ウエイブワン　最新のオーダーウェア上位モデルを一挙インプレッション

チームブリヂストンサイクリングを長年にわたってサポートを続けているオーダーウェアブランド、ウエイブワン。同社のオーダーウェアラインアップに加わった、レジェフィット2.0半袖ジャージとレジェフィットリープパンツ、スピードソックスをテストしていく。

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チームブリヂストンサイクリングを長年に渡りサポートし続けるオーダーウェアブランドのウエイブワン。国内生産のハイクオリティなオリジナルウェアを多くのサイクリストに届けているブランドだ。

多岐に渡るラインアップの中でも、プロ選手やアスリートが着用するオーダーウェアの定番がレジェフィットシリーズだ。現在の主力アイテムとなるのが、アップデートが施されたレジェフィット2.0　半袖ジャージ。サポートするプロ選手からのフィードバックをもとに袖丈を長く、25mmという低めの襟に設計するなど、トレンドをとらえた一着に仕立てられており、レース志向の方からファンライド派までにピッタリなオールラウンドモデル。

メインファブリックには、ウロコ状の生地目が特徴的な自転車専用高機能ストレッチ素材"レジェハニカム"を使用。伸びやかな生地によるフィット感と着心地の良さはもちろんのこと、吸汗速乾性にも優れており、汗を大量にかく真夏でも快適に過ごせる。ユニセックスと女性、キッズの3パターンでそれぞれサイズ展開される。価格はユニセックスと女性用が13,200円（税込）～、キッズ用が9,350円（税込）。

同じレジェフィットシリーズのビブショーツとして用意されるのが、レジェフィットリープパンツ。ウエイブワンのフルオーダーウェアラインアップでハイエンドモデルに位置づけられる一着だ。最大の特徴はテープ状の肩紐を採用することで、タイトにフィットさせても体にストレスを与えない快適な着用感を実現していること。若干強めの反発力を持つ素材のため、パッドをしっかりと最適な場所に収めるホールド力も備えている。

テープにはメッシュ加工が施されいるため通気性に優れていることも魅力。さらに、背面パネルには消臭ポリウレタンを使用したメッシュ素材「ProMESH」を採用している。こちらも優れた通気性を備えており、ライド中に背中から放熱しやすい仕様になっている。

パッドが搭載される内股のパネルには耐摩耗性に優れる生地「ロブグリッド」を採用。縦や横、斜めなど、あらゆる方向へ優れたストレッチ性を発揮してくれる。デザインプリントはできないが、ウェアのデザインに合わせて黒と青、ネイビーの3色から選ぶことができる。サイズは男性と女性用のそれぞれのサイズが展開され、価格は16,500円（税込）～となっている。

スピードソックスはカフ部分にストライプ状の生地「スピードライン1.3」を採用することで、空気抵抗削減を狙っている一足。エアロ効果を発揮する溝の深さはUCIルールに適合する1mm以下に設定されているため、公式レースでも安心して使用できる嬉しい仕様だ。ストレッチ性に優れる生地のため、キツすぎないフィット感や着脱しやすいソックスに仕上げられている。

サイズはワンサイズ展開。履き口周りは22cmで、23.5～27.5cmまで対応している。価格は5～9足の場合は3,850円（税込）、10足以上の場合では3,300円（税込）となっている。それではインプレッションに移ろう。

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―編集部インプレッション

インプレッションを担当するのはCW編集部員の高木。身長175cmで瘦せ型な体型のため、ラファやアソスではXSサイズ、チャンピオンシステムやサンボルト、ビオレーサー、パールイズミなどオーダーウェアブランドのジャージではSサイズを着用している。

今回借り受けたのウエイブワンの主力製品であるレジェフィット2.0半袖ジャージのSサイズ、ハイエンドモデルであるレジェフィットリープパンツのSサイズ、スピードソックスの3着だ。サポートライダーのフィードバックを受けながら開発されている上位モデルであるため、期待値も高い。

レジェフィット2.0半袖ジャージを着用してみると、Sサイズでジャストフィット。伸縮性に優れて、着心地が良い印象。ハンドルトップ部を持つポジションや、ドロップを握ってのスプリントポジションなど様々な姿勢、体の動きでも身体のラインに合わせてフィットしてくれるため、テスト中にストレスに感じることは一切なかった。

ウエイブワンが誇るレジェハニカム生地も確かな性能を備えている。アンダーウェアを通じてジャージに届いた汗は生地にとどまることなく発散されるため、汗でウェアが重くなってしまったり、冷えの原因となったりする心配も少ない。濡れる感覚がないためライド通して快適に着用し続けられるのは魅力。

