胴回りのラインが際立つグラフィックだ。

各レースのウェアはジャージだけではなく、ビブショーツ、キャップ、ソックス、グローブ、ネックゲイターなど非常に多岐にわたる。それぞれのラインアップや価格は下記一覧をチェックしてもらいたい。取り扱いはポディウムで、現在予約受付中。