2022/08/11(木) - 19:24
今回は、ボーラ・ハンスグローエのバイクをピックアップ。総合5位に入ったアレクサンドル・ウラソフらが使用したのはスペシャライズドのオールラウンダー、TARMAC SL7、そしてSHIV TTだ。
ボーラ・ハンスグローエのスペシャライズド TARMAC SL7
アレクサンドル・ウラソフ(ロシア)をエースに据え、ツールに臨んだボーラ・ハンスグローエ。最終的には総合5位に入ったウラソフだけでなく、各ステージでマキシミリアン・シャフマンやレナード・ケムナ、ニルス・ポリッツ(いずれもドイツ)といったメンバーが逃げを試み、第16ステージではポリッツが敢闘賞を獲得している。
そんなボーラ・ハンスグローエのアグレッシブな走りを支えたのがスペシャライズドのオールラウンドレーサーであるTARMAC SL7。フレームの前半部はカーボンブラック、後半分はボーラのチームカラーであるグリーンに塗り分けられ、フォークブレード内側にアクセントとしてレッドが差し込まれるグラフィックが目を惹く。
パワーメーターもR9200系DURA-ACEで揃える
今年はホイールが対応したこともありチューブレスタイヤの使用率が増加した
シマノグローバルサポートチームであるボーラのコンポーネントはもちろん油圧ディスクブレーキのDURA-ACE DI2。ワイヤレス&12スピードへとモデルチェンジを果たした最新コンポーネントがどのバイクにも装着されていた。
ケーブル内装バイクでもあるTARMAC SL7だが、スペシャライズド純正のコックピットパーツではなく、PROブランドのハンドル/ステムをチョイスする選手がいるのも昨年通り。例えば、パトリック・コンラッド(オーストリア)はVIBEカーボンステムにVIBEカーボンスーパーライトハンドルと組み合わせている。
ボーラ・ハンスグローエはPROのハンドルとステムをセットで使用する選手も photo:Makoto AYANO
モデルチェンジされたスぺシャライズドのエアロヘルメット EVADE3
新作のS-WORKS PREVAIL3
もちろんスぺシャライズドのハンドルを使用する選手も
一方、ホイールはシマノではなくスペシャライズドがプロデュースするロヴァールのRapide CLXⅡとAlpinist CLXⅡをステージ毎に使い分けている。昨年はクリンチャーのみ対応だった同シリーズだが、今年は満を持してチューブレス対応の"Ⅱ"にモデルチェンジしたこともあり、ほぼすべての選手がチューブレスタイヤを使用していたようだ。
TTバイクはスペシャライズドのSHIV TT。ホイールは後輪にロヴァール 321 Discを採用する一方、前輪にはRapide CLXⅡを使用する選手と、よりリムハイトの高いRapide CLX64を使用する選手に分かれていたようだ。
TTバイクはスペシャライズド SHIV TT
「エアロバラクラバ」と呼ばれるカバーを装着して走ったウラソフ
スぺシャライズドのTTサドル、SITEROを使用
サドルやボトルケージ、ヘルメットやシューズなどはスペシャライズドで揃えており、特にヘルメットは今年デビューした新作のS-WORKS PREVAIL3とEVADE3をステージごとに切り替えていた。またTTステージでは、ウラソフなどが「エアロバラクラバ」と呼ばれる顔の後ろ半分から首にかけてを覆うカバーを装着して走ったことも話題となった。
text:Naoki Yasuoka
photo:Makoto AYANO
![ボーラ・ハンスグローエのスペシャライズド TARMAC SL7](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2022/08/10/ayano2022tdf5e-159.jpg)
アレクサンドル・ウラソフ(ロシア)をエースに据え、ツールに臨んだボーラ・ハンスグローエ。最終的には総合5位に入ったウラソフだけでなく、各ステージでマキシミリアン・シャフマンやレナード・ケムナ、ニルス・ポリッツ(いずれもドイツ)といったメンバーが逃げを試み、第16ステージではポリッツが敢闘賞を獲得している。
そんなボーラ・ハンスグローエのアグレッシブな走りを支えたのがスペシャライズドのオールラウンドレーサーであるTARMAC SL7。フレームの前半部はカーボンブラック、後半分はボーラのチームカラーであるグリーンに塗り分けられ、フォークブレード内側にアクセントとしてレッドが差し込まれるグラフィックが目を惹く。
![パワーメーターもR9200系DURA-ACEで揃える](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2022/08/10/ayano2022tdf2e-62.jpg)
![今年はホイールが対応したこともありチューブレスタイヤの使用率が増加した](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2022/08/10/ayano2022tdf5e-178.jpg)
シマノグローバルサポートチームであるボーラのコンポーネントはもちろん油圧ディスクブレーキのDURA-ACE DI2。ワイヤレス&12スピードへとモデルチェンジを果たした最新コンポーネントがどのバイクにも装着されていた。
ケーブル内装バイクでもあるTARMAC SL7だが、スペシャライズド純正のコックピットパーツではなく、PROブランドのハンドル/ステムをチョイスする選手がいるのも昨年通り。例えば、パトリック・コンラッド(オーストリア)はVIBEカーボンステムにVIBEカーボンスーパーライトハンドルと組み合わせている。
![ボーラ・ハンスグローエはPROのハンドルとステムをセットで使用する選手も](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2022/07/23/ayano2022tdf2e-58.jpeg)
![モデルチェンジされたスぺシャライズドのエアロヘルメット EVADE3](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2022/08/10/ayano2022tdf1e-39.jpg)
![新作のS-WORKS PREVAIL3](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2022/08/10/ayano2022tdf14e-122.jpg)
![もちろんスぺシャライズドのハンドルを使用する選手も](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2022/08/10/ayano2022tdf4e-304.jpg)
一方、ホイールはシマノではなくスペシャライズドがプロデュースするロヴァールのRapide CLXⅡとAlpinist CLXⅡをステージ毎に使い分けている。昨年はクリンチャーのみ対応だった同シリーズだが、今年は満を持してチューブレス対応の"Ⅱ"にモデルチェンジしたこともあり、ほぼすべての選手がチューブレスタイヤを使用していたようだ。
TTバイクはスペシャライズドのSHIV TT。ホイールは後輪にロヴァール 321 Discを採用する一方、前輪にはRapide CLXⅡを使用する選手と、よりリムハイトの高いRapide CLX64を使用する選手に分かれていたようだ。
![TTバイクはスペシャライズド SHIV TT](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2022/08/10/ayano2022tdf20e-138.jpg)
![「エアロバラクラバ」と呼ばれるカバーを装着して走ったウラソフ](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2022/08/10/ayano2022tdf1e-524.jpg)
![スぺシャライズドのTTサドル、SITEROを使用](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2022/08/10/ayano2022tdf1e-4.jpg)
サドルやボトルケージ、ヘルメットやシューズなどはスペシャライズドで揃えており、特にヘルメットは今年デビューした新作のS-WORKS PREVAIL3とEVADE3をステージごとに切り替えていた。またTTステージでは、ウラソフなどが「エアロバラクラバ」と呼ばれる顔の後ろ半分から首にかけてを覆うカバーを装着して走ったことも話題となった。
text:Naoki Yasuoka
photo:Makoto AYANO
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