2022/03/02(水) - 08:00
ジャイアントが展開するプレミアムパーツブランドのカデックスが、グラベル向け軽量ホイール"AR35"をリリースした。フックレスリム、カーボンスポークを採用し前後セット1270gを実現したハイエンドホイールと、同時に発表されたチューブレスレディタイヤ"CADEX AR"と"CADEX GX"をあわせて紹介しよう。
カデックス AR 35 Disc (c)ジャイアント
プロ選手のニーズに応えられるスペックを実現したコンポーネントを揃えるカデックス。2019年にブランドがローンチされて以来、ホイールを中心に続々と製品を増やし続け、ハイパフォーマンス製品のラインアップを充実させている。
そんなカデックスがグラベルバイク向けの超軽量ホイール"CADEX AR 35"をローンチした。フックレスリム、カーボンスポークなどロードホイールでも採用された技術をグラベルホイールにも使い、前後セットで1,270gという非常に軽量なホイールを実現したことが最大の特徴。
新開発のR2-C60ハブが高効率と高耐久性を実現する (c)ジャイアント
重量の軽さを活かした登坂時の軽快さ、加速時の俊敏性を身に着けながらも、カデックスのノウハウを余すこと無く投入したカーボンファイバーのレイアップ技術を採用したことで、軽量かつMTB XC用ホイールと同等の耐衝撃性を確保した。
リム内幅を25mmに設定し、28~45mmのロードタイヤからグラベルタイヤまで対応。フックレスリムの作りと相まって、幅広タイヤ装着時でもタイヤ形状が適切な形に保て、グリップ力、転がり抵抗、衝撃吸収性などタイヤの性能を発揮できる設計のリムに仕上がっているという。
重量1,270gを実現したグラベルホイール カデックス AR 35 Disc (c)ジャイアント
また、AR 35には新たに開発されたR2-C60という軽量なハブがアセンブルされている。セラミックベアリング、DLCコーティングを施した60Tの面ラチェットドライバー、耐久性に優れるフラットスプリング、再設計されたダストシールが搭載されたことで、優れた反応性とグラベル用ホイールには欠かせない耐久性を実現。フロントハブにはハブと同じ長さの一体型軸受が備えられており、アクスルのサポート力を強化した。
様々なグラベルライディングを体験した開発チームが生み出したCADEX AR 35。税込価格は154,000円(フロント)、198,000円(リア)。コンセプトである“Effort in. Speed out.”を体現したカデックスの意欲作は後日インプレッションをお届けする予定だ。
ホイール、タイヤ、ハンドルが揃ったカデックスのグラベルラインアップ (c)ジャイアント
カデックス AR 35 Disc
リム素材:carbon
リムタイプ:Hookless (Tubeless Ready)
推奨タイヤサイズ:CADEX Tubeless System(専⽤リムテープとバルブ付属)
リムハイト:35mm
リム外幅:31mm
リム内幅:25mm
フロントハブ:CADEX R2-C60 Hub, Centerlock
リアハブ:CADEX R2-C60 Hub, Ratchet Driver,Centerlock
対応カセット:Shimano 11 / SRAM XDR 12 / Campagnolo N3W
ベアリング:CADEX Ceramic Bearings
スポーク:Aero Carbon Spoke
重量:1270g (Shimano freehub)
税込価格 :154,000円(フロント)、198,000円(リア)
カデックス AR TUBELESS READY TIRE (c)ジャイアント
カデックスはホイールのローンチと同時にグラベル用チューブレスレディタイヤ"CADEX AR"と"CADEX GX"を発表した。いずれもしなやかさを生み出す170TPIケーシング、ビードとビード間の全面を保護するDual Shield耐パンクレイヤーを採用し、優れた走行性能と耐久性を確保したタイヤだ。
ARはタイヤの中央部をダイヤモンド型の低いノブとし、舗装路やグラベルを高速で駆け抜けられる低ころがり抵抗を実現。対してサイドには高さのある台形ノブを配置し、コーナリンググリップを確保している。コンパウンドもAR用のものが採用されており、様々な路面で優れたスピードとコントロール性を発揮してくれそうだ。
サイズは700×40Cの1種類で、重量は425gとグラベルタイヤとしては軽量に仕上げられている。長距離のグラベルレースや、アップダウンが激しいルートではアドバンテージとなってくれるだろう。価格は11,000円(税込)。
カデックス GX TUBELESS READY TIRE (c)ジャイアント
GXはルーズなグラベル、軽い泥などグリップ力が必要な時に活躍してくれるモデルだ。タイヤ全面にブロック状のノブを配置しグリップ力を確保しつつ、中央部のノブは背を低め、サイド部分のノブは大きく作ることで、転がり抵抗とコーナリング中の安定性のバランスを整えている。用いられるコンパウンドはGX用のデュアルコンパウンドだ。
サイズは700×40Cの1種類。重量は445gと、こちらも軽量級に仕上げられており、路面コンディションが悪いシチュエーションでもカデックスに通じる軽量性の恩恵を受けられるはずだ。価格は11,000円(税込)。
カデックス AR TUBELESS READY TIRE
サイズ:700x40C
ケーシング:170 TPI supple casing
コンパウンド:AR-S Dual Compound
重量:425g
価格:11,000円(税込)
カデックス GX TUBELESS READY TIRE
サイズ:700x40C
ケーシング:170 TPI supple casing
コンパウンド:GX-S Dual Compound
