新型コロナウイルス感染症拡大とそれに伴う緊急事態宣言の期間延長を受け、5年ぶりの開催を計画していた2days race in 木祖村の中止が決定した。参加費については全額返金されるという。以下、リリースより。



2days race in 木祖村2021開催断念について

5年ぶりの開催を計画していた2days race in 木祖村5年ぶりの開催を計画していた2days race in 木祖村 photo:Satoru.Kato
2015年の崩落後来 ようやく木祖村に帰ってくることができると計画していた 2days race in 木祖村の開催を断念します。

2020年木祖村が財源をやりくりして 開催に向けて、コース上の各所に落石防護施設を施工していただき、側溝の再整備などを実施していただきました。私たちも正月から大会の告知募集を開始して 予想以上のチームが大会参加を表明していただきました。

リーダージャージャージも新しいデザインに変更して、開催準備を進めてまいりました。大会を支えて頂いている医療関係者から、防疫処置についてたくさんのアドヴァイスをいただき、防疫用の備品も購入しました。大会準備に係る木祖村に戻って2days raceを開催したいと願ってまいりました。

一方、コロナウィルス感染者数は、特に感染力の強い変異種ウィルスは、4月に入って急激に増加し続けていました。4月末に東京、京都、大阪、兵庫に緊急事態宣言が発令されても感染者数は増え続けました。連休中に、更に、愛知、福岡を追加して 5月末まで 緊急事態宣言の期間が延長されました。蔓延防止等重点処置も千葉、神奈川を含む8県に拡大されて 5月末までを実施期間としております。

国民の命と健康を守るために 都府県を超えた 不要不急の人の流れを極力抑えることを政府は国民に要請しています。都市部と比較して相対的に 医療体制が脆弱な地方部では大規模感染が発生した場合 より重篤な事態に至ることが予想されるからです。

2days race in 木祖村の参加者は 選手、チーム役員、審判、メディアの約半数が緊急事態宣言、蔓延等防止策が発令されている地域からの方々です。長野県外からおいでいただく選手、チーム役員、審判、メディアがほとんどを占める大会です。村民の命と健康を危険に晒すことはできません。2021年の大会開催に向けて木祖村がこれまで実施していただいた支援に対して 私たちができることは 2021年の開催を断念することであると判断いたしました。

なお、支払い済みの参加費は全額返還します。
2022年こそ、安全な環境で試合が安心して開催できることを願います。

2021.05.09
2days race in 木祖村2021
レースディレクター藤森信行

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