2022/08/18(木) - 19:32
ギヨーム・マルタン(フランス)をエースに据えツールを戦ったコフィディス。フランスチームがツール・ド・フランスで使用したデローザのMERAKやSK Pininfarina、TT-03を紹介しよう。
コフィディスのチームバイク デローザ MERAK
ワールドチームとして3シーズン目となるコフィディスは、今年もギヨーム・マルタン(フランス)をエースナンバーに据えてツールへ参戦。第9ステージでマルタンはコロナ陽性となりDNSなったものの、同日、そのエースの脱落を補うようにシモン・ゲシュケ(ドイツ)が逃げに乗りマイヨアポワを獲得。第18ステージまで水玉ジャージを着用(繰り下がりでシャンゼリゼまで着用し続けた)し、大きな存在感を放ち続けた。
フランスに籍を置くコフィディスだが、機材面ではイタリアンブランドを重用している。フレームはイタリア御三家にも数えられる老舗、デローザを使いづつけて今年で3年目になる。
サドルはセッレイタリアだ
ハンドルはヴィジョンのMetron 5Dを使用する選手が多い
ベンジャミン・トマ(フランス)のデローザ SK Pininfarina
メインバイクとなるのが、デローザのオールラウンダーであるMERAK。オーソドックスなチュービングながら、しっかりケーブル内装システムを採用するなど最先端のスペックを持ったレーシングフレームだ。一方、トラックのポイントレースで世界王者でもあるバンジャマン・トマ(フランス)は、エアロロードであるSK Pininfarinaに跨った。
MERAK、SKともにFSAのACRケーブルフル内装システムを採用していることもあり、コックピット周りはFSAおよびヴィジョンで固められている。中でもステム一体型ハンドルのMetron 5Dを使用する選手が多いようだ。
ガリビエへ登る第11ステージではゲシュケがカーボンスポークモデルのMCC WS+ DXを使用
コンポーネントはカンパニョーロ SUPER RECORD EPS
ホイールはコリマ、タイヤはミシュランのPOWER COMPETITIONチューブラーと、フレンチブランドで足回りを固める
コンポーネントはカンパニョーロのトップモデルであるSUPER RECORD EPS。パワーメーターを使用する選手はSRMのSUPER RECORDモデルを使う選手もいれば、SRMの純正クランクを用いたバイクも見受けられた。また、ボトルケージ/ボトルもエリートと、イタリアブランドで揃えられている。
一方、足回りはフレンチブランドで統一しているのもユニークなポイントだ。ホイールは今年からコリマを採用し、タイヤはミシュラン、ペダルはルックとなっている。スチールスポークモデルのWS Blackをコースに合わせてリムハイトを選択していた一方で、ガリビエへ登る第11ステージではゲシュケがカーボンスポークモデルのMCC WS+ DXを使用する姿も見られた。タイヤはミシュランのチューブラーモデル、POWER COMPETITIONを組み合わせている。
デローザ TT03 DISK
機械式ブレーキキャリパーを使用するバイクもちらほら
クリンチャーのPOWER TTを履いたバイクもあった
フロントホイールには3スポーク WS TTが、リアにはDISC WS TT C+ DXを採用
TTバイクはデローザのTT03 DISKを使用。ついに登場したカンパニョーロのTT用12速油圧ディスクコンポーネントを採用したバイクも用意される一方で、まだ十分な数が行き渡っていないのか昨年同様に11速の機械式コンポーネントとTRPの機械式ディスクキャリパーを組み合わせたバイクも見受けられた。
フロントホイールには3スポーク WS TTが、リアにはDISC WS TT C+ DXを採用。一方、TTバイクのタイヤは、ロードと同様にチューブラーのPOWER COMPETITIONを使用する選手と、クリンチャーでも屈指の転がり抵抗を誇るといわれるPOWER TimeTrialを使う選手とに分かれていたようだ。
text:Naoki Yasuoka
photo:Makoto.AYANO
![コフィディスのチームバイク デローザ MERAK](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2022/08/11/ayano2022tdf4e-87.jpg)
ワールドチームとして3シーズン目となるコフィディスは、今年もギヨーム・マルタン(フランス)をエースナンバーに据えてツールへ参戦。第9ステージでマルタンはコロナ陽性となりDNSなったものの、同日、そのエースの脱落を補うようにシモン・ゲシュケ(ドイツ)が逃げに乗りマイヨアポワを獲得。第18ステージまで水玉ジャージを着用(繰り下がりでシャンゼリゼまで着用し続けた)し、大きな存在感を放ち続けた。
フランスに籍を置くコフィディスだが、機材面ではイタリアンブランドを重用している。フレームはイタリア御三家にも数えられる老舗、デローザを使いづつけて今年で3年目になる。
![サドルはセッレイタリアだ](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2022/08/11/ayano2022tdf4e-104.jpg)
