22年ツールにアルペシン、アルケア、B&B、トタルが出場

2022年のツール・ド・フランスに出場する22チームが確定した。自動的に出場権を得る18のUCIワールドチームと優先枠を射止めていたアルペシン・フェニックスとアルケア・サムシックに加え、B&BホテルズKTMとトタルエネルジーが選出されている。

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アルペシン・フェニックスは2年連続出場だが、昨年マイヨジョーヌを着たマチュー・ファンデルプール（オランダ）の回復ぶりが疑問視される photo:Kei Tsuji
自動的に2022年のツール・ド・フランスへの出場権を得ているUCIワールドチームは18（クベカ・ネクストハッシュが昨年限りで解散したため-1）で、昨年UCIプロチームランキングの上位2チームだったアルペシン・フェニックスとアルケア・サムシックも出場権を獲得。そして主催者A.S.O.（アモリ・スポル・オルガニザシオン）は、B&Bホテルズ KTMとトタルエネルジーにワイルドカード枠を与えた。

昨年ステージ優勝とマイヨジョーヌ獲得を叶えたマチュー・ファンデルプール（オランダ）の回復具合が心配されるアルペシン・フェニックスは2年連続2度目の出場。ピエール・ロラン（フランス）をエースに据えるB&Bホテルズ KTMは3年連続出場、ナイロ・キンタナ（コロンビア）やナセル・ブアニ&ワレン・バルギル（フランス）擁するアルケア・サムシックは9年連続。

マナイロ・キンタナ（コロンビア）やナセル・ブアニ（フランス）擁するアルケア・サムシック photo:Kei TsujiB&Bホテルズは3年連続出場 photo:Luca Bettini

エドヴァルド・ボアッソンハーゲン（ノルウェー）やペテル・サガン（スロバキア）など、大幅な戦力アップを果たしたトタルエネルジー (c)Team TotalEnergies
また、今年ペテル・サガン（スロバキア）らの加入によって大幅な戦力増強を叶えたトタルエネルジーのツール出場は2000年から数えて23回連続だ。

2022年のツール・ド・フランスに出場するUCIプロチームは、2021年大会と全く同じ4チームとなる。