欧州ロードの開幕戦で勝利したブランドン・マクナルティ(アメリカ、UAEチームエミレーツ)は「タフなコースだったが完璧なレースができた」とコメント。その他にもウェレンスや開幕直前で所属先が決まったクラークなどの言葉を紹介します。
優勝 ブランドン・マクナルティ(アメリカ、UAEチームエミレーツ)
65kmに及ぶ独走を成功させたブランドン・マクナルティ(アメリカ、UAEチームエミレーツ) photo:CorVos
素晴らしい1年のスタートになりとても嬉しい。タフな1日だったが、僕自身はもちろんチームメイトのジョエル(ズーター)も良い結果を得ることができた。僕たちにとって完璧なレースになったよ。
平坦区間のないアップダウンが延々と続く地形だったので、逃げ集団の人数が次第に絞られていった。なんとか集団とのタイム差を開くことができ、これを守ることができればカーブが多く起伏の激しいコースで僕を追うのは難しいと分かっていた。アタックした後もペースを維持することができたので、とても満足感のある勝利になったよ。
第2位 ジョエル・ズーター(スイス、UAEチームエミレーツ)
追走グループではジョエル・ズーター(スイス、UAEチームエミレーツ)が先着 photo:CorVos
チームメイトであるブランドン・マクナルティに続く2位。シーズンのスタートには良い結果だ。
第4位 ティム・ウェレンス(ベルギー、ロット・スーダル)
ティム・ウェレンス(ベルギー、ロット・スーダル) photo:CorVos
今日は調子がよく、チームとしてはソル峠の下りで主導権を握りたかった。それは実現できたものの、そこでレースが急展開を見せた。逃げ集団には入れたものの、同じく逃げたマクナルティがそのまま1人アタックして勝利を持っていった。彼が今日一番強かったことを疑う余地はない。
追走集団では選手たちによるマークが厳しく、飛び出すことができなかった。スプリントで3着は満足の結果といえる。今日の成果はチーム力を示すことができたことと、良い形でシーズンの開幕戦を迎えられたことだ。
第5位 サイモン・クラーク(オーストラリア、イスラエル・プレミアテック)
サイモン・クラーク(オーストラリア、イスラエル・プレミアテック) photo:(c)israelpremiertech
追走に力を使いながら、同時にスプリントにむけたの準備も進めていた。残り20-25km地点で行った不運な脚が痙攣がスプリントに影響してしまった。理想の状態とは言えなかったものの、自分のベストを出そうとペダルを踏んだんだ。
3週間前まで僕には所属チームがなかった。母国オーストラリアで不安を感じながらもハードな練習をこなし、声がかかるのを祈りながら待っていたんだ。チャンスがやってきた時のために準備し、僕を拾ってくれた誰かのために結果が出せると証明したかった。
チームにはすぐに馴染むことができた。チームメイトだった選手が6、7人いるからまるでホームのように感じるよ。
第7位 コービー・ホーセンス(ベルギー、アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)
トレーニング合宿での好調をレースにも繋げることができた。開幕レースとはいえ力のある選手は明らかだったので、ソレ峠で集団が分かれた瞬間アレハンドロ・バルベルデとティム・ウェレンスのいる集団についていったんだ。そのグループにはチームメイトであるローレンス・ハイスも入っていたが、2位を争うスプリントをする頃には8人しか残っていなかった。
中間スプリントポイント賞を獲得したおかげで新しいジャージを表彰台で披露することができた。明日の休息日を挟み、残る3日間のレースで目立つ走りをしたい。
第8位 ルーカス・オウシアン(ポーランド、アルケア・サムシック)
監督から「大きくなりそうな逃げ集団には入れ」と言われていた。序盤に3人が飛び出し、プロトンはモビスターとロット・スーダルがコントロールした。ソレ峠でロットがペースを上げ、僕とワレン(バルギル)、エリー(ジェベール)がその動きに同調して良い人数の集団ができた。
その後10名程度のグループに残ることができたが、アタックの応酬で互いに話し合う暇さえなかった。脚の状態が良かったのにもかかわらず、最後のスプリントはフィニッシュラインまでの目測を誤ってしまったんだ。数秒の間に正しい判断をしなければならず、時には失敗してしまうのがスプリントだ。いまは次のレースに向けて集中するだけだよ。
第9位 エマヌエル・ブッフマン(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ)
エマヌエル・ブッフマン(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ) photo:CorVos
シーズン初戦でこの結果には満足している。脚の調子はよくチームの働きは素晴らしかった。僕はベン(ツィーホフ)と9人の集団で積極的に動くことができたものの、スプリントではチャンスがなかった。だが脚の調子を試す良い機会だったのでかなり満足しているよ。
第11位 マイケル・マシューズ(オーストラリア、バイクエクスチェンジ・ジェイコ)
マヨルカの初日が終わった。明日のレースが楽しみだよ。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
優勝 ブランドン・マクナルティ(アメリカ、UAEチームエミレーツ)