今回のテストでは三分割バックポケットの右端と左端の開口部が斜めにカットされていることに気がついた。これならば乗車姿勢でも収納物を出し入れしやすく、レース中の補給にもストレスがかからない。このような細部に至るまで作り込む姿勢に上位モデルである理由を感じられる1着だった。

続いて、レジェフィットリープパンツ。このボトムスはテープ状の肩紐が分かりやすい特徴であるが、実際に着用してみるとその性能に驚かされた。硬めのストレッチ性ながら着用してみると体にぴたりとフィットし、ちょうど良い着用感を与えてくれる。強めのテンションでパッドや腰回りの生地を引き上げてくれるため、ウェアとしての収まりも良好。

実際にシッティングとダンシングを繰り返しても、肩紐はもちろんのこと腰回りがズレることは一切なく、ビブショーツと体が一体となるかのよう。テープにはメッシュ加工も施されており、肩紐部分のみが熱を持ってしまったり、汗で濡れるということもなく総合的に快適性を感じる1着に仕上がっている。

今回のサンプルはオプションの男性用ゴールドパッドが搭載されたアップデートモデルであった。真っ黒なパッドに金文字で「Gold Edition」と描かれた高級感のあるルックス。荒れた路面でテストしてみたが、厚手のパッドではないものの路面からの衝撃はパッドが吸収してくれ、腰への負担が少なかった。かといって柔らかすぎるわけでもなく、腰をしっかりとサポートしてくれる優秀なパッドだという印象だ。

エアロを追求したソックスの多くはタイトなサイズ感の物が多く、着脱に一苦労した経験のある方もいるはずだ。しかし、ウエイブワンのスピードソックスはカフ部も適度に伸縮性を備えているため、足を通すときにストレスが少ない。着用感としても程よい締め付け具合となるため、優しく足を包んでくれるようだ。

さらにソックスの履き口の内側にはシリコン付きゴムテープが搭載され、ずり下がりの防止とフィット感の向上に繋がっている。シリコンの形状をドットにすることで汗によるかぶれが軽減されるため、汗ばむ季節でも活躍してくれそうだ。

今回、ウエイブワンの上位モデルを一気にテストしたが、どれも完成度が高く、フィット感や快適さに優れるものばかりだった。これからの春や夏のロードレースやサイクリングイベントに向けて、チームジャージを新調する方におすすめしたいと思わされる機会となった。

現在ウエイブワンではチームフラッグキャンペーンを実施中だ。対象オーダーウェアを計10着以上を注文したユーザーにチームデザインのフラッグをプレゼント。対象アイテムであれば新規はもちろん過去に制作したウェアの追加もキャンペーンの対象となるため、イベントが復活したこのタイミングでオリジナルジャージを新調してみてはいかがだろうか。対象アイテムやキャンペーン期間は以下の一覧をチェックしてもらいたい。

インプレッション：高木三千成

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ウエイブワン レジェフィット2.0半袖ジャージ
サイズ（ユニセックス）：XS、S、M、L、XL、XXL
サイズ（女性）：34、36、38、40
サイズ（キッズ）：80、100、120
価格：13,200円（税込）〜、9,350円（税込）

ウエイブワン レジェフィットリープパンツ
サイズ（男性）：XS、S、M、L、XL、XXL
サイズ（女性）：34、36、38、40、42
価格：16,500円（税込）〜

ウエイブワン スピードソックス
サイズ：ワンサイズ（23.5～27.5cm）
価格：3,850円（税込、5～9足）
　　　3,300円（税込、10足以上）

チームフラッグキャンペーン
■ 対象アイテム
・レジェフィット2.0半袖ジャージ
・レジェフィットスピード半袖ジャージ
・レジェフィットクレスト半袖ジャージ
・レジェフィットリープパンツ
・レジェフィット75パンツ
・レジェフィットパンツ
・ウインドテックジャケット
・ウインドテックベスト
・スピードエアロスーツ
・スピードデュアルスーツ 半袖/長袖

最低ロット：新規注文３着 / 追加注文１着　※各製品共通
受注期間：2023年03月10日 (金) ～ 05月31日 (水)
新規注文「デザイン依頼」締切：2023年04月25日 (火) まで
※ 新規注文の場合、「ご注文の前に」デザイン依頼を行う流れとなります。
キャンペーンURL：https://wave-one.jp/fullorder/sp/cp_order_2023sp/