2022/01/29(土) - 09:51
アメリカ、アーカンソー州ファイエットビルでシクロクロス世界選手権が開幕した。テストイベントとして初開催されたチームリレーでイタリアが金メダルを射止めた。
ウォーミングアップを行うベルギーチーム photo:Nobihiko Tanabe
2チームを用意したアメリカ photo:Nobihiko Tanabe
ベルギーの第一走であるダーン・ソエテがリードを築く photo:Nobihiko Tanabe
MTBクロスカントリーの世界選手権では定番となったチームリレーは、男女それぞれジュニアもしくはU23から1人、U23もしくはエリートから1人を選んだ合計4人が1周ずつ走り、合計4周回で競う国別対抗戦。テストイベントとして初開催されたレースには、アメリカとカナダが2チームずつ、ベルギー、イタリア、チェコという合計5カ国7チームが参戦した。
晴れ渡る空の下、まずスタートダッシュを決めたのはベルギーだった。チームリレー参加選手中最も強力なダーン・ソエテ(男子エリート)が大きなリードを得て第2走にバトンタッチしたものの、第2走にミハイル・ボロシュを据えたチェコが逆転。しかしそのボロシュはチェーン落ちに見舞われ、その隙にイタリア女王のシルヴィア・ペルシコがベルギーを抜き去り勝利した。
先頭に急浮上したミハイル・ボロシュ(チェコ)だが、チェーン落ちでリードを失ってしまう photo:Nobihiko Tanabe
アメリカを先頭争いに押し上げたクララ・ホンシンガー photo:Nobihiko Tanabe
イタリアとアメリカの最終走者が激しい戦いを繰り広げる photo:Nobihiko Tanabe
チェーン落ちから復活したボロシュは周回後半に先頭を奪い返したものの、女子ジュニアのチェコとイタリア、女子エリートのアメリカの戦いとなった第3走で3カ国の距離は急接近。本戦の優勝候補でもあるクララ・ホンシンガー(アメリカ)の追い上げによって、ほぼタイム差無しで最終走者にバトンが渡った。
勝負は男子U23選手を残していたイタリアとアメリカの戦いに絞られ、2カ国は超スピードコースで抜きつ抜かれつの接近戦を繰り広げる。最終盤にアメリカを引き離し、僅かなリードを守りきったイタリアがフィニッシュに飛び込んだ。
シクロクロス世界選手権2022チームリレー表彰台:2位アメリカA、1位イタリア、3位ベルギー photo:Nobihiko Tanabe
シクロクロス世界選手権は翌日からメインレースがスタート。これから2日間にかけて6カテゴリーで新世界チャンピオンが誕生する。



MTBクロスカントリーの世界選手権では定番となったチームリレーは、男女それぞれジュニアもしくはU23から1人、U23もしくはエリートから1人を選んだ合計4人が1周ずつ走り、合計4周回で競う国別対抗戦。テストイベントとして初開催されたレースには、アメリカとカナダが2チームずつ、ベルギー、イタリア、チェコという合計5カ国7チームが参戦した。
晴れ渡る空の下、まずスタートダッシュを決めたのはベルギーだった。チームリレー参加選手中最も強力なダーン・ソエテ(男子エリート)が大きなリードを得て第2走にバトンタッチしたものの、第2走にミハイル・ボロシュを据えたチェコが逆転。しかしそのボロシュはチェーン落ちに見舞われ、その隙にイタリア女王のシルヴィア・ペルシコがベルギーを抜き去り勝利した。



チェーン落ちから復活したボロシュは周回後半に先頭を奪い返したものの、女子ジュニアのチェコとイタリア、女子エリートのアメリカの戦いとなった第3走で3カ国の距離は急接近。本戦の優勝候補でもあるクララ・ホンシンガー(アメリカ)の追い上げによって、ほぼタイム差無しで最終走者にバトンが渡った。
勝負は男子U23選手を残していたイタリアとアメリカの戦いに絞られ、2カ国は超スピードコースで抜きつ抜かれつの接近戦を繰り広げる。最終盤にアメリカを引き離し、僅かなリードを守りきったイタリアがフィニッシュに飛び込んだ。

シクロクロス世界選手権は翌日からメインレースがスタート。これから2日間にかけて6カテゴリーで新世界チャンピオンが誕生する。
シクロクロス世界選手権2022チームリレー結果
1位 | イタリア | :31:00 |
2位 | アメリカA | +0:07 |
3位 | ベルギー | +0:16 |
4位 | アメリカB | +0:46 |
5位 | カナダA | +0:48 |
6位 | チェコ | +1:10 |
7位 | カナダB | +1:56 |
text:So Isobe
photo:CorVos
photo:CorVos
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