フアン・モラノが練習中に落車　脳震盪と骨折で本日開催のヘントを欠場

本日3月26日のヘント〜ウェヴェルヘムに出場予定だったフアン・モラノ（コロンビア、UAEチームエミレーツ）が練習中に落車し、脳震盪と骨折。その一方で、戦線を離脱していたトーマス・ピドコック（イギリス、イネオス・グレナディアーズ）はドワルス・ドール・フラーンデレンにてレース復帰する。

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「残念ながらフアン・モラノはヘント〜ウェヴェルヘムの欠場が決定した。その理由はベルギーでのトレーニング中に落車し、複数箇所の怪我を負ったため」と、UAEチームエミレーツはフアン・モラノ（コロンビア）の欠場を発表した。チームによるとモラノは脳震盪と爪先の骨折を負い、復帰には数週間を要するという。

そのためチームは、ヘント〜ウェヴェルヘムに代わりとしてミッケル・ビョーグ（デンマーク）を選出。ビョーグは同じベルギーで行われたクラシック・ブルッヘ〜デパンネとE3サクソ・クラシックからの連戦となる。

ピドコックはドワルス・ドール・フラーンデレンで復帰予定

その一方、戦線を離脱してたトーマス・ピドコック（イギリス、イネオス・グレナディアーズ）が3月29日（水）のドワルス・ドール・フラーンデレンにて復帰すると複数のメディアが伝えている。ストラーデビアンケで初優勝を飾ったピドコックは、その後出場したティレーノ〜アドリアティコ第7ステージで落車。脳震盪によってレースを途中棄権し、チーム独自のプロトコルにより出場予定だったミラノ〜サンレモやE3サクソ・クラシックを欠場していた。

現在はトレーニングを再開しているピドコック。エースとして出場予定とされているドワルス・ドール・フラーンデレンには、好調のフィリッポ・ガンナ（イタリア）や20歳の若手注目株であるマグナス・シェフィールド（アメリカ）が出場予定とされている。

モラノの欠場が決まった本日開催のヘント〜ウェヴェルヘムにはワウト・ファンアールト（ベルギー、ユンボ・ヴィスマ）やヤスペル・フィリプセン（ベルギー、アルペシン・ドゥクーニンク）、マッズ・ピーダスン（デンマーク、トレック・セガフレード）などスピードに長けた豪華メンバーが出場。イネオスからはガンナがエースを務める。

text:Sotaro.Arakawa