素晴らしい1年のスタートになりとても嬉しい。タフな1日だったが、僕自身はもちろんチームメイトのジョエル(ズーター)も良い結果を得ることができた。僕たちにとって完璧なレースになったよ。
平坦区間のないアップダウンが延々と続く地形だったので、逃げ集団の人数が次第に絞られていった。なんとか集団とのタイム差を開くことができ、これを守ることができればカーブが多く起伏の激しいコースで僕を追うのは難しいと分かっていた。アタックした後もペースを維持することができたので、とても満足感のある勝利になったよ。
第2位 ジョエル・ズーター(スイス、UAEチームエミレーツ)

チームメイトであるブランドン・マクナルティに続く2位。シーズンのスタートには良い結果だ。
第4位 ティム・ウェレンス(ベルギー、ロット・スーダル)

今日は調子がよく、チームとしてはソル峠の下りで主導権を握りたかった。それは実現できたものの、そこでレースが急展開を見せた。逃げ集団には入れたものの、同じく逃げたマクナルティがそのまま1人アタックして勝利を持っていった。彼が今日一番強かったことを疑う余地はない。
追走集団では選手たちによるマークが厳しく、飛び出すことができなかった。スプリントで3着は満足の結果といえる。今日の成果はチーム力を示すことができたことと、良い形でシーズンの開幕戦を迎えられたことだ。
第5位 サイモン・クラーク(オーストラリア、イスラエル・プレミアテック)

追走に力を使いながら、同時にスプリントにむけたの準備も進めていた。残り20-25km地点で行った不運な脚が痙攣がスプリントに影響してしまった。理想の状態とは言えなかったものの、自分のベストを出そうとペダルを踏んだんだ。
3週間前まで僕には所属チームがなかった。母国オーストラリアで不安を感じながらもハードな練習をこなし、声がかかるのを祈りながら待っていたんだ。チャンスがやってきた時のために準備し、僕を拾ってくれた誰かのために結果が出せると証明したかった。
チームにはすぐに馴染むことができた。チームメイトだった選手が6、7人いるからまるでホームのように感じるよ。
第7位 コービー・ホーセンス(ベルギー、アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)
トレーニング合宿での好調をレースにも繋げることができた。開幕レースとはいえ力のある選手は明らかだったので、ソレ峠で集団が分かれた瞬間アレハンドロ・バルベルデとティム・ウェレンスのいる集団についていったんだ。そのグループにはチームメイトであるローレンス・ハイスも入っていたが、2位を争うスプリントをする頃には8人しか残っていなかった。
中間スプリントポイント賞を獲得したおかげで新しいジャージを表彰台で披露することができた。明日の休息日を挟み、残る3日間のレースで目立つ走りをしたい。
第8位 ルーカス・オウシアン(ポーランド、アルケア・サムシック)
監督から「大きくなりそうな逃げ集団には入れ」と言われていた。序盤に3人が飛び出し、プロトンはモビスターとロット・スーダルがコントロールした。ソレ峠でロットがペースを上げ、僕とワレン(バルギル)、エリー(ジェベール)がその動きに同調して良い人数の集団ができた。
その後10名程度のグループに残ることができたが、アタックの応酬で互いに話し合う暇さえなかった。脚の状態が良かったのにもかかわらず、最後のスプリントはフィニッシュラインまでの目測を誤ってしまったんだ。数秒の間に正しい判断をしなければならず、時には失敗してしまうのがスプリントだ。いまは次のレースに向けて集中するだけだよ。
第9位 エマヌエル・ブッフマン(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ)

シーズン初戦でこの結果には満足している。脚の調子はよくチームの働きは素晴らしかった。僕はベン(ツィーホフ)と9人の集団で積極的に動くことができたものの、スプリントではチャンスがなかった。だが脚の調子を試す良い機会だったのでかなり満足しているよ。
第11位 マイケル・マシューズ(オーストラリア、バイクエクスチェンジ・ジェイコ)
マヨルカの初日が終わった。明日のレースが楽しみだよ。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
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