2023/04/05(水) - 19:30
カンパニョーロがHyperon Ultra(ハイペロン・ウルトラ)の名を復活させた。カーボン製低リムハイトとしてクライマーに愛された名作ホイールが、最新技術でディスクブレーキ専用の37mmハイトモデルながら1240gという現代の軽量決戦ホイールへと生まれ変わった。
カンパニョーロの最高峰ローハイトホイールとしてプロ選手からアマチュアヒルクライマーまで幅広く愛用されたHyperon(ハイペロン)。機材の進化に伴いミドルハイトホイールでもローハイトリムに匹敵する重量を達成するようになり、さらに時代がエアロを求めるようになったことで過去帳入りしていた。
ディスクブレーキの普及によって重量増に目を瞑りながらも前輪のスポーク数を増やしたモデルが登場したが、やはり市場が求めるのは軽いホイールだ。カンパニョーロはBORA、BORA WTO、BORA ULTRA WTOと着実にディスクブレーキホイールを進歩させ続けてきたが、ついにHyperonの名前を冠した軽量ディスクブレーキホイールをリリースする。
Hyperon Ultraの前後セット重量は1,240g(2WAY)、1160g(チューブラー)。37mmのリムハイトはBORA ULTRA WTO 33 DBよりも高いが、145gも軽量に仕上がるなどその名に恥じない軽さを纏っている。
カンパニョーロ曰く、軽さを実現したのはUltraグレードに採用するH.U.L.C(ハンドメイド・ウルトラ・ライト・カーボン)テクノロジーと、表面処理のC-LUX技術の進化、そして新たなN3Wフリーボディ。また、フロントのスポーク本数を21本(BORA系は24本)にまで絞って軽さを突き詰めている。
リムはH.U.L.Cの進化でカーボンファイバーとレジンの配合をこれまで以上に最適化したこと、繋ぎ目を1つ(通常は4つ)とする設計、リムハイト37mmと内幅21mmのプロファイルによって優れた剛性を備えていることも大きな特徴だ。ペダリングに対する応答性や、ダウンヒル時のコーナリングでの安定性を備えることで、登りでのパフォーマンスだけではなく下りでも勝負が左右される近年のレースに対応するホイールを実現している。
また、Hyperonのハブは新テクノロジー「Head-2-Way」を採用することで、スポークに掛かる剪断力の低減を図りながら、スポークテンションの最適化を行い、推進力や制動力が効率よく発揮される性能を確保した。ハブに搭載されるベアリングはカンパニョーロが誇るCULTで、優れた耐久性でHyperon Ultraの性能を長期間に渡って維持してくれる。
スポークのニップルにはAero Mo-Magが採用されており、エアロダイナミクスとルックス面でのアドバンテージを獲得している。また、インナーニップルを採用しているため、リムベッドにはスポークホールが設けられておらず、リムテープを使わなくてもチューブレスタイヤを運用することが可能となっている。
軽量、剛性のバランスを整え、ヒルクライムでアドバンテージとなるレーシングホイールとして登場したHyperon Ultra。先述した通り2WAYとチューブラーの2種類が用意され、フリーハブはN3WとHG11、XDRに対応している。価格は2WAYのN3W仕様が591,800円、HG11とXDRが592,900円、チューブラーのN3Wは624,800円、HG11とXDRは625,900円(いずれも税込)。
カンパニョーロ Hyperon Ultra
リムハイト:37mm
リム内幅:21mm
リム外幅:27mm
スポーク数:前21本、後24本
ニップル:アルミ合金、セルフ・ロック式、インターナル・エアロMo-Mag
リム素材:カーボン
重量制限:115kg(ライダー+バイク)
ブレーキシステム:AFS、ディスク
ベアリング:CULT
リムタイプ:2WAY-FIT、チューブラー
フリーボディー:N3W、HG11、XDR
税込価格(2WAY、N3W):591,800円
税込価格(2WAY、HG11/XDR):592,900円
