2021/08/04(水) - 18:22
圧倒的な実力を示し、2年連続でマイヨジョーヌを手中に収めたタデイ・ポガチャル擁するUAEチームエミレーツ。チームのメインバイクであるコルナゴV3-RSをはじめ、TTバイクのK.ONEなどにもフォーカスを当てる。
22歳という若さでツール2連覇を成し遂げたタデイ・ポガチャル(ポガチャルのバイク特集記事はこちら)をはじめ、ラファル・マイカ(ポーランド)やルイ・コスタ(ポルトガル)、マルク・ヒルシ(スイス)といった強力な布陣で臨んだUAEチームエミレーツ。
チームのメインバイクとなるのはコルナゴ V3-RS。30年前のチーム結成当初(※当時はコルナゴ・ランプレ)のメインスポンサーでもあったイタリアの老舗に、ツール総合優勝という栄光を2年連続でプレゼントすることとなった。
平坦ステージ、山岳ステージの区別なく、選手らはV3-RSに跨り3週間を戦った。基本的にはディスクブレーキモデルを使用していたが、勝負が掛かる山岳ステージではポガチャルはリムブレーキを選択していた。
ホイールはカンパニョーロのBORAシリーズで、タイヤはヴィットリアのCORSAシリーズの組み合わせ。山岳ステージでは重量で勝るBORA ONEにCORSA チューブラーをチョイスしていたが、平坦ステージでは空力を重視したWTO ULTRAとCORSA TLRを使用する選手が大半。昨年、クリストフがWTOとチューブレスタイヤを使用していたことで話題となったが、ここにきて一気にチューブレスタイヤが勢力を広げる形となった。
TTバイクのK.ONEには11速バージョンのカンパニョーロ SUPER RECORD EPSを使用。BORA WTO 77とBORA ULTRA TTの組み合わせを使用した。こちらはリムブレーキバイクとなっている。
ノーマルロード、TTバイク共に、ハンドル周りはデダ、サドルはプロロゴ、ボトルケージはエリートと、イタリア色の強い組み合わせだ。パワーメーターは今シーズンよりSRMを使用している。また、非常に低い駆動抵抗で知られるアブソリュートブラックのグラフェンルブを採用している。
text:Naoki Yasuoka
22歳という若さでツール2連覇を成し遂げたタデイ・ポガチャル(ポガチャルのバイク特集記事はこちら)をはじめ、ラファル・マイカ(ポーランド)やルイ・コスタ(ポルトガル)、マルク・ヒルシ(スイス)といった強力な布陣で臨んだUAEチームエミレーツ。
チームのメインバイクとなるのはコルナゴ V3-RS。30年前のチーム結成当初(※当時はコルナゴ・ランプレ)のメインスポンサーでもあったイタリアの老舗に、ツール総合優勝という栄光を2年連続でプレゼントすることとなった。
平坦ステージ、山岳ステージの区別なく、選手らはV3-RSに跨り3週間を戦った。基本的にはディスクブレーキモデルを使用していたが、勝負が掛かる山岳ステージではポガチャルはリムブレーキを選択していた。
ホイールはカンパニョーロのBORAシリーズで、タイヤはヴィットリアのCORSAシリーズの組み合わせ。山岳ステージでは重量で勝るBORA ONEにCORSA チューブラーをチョイスしていたが、平坦ステージでは空力を重視したWTO ULTRAとCORSA TLRを使用する選手が大半。昨年、クリストフがWTOとチューブレスタイヤを使用していたことで話題となったが、ここにきて一気にチューブレスタイヤが勢力を広げる形となった。
TTバイクのK.ONEには11速バージョンのカンパニョーロ SUPER RECORD EPSを使用。BORA WTO 77とBORA ULTRA TTの組み合わせを使用した。こちらはリムブレーキバイクとなっている。
ノーマルロード、TTバイク共に、ハンドル周りはデダ、サドルはプロロゴ、ボトルケージはエリートと、イタリア色の強い組み合わせだ。パワーメーターは今シーズンよりSRMを使用している。また、非常に低い駆動抵抗で知られるアブソリュートブラックのグラフェンルブを採用している。
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