重量:445g
価格:11,000円(税込)
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プロ選手のニーズに応えられるスペックを実現したコンポーネントを揃えるカデックス。2019年にブランドがローンチされて以来、ホイールを中心に続々と製品を増やし続け、ハイパフォーマンス製品のラインアップを充実させている。
そんなカデックスがグラベルバイク向けの超軽量ホイール"CADEX AR 35"をローンチした。フックレスリム、カーボンスポークなどロードホイールでも採用された技術をグラベルホイールにも使い、前後セットで1,270gという非常に軽量なホイールを実現したことが最大の特徴。
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重量の軽さを活かした登坂時の軽快さ、加速時の俊敏性を身に着けながらも、カデックスのノウハウを余すこと無く投入したカーボンファイバーのレイアップ技術を採用したことで、軽量かつMTB XC用ホイールと同等の耐衝撃性を確保した。
リム内幅を25mmに設定し、28~45mmのロードタイヤからグラベルタイヤまで対応。フックレスリムの作りと相まって、幅広タイヤ装着時でもタイヤ形状が適切な形に保て、グリップ力、転がり抵抗、衝撃吸収性などタイヤの性能を発揮できる設計のリムに仕上がっているという。
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また、AR 35には新たに開発されたR2-C60という軽量なハブがアセンブルされている。セラミックベアリング、DLCコーティングを施した60Tの面ラチェットドライバー、耐久性に優れるフラットスプリング、再設計されたダストシールが搭載されたことで、優れた反応性とグラベル用ホイールには欠かせない耐久性を実現。フロントハブにはハブと同じ長さの一体型軸受が備えられており、アクスルのサポート力を強化した。
様々なグラベルライディングを体験した開発チームが生み出したCADEX AR 35。税込価格は154,000円(フロント)、198,000円(リア)。コンセプトである“Effort in. Speed out.”を体現したカデックスの意欲作は後日インプレッションをお届けする予定だ。
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カデックス AR 35 Disc
リム素材:carbon
リムタイプ:Hookless (Tubeless Ready)
推奨タイヤサイズ:CADEX Tubeless System(専⽤リムテープとバルブ付属)
リムハイト:35mm
リム外幅:31mm
リム内幅:25mm
フロントハブ:CADEX R2-C60 Hub, Centerlock
リアハブ:CADEX R2-C60 Hub, Ratchet Driver,Centerlock
対応カセット:Shimano 11 / SRAM XDR 12 / Campagnolo N3W
ベアリング:CADEX Ceramic Bearings
スポーク:Aero Carbon Spoke
重量:1270g (Shimano freehub)
税込価格 :154,000円(フロント)、198,000円(リア)
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カデックスはホイールのローンチと同時にグラベル用チューブレスレディタイヤ"CADEX AR"と"CADEX GX"を発表した。いずれもしなやかさを生み出す170TPIケーシング、ビードとビード間の全面を保護するDual Shield耐パンクレイヤーを採用し、優れた走行性能と耐久性を確保したタイヤだ。
ARはタイヤの中央部をダイヤモンド型の低いノブとし、舗装路やグラベルを高速で駆け抜けられる低ころがり抵抗を実現。対してサイドには高さのある台形ノブを配置し、コーナリンググリップを確保している。コンパウンドもAR用のものが採用されており、様々な路面で優れたスピードとコントロール性を発揮してくれそうだ。
サイズは700×40Cの1種類で、重量は425gとグラベルタイヤとしては軽量に仕上げられている。長距離のグラベルレースや、アップダウンが激しいルートではアドバンテージとなってくれるだろう。価格は11,000円(税込)。
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GXはルーズなグラベル、軽い泥などグリップ力が必要な時に活躍してくれるモデルだ。タイヤ全面にブロック状のノブを配置しグリップ力を確保しつつ、中央部のノブは背を低め、サイド部分のノブは大きく作ることで、転がり抵抗とコーナリング中の安定性のバランスを整えている。用いられるコンパウンドはGX用のデュアルコンパウンドだ。
サイズは700×40Cの1種類。重量は445gと、こちらも軽量級に仕上げられており、路面コンディションが悪いシチュエーションでもカデックスに通じる軽量性の恩恵を受けられるはずだ。価格は11,000円(税込)。
カデックス AR TUBELESS READY TIRE
サイズ:700x40C
ケーシング:170 TPI supple casing
コンパウンド:AR-S Dual Compound
重量:425g
価格:11,000円(税込)
カデックス GX TUBELESS READY TIRE
サイズ:700x40C
ケーシング:170 TPI supple casing
コンパウンド:GX-S Dual Compound
重量:445g
価格:11,000円(税込)
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