トレック Marlin ジオメトリーなどがブラッシュアップした初心者向けマウンテンバイク

アメリカのウィスコンシンに拠点を構える総合ブランドのトレックが、初心者向けマウンテンバイクのMarlinをモデルチェンジ。ヘッドチューブ角度を寝かせ、2.4インチ幅のタイヤクリアランスなどトレンドのデザインを取り入れたバイクに進化している。

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トレック Marlin 8 (c)トレック
SupercaliberやFuelシリーズ、Sessionなど多岐にわたるマウンテンバイクをラインアップするトレック。ハードテールモデルも充実しており、クロスカントリー系レースモデルProcaliberをはじめ、X-Caliber、トレイル系のRoscoeなどが揃うなか、エントリーモデルとして多くのサイクリストに愛されてきたのが、モデルチェンジを遂げたMarlinだ。

今回のモデルチェンジでMarlinは近年トレンドに沿って進化を遂げる。大きな変更点はジオメトリーにあり、ヘッドチューブアングルが66.5°と、旧モデルの69.5°から大幅に寝かせる設定となった。それはトレイルモデルのRoscoeの65°に匹敵するほど。リーチの440mm、アセンブルされるステムの50mm長（旧Marlin：80mm）はRoscoeと同じで、トレイルバイクのような安定性を発揮するバイクに仕上げられている。

トレック Marlin 7（Teal to Nautical Navy Fade） (c)トレック
トレック Marlin 6（Hex Blue to Deepdark Blue） (c)トレック
さらにMarlinのタイヤクリアランスは2.4インチまで拡幅されており、ワイドタイヤのグリップ力は下りにおいても安定感をもたらす。加えて内装ケーブル式のドロッパーシートポストや、新しいスルースリュー（エンド幅は135mm）を採用したことも新型の特徴だ。

ダウンヒルでの安定感を向上させる進化を遂げた新型Marlinは、これからマウンテンバイクを始める方にピッタリ。不安定な未舗装路でもバイクがライドを支えてくれる。また、通勤通学など日常的に自転車に乗るシチュエーションにもピッタリだ。ラインアップはMarlin 8（184,800円）、Marlin 7（129,800円）、Marlin 6（107,800円）。

トレック Marlinがモデルチェンジを果たした (c)トレック
子どもたちがマウンテンバイクを始めるのに適した一台だ (c)トレック

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トレック Marlin 8
フォーク：RS Judy Silver TK air fork
ドライブトレイン：SRAM SX 12-spd drivetrain
ブレーキ：Shimano MT200 hydraulic brakes
タイヤ：Maxxis Ardent TLR 2.4” tyres
リム：Kovee TLR rims
シートポスト：JD dropper post
サイズ：XS、S、M、ML、L、XL
カラー：Matte Dnister Black
価格：184,800円（税込）

トレック Marlin 7
フォーク：RS Judy TK fork
ドライブトレイン：Shimano 10-spd Deore drivetrain
ブレーキ：Shimano MT200 hydraulic brakes
タイヤ：Bontrager XT3 2.4” tyres
ホイール：Kovee TLR rims
サイズ：XS、S、M、ML、L、XL
カラー：Galactic Grey、Teal to Nautical Navy Fade、Azure
価格：129,800円（税込）

トレック Marlin 6
フォーク：SR XCT 30 HLO fork
ドライブトレイン：Shimano 10-spd Deore drivetrain
ブレーキ：Tektro M275 hydraulic brakes
タイヤ：Bontrager XT3 2.4” tyres
ホイール：Kovee TLR rims
サイズ：XS、S、M、ML、L
カラー：Matte Dnister Black、Hex Blue to Deepdark Blue
価格：107,800円（税込）