リドレーがエンデュランスロード"FENIX SLiC"のスペシャルモデルを国内70台限定で発売する。拠点を構えるベルギーを象徴するカラーと、伝統を感じさせるクラシカルなデザインが魅力のHeritage Limited Editionだ。



リドレー Fenix SLiC Heritage LTDリドレー Fenix SLiC Heritage LTD (c)ミズタニ自転車
自転車競技を国技として掲げ、春のクラシックでは熱狂に包まれ、ワンデーレースならではの激戦が繰り広げられる国、ベルギー。そこに拠点を構えるリドレーは石畳でバイク性能を鍛え上げることに誇りを持ち、ベルギーのレース文化を色濃く受け継いだ製品開発を進めている。

ラインアップの中でも石畳レースのために開発された、ブランドを象徴するモデルの一つがFENIX SLiC(フェニックス・スリック)。荒れた路面での安定性と走破性を求めて生み出されたDAMOCLESをルーツに持ち、今もなお受け継がれている五角形のダウンチューブシェイプなど、高性能エンデュランス・レーサーとして高い人気を誇っている。

リドレー Fenix SLiC Heritage LTDリドレー Fenix SLiC Heritage LTD (c)ミズタニ自転車
現在ラインアップされるSLiCは、FENIXシリーズらしい形状とディスクブレーキに対応する基本設計と、ケーブルをすべて内装する現代らしいスペックが盛り込まれたバイクだ。そんなFENIX最新モデルの限定カラーHeritage Limited Editionが国内わずか70台で販売されることとなった。

メインカラーのブラックはフランドル地方の象徴であるフレミッシュライオン(赤い爪と舌をもつライオン)のベースカラーであり、国旗にも使われる色で「力」を象徴。アクセントのライトブルーはベルギーのナショナルチームが採用する色であり、レースファンにとっては馴染み深いものだ。

ライトブルーはベルギーのナショナルチームでお馴染みのカラーだライトブルーはベルギーのナショナルチームでお馴染みのカラーだ (c)ミズタニ自転車
さらにHeritage(遺産)という言葉が使われている通り、ダウンチューブの胴抜きデザインや、ラグをイメージさせるような色の塗り分けも。胴抜きの端部は黄色(充実)・赤(勝利)を組み合わせ、メインの黒色と相まってベルギー国旗の配色を完成させている。この国旗があしらわれることで、ベルギーらしさが際立っていることもポイントだ。

販売形態はフレームセット、もしくは輸入代理店のミズタニ自転車が展開するバイククラフトで行われる。バイククラフトとはシマノのコンポーネントとのセット販売であり、クランク長やギアの歯数などをオーダーできるシステムであり、好みに合わせてパーツを選ぶことが可能となっている。用意されるサイズはXSとSの2サイズのみで、それぞれのサイズに合わせたコックピットが付属する。入荷予定は2023年の1月下旬予定だ。

自転車熱が高いベルギーのフレミッシュライオンもお馴染みだろう自転車熱が高いベルギーのフレミッシュライオンもお馴染みだろう (c)ミズタニ自転車


リドレー Fenix SLiC Heritage Limited Edition
サイズ:XS、S
カラー:Heritage Limited Edition(メタリックブラック/ベルジアンブルー)
ハンドル・ステム:N2 Integrated Cockpit付属 ※XS:90mm-380/400mm / S:100mm-380/400mm(STI / END C-C)
フレームセット:352,000円(税込)
バイククラフト
R9270 DI2 : 767,800円(税込)
R8170 DI2 : 599,500円(税込)
R7170 DI2 : 533,500円(税込)
限定数:70本
入荷予定:2023年1月下旬
※予定販売本数に達した時点で受付終了
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