![ハンドルはヴィジョンのMetron 5Dを使用する選手が多い](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2022/08/11/ayano2022tdf4e-103.jpg)
![ベンジャミン・トマ(フランス)のデローザ SK Pininfarina](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2022/08/11/ayano2022tdf4e-91.jpg)
メインバイクとなるのが、デローザのオールラウンダーであるMERAK。オーソドックスなチュービングながら、しっかりケーブル内装システムを採用するなど最先端のスペックを持ったレーシングフレームだ。一方、トラックのポイントレースで世界王者でもあるバンジャマン・トマ(フランス)は、エアロロードであるSK Pininfarinaに跨った。
MERAK、SKともにFSAのACRケーブルフル内装システムを採用していることもあり、コックピット周りはFSAおよびヴィジョンで固められている。中でもステム一体型ハンドルのMetron 5Dを使用する選手が多いようだ。
![ガリビエへ登る第11ステージではゲシュケがカーボンスポークモデルのMCC WS+ DXを使用](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2022/08/11/ayano2022tdf11e-466.jpg)
![コンポーネントはカンパニョーロ SUPER RECORD EPS](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2022/08/11/ayano2022tdf4e-112.jpg)
![ホイールはコリマ、タイヤはミシュランのPOWER COMPETITIONチューブラーと、フレンチブランドで足回りを固める](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2022/08/11/ayano2022tdf4e-110.jpg)
コンポーネントはカンパニョーロのトップモデルであるSUPER RECORD EPS。パワーメーターを使用する選手はSRMのSUPER RECORDモデルを使う選手もいれば、SRMの純正クランクを用いたバイクも見受けられた。また、ボトルケージ/ボトルもエリートと、イタリアブランドで揃えられている。
一方、足回りはフレンチブランドで統一しているのもユニークなポイントだ。ホイールは今年からコリマを採用し、タイヤはミシュラン、ペダルはルックとなっている。スチールスポークモデルのWS Blackをコースに合わせてリムハイトを選択していた一方で、ガリビエへ登る第11ステージではゲシュケがカーボンスポークモデルのMCC WS+ DXを使用する姿も見られた。タイヤはミシュランのチューブラーモデル、POWER COMPETITIONを組み合わせている。
![デローザ TT03 DISK](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2022/08/11/ayano2022tdf20e-139.jpg)
![機械式ブレーキキャリパーを使用するバイクもちらほら](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2022/08/11/ayano2022tdf20e-145.jpg)
![クリンチャーのPOWER TTを履いたバイクもあった](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2022/08/11/ayano2022tdf20e-429.jpg)
![フロントホイールには3スポーク WS TTが、リアにはDISC WS TT C+ DXを採用](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2022/08/11/ayano2022tdf20e-425.jpg)
TTバイクはデローザのTT03 DISKを使用。ついに登場したカンパニョーロのTT用12速油圧ディスクコンポーネントを採用したバイクも用意される一方で、まだ十分な数が行き渡っていないのか昨年同様に11速の機械式コンポーネントとTRPの機械式ディスクキャリパーを組み合わせたバイクも見受けられた。
フロントホイールには3スポーク WS TTが、リアにはDISC WS TT C+ DXを採用。一方、TTバイクのタイヤは、ロードと同様にチューブラーのPOWER COMPETITIONを使用する選手と、クリンチャーでも屈指の転がり抵抗を誇るといわれるPOWER TimeTrialを使う選手とに分かれていたようだ。
text:Naoki Yasuoka
photo:Makoto.AYANO
Amazon.co.jp
Choice GOLDEN ISOLATE (ゴールデンアイソレート) ホエイプロテイン【鮮度を保つ真空パックにリニューアル】 [ 乳酸菌ブレンド/人工甘味料不使用 ] GMOフリー 天然甘味料 ステビア タンパク質 乳酸
CHOICE NUTRITION ( チョイス ニュートリション )
¥6,980 (¥6,980 / 個)