税込価格(チューブラー、N3W):624,800円
税込価格(チューブラー、HG11/XDR):625,900円
カンパニョーロの最高峰ローハイトホイールとしてプロ選手からアマチュアヒルクライマーまで幅広く愛用されたHyperon(ハイペロン)。機材の進化に伴いミドルハイトホイールでもローハイトリムに匹敵する重量を達成するようになり、さらに時代がエアロを求めるようになったことで過去帳入りしていた。
ディスクブレーキの普及によって重量増に目を瞑りながらも前輪のスポーク数を増やしたモデルが登場したが、やはり市場が求めるのは軽いホイールだ。カンパニョーロはBORA、BORA WTO、BORA ULTRA WTOと着実にディスクブレーキホイールを進歩させ続けてきたが、ついにHyperonの名前を冠した軽量ディスクブレーキホイールをリリースする。
Hyperon Ultraの前後セット重量は1,240g(2WAY)、1160g(チューブラー)。37mmのリムハイトはBORA ULTRA WTO 33 DBよりも高いが、145gも軽量に仕上がるなどその名に恥じない軽さを纏っている。
カンパニョーロ曰く、軽さを実現したのはUltraグレードに採用するH.U.L.C(ハンドメイド・ウルトラ・ライト・カーボン)テクノロジーと、表面処理のC-LUX技術の進化、そして新たなN3Wフリーボディ。また、フロントのスポーク本数を21本(BORA系は24本)にまで絞って軽さを突き詰めている。
リムはH.U.L.Cの進化でカーボンファイバーとレジンの配合をこれまで以上に最適化したこと、繋ぎ目を1つ(通常は4つ)とする設計、リムハイト37mmと内幅21mmのプロファイルによって優れた剛性を備えていることも大きな特徴だ。ペダリングに対する応答性や、ダウンヒル時のコーナリングでの安定性を備えることで、登りでのパフォーマンスだけではなく下りでも勝負が左右される近年のレースに対応するホイールを実現している。
また、Hyperonのハブは新テクノロジー「Head-2-Way」を採用することで、スポークに掛かる剪断力の低減を図りながら、スポークテンションの最適化を行い、推進力や制動力が効率よく発揮される性能を確保した。ハブに搭載されるベアリングはカンパニョーロが誇るCULTで、優れた耐久性でHyperon Ultraの性能を長期間に渡って維持してくれる。
スポークのニップルにはAero Mo-Magが採用されており、エアロダイナミクスとルックス面でのアドバンテージを獲得している。また、インナーニップルを採用しているため、リムベッドにはスポークホールが設けられておらず、リムテープを使わなくてもチューブレスタイヤを運用することが可能となっている。
軽量、剛性のバランスを整え、ヒルクライムでアドバンテージとなるレーシングホイールとして登場したHyperon Ultra。先述した通り2WAYとチューブラーの2種類が用意され、フリーハブはN3WとHG11、XDRに対応している。価格は2WAYのN3W仕様が591,800円、HG11とXDRが592,900円、チューブラーのN3Wは624,800円、HG11とXDRは625,900円(いずれも税込)。
カンパニョーロ Hyperon Ultra
リムハイト:37mm
リム内幅:21mm
リム外幅:27mm
スポーク数:前21本、後24本
ニップル:アルミ合金、セルフ・ロック式、インターナル・エアロMo-Mag
リム素材:カーボン
重量制限:115kg(ライダー+バイク)
ブレーキシステム:AFS、ディスク
ベアリング:CULT
リムタイプ:2WAY-FIT、チューブラー
フリーボディー:N3W、HG11、XDR
税込価格(2WAY、N3W):591,800円
税込価格(2WAY、HG11/XDR):592,900円
税込価格(チューブラー、N3W):624,800円
税込価格(チューブラー、HG11/XDR):625,900円
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