2021/04/13(火) - 11:27
マウンテンバイク国内開幕戦、Coupe du Japon菖蒲谷でDream Seeker MTB Racing Teamの山本幸平と北林力がワンツーフィニッシュ。竹内遼(FUKAYA RACING)が3位に入ったほか、女子レースでは川口うらら(日本体育大学)が勝利した。
先頭を走る沢田時(TEAM BRIDGESTONE Cycling)。この後パンクで後退してしまう (c)Takahisa.Fujita
先頭グループを率いる北林力(Dream Seeker MTB Racing Team) (c)Takahisa.Fujita
「3周目まで良いペースを刻めた」と振り返る北林力(Dream Seeker MTB Racing Team) (c)Takahisa.Fujita
オリンピックを3ヶ月後に控える中、兵庫県の菖蒲谷森林公園で開催されたCoupe du Japon開幕戦。山の斜面をダイナミックに使う特設コースには、全日本チャンピオン山本幸平や、U23チャンピオンの北林力(共にDream Seeker MTB Racing Team)、沢田時(TEAM BRIDGESTONE Cycling)、竹内遼(FUKAYA RACING)、そしてスコットからスペシャライズドへと体制を一新した松本駿・一成(RIDE MASHUN SPECIALIZED)など国内トップ選手が揃い踏みした。
3.9kmコースを6周回、合計23.4kmで争われた男子エリートレースは、前日のXCC(ショートクロスカントリー)でも好スタートを切った沢田のホールショットで幕開けた。スタートから半周を待たずに5名(沢田、北林、竹内、山本、平林)の先頭集団が形成されたものの、パンクに見舞われた沢田は徐々に後退。徐々に山本が抜け出し、XCCで優勝した北林が続いてDream Seeker MTB Racing Teamがワンツー体制を敷いた。
独走体制に持ち込む山本幸平(Dream Seeker MTB Racing Team) (c)Takahisa.Fujita
国内開幕戦を制した山本幸平(Dream Seeker MTB Racing Team) (c)Takahisa.Fujita
オリンピックを目指してコンディションを上げる山本は、そのまま北林を1分5秒、3番手を走る竹内を1分49秒引き離してフィニッシュ。Dream Seeker MTB Racing Teamの二人の全日本チャンピオンがワンツーフィニッシュを飾り、竹内が残る表彰台を確保した。
「XCCは厳しい結果になりましたが、XCOではなんとか優勝することができました。なかなか思うようにいかないシーズンですが、3ヶ月後に迫ったオリンピックに向けて、あと1段階、2段階、気持ちの面でも高め、しっかりやりきりたいと思います」と、山本はレース後のインタビューで振り返っている。
女子エリート優勝:川口うらら(日本体育大学) (c)Takahisa.Fujita
女子エリート2位:矢吹優夏(B・B・Q) (c)Takahisa.Fujita
女子ジュニア優勝:渡部春雅(明治大学) (c)Takahisa.Fujita
男子ジュニア優勝:柚木伸元(ProRide) (c)Takahisa.Fujita
男子マスターズ優勝:岡本紘幸(EXLUBproject) (c)Takahisa.Fujita
今井美穂不在の女子レースでは川口うらら(日本体育大学)が勝利。男子ジュニアでは柚木伸元(ProRide)が、女子ジュニアでは渡部春雅(明治大学)が、また、男子マスターズでは落車した山本和弘(Cannondale Japan)を退け岡本紘幸(EXLUBproject)が勝利している。



オリンピックを3ヶ月後に控える中、兵庫県の菖蒲谷森林公園で開催されたCoupe du Japon開幕戦。山の斜面をダイナミックに使う特設コースには、全日本チャンピオン山本幸平や、U23チャンピオンの北林力(共にDream Seeker MTB Racing Team)、沢田時(TEAM BRIDGESTONE Cycling)、竹内遼(FUKAYA RACING)、そしてスコットからスペシャライズドへと体制を一新した松本駿・一成(RIDE MASHUN SPECIALIZED)など国内トップ選手が揃い踏みした。
3.9kmコースを6周回、合計23.4kmで争われた男子エリートレースは、前日のXCC(ショートクロスカントリー)でも好スタートを切った沢田のホールショットで幕開けた。スタートから半周を待たずに5名(沢田、北林、竹内、山本、平林)の先頭集団が形成されたものの、パンクに見舞われた沢田は徐々に後退。徐々に山本が抜け出し、XCCで優勝した北林が続いてDream Seeker MTB Racing Teamがワンツー体制を敷いた。


オリンピックを目指してコンディションを上げる山本は、そのまま北林を1分5秒、3番手を走る竹内を1分49秒引き離してフィニッシュ。Dream Seeker MTB Racing Teamの二人の全日本チャンピオンがワンツーフィニッシュを飾り、竹内が残る表彰台を確保した。
「XCCは厳しい結果になりましたが、XCOではなんとか優勝することができました。なかなか思うようにいかないシーズンですが、3ヶ月後に迫ったオリンピックに向けて、あと1段階、2段階、気持ちの面でも高め、しっかりやりきりたいと思います」と、山本はレース後のインタビューで振り返っている。





今井美穂不在の女子レースでは川口うらら(日本体育大学)が勝利。男子ジュニアでは柚木伸元(ProRide)が、女子ジュニアでは渡部春雅(明治大学)が、また、男子マスターズでは落車した山本和弘(Cannondale Japan)を退け岡本紘幸(EXLUBproject)が勝利している。
男子エリート結果
1位 | 山本幸平(Dream Seeker MTB Racing Team) | 1:14:10 |
2位 | 北林力(Dream Seeker MTB Racing Team) | +1:05 |
3位 | 竹内遼(FUKAYA RACING) | +1:49 |
4位 | 沢田時(TEAM BRIDGESTONE Cycling) | +4:46 |
5位 | 平林安里(SCOTT TERRA SYSTEM) | +5:55 |
6位 | 松本一成(RIDE MASHUN SPECIALIZED) | +8:09 |
7位 | 竹之内悠(ToyoFrame) | +8:19 |
8位 | 鈴木来人(BonneChance Asia Cycling Academy) | 8:50 |
9位 | 佐藤誠示(SAGE'S STYLE) | 9:06 |
10位 | 門田基志(TEAM GIANT) | 9:44 |
女子エリート結果
1位 | 川口うらら(日本体育大学) | 1:18:59.255 |
2位 | 矢吹優夏(B・B・Q) | +2:12 |
3位 | 橋口陽子(AX MTB team W) | +12:22 |
4位 | 加納尚子(岩井商会レーシング) | -3 Laps |
5位 | 早瀨久美(日本ろう自転車競技協会) | -3 Laps |
男子ジュニア結果
1位 | 柚木伸元(ProRide) | 1:07:58 |
2位 | 永野昇海(イナーメ信濃山形) | +5:51 |
3位 | 落合康生(Team GRM) | +6:32 |
女子ジュニア結果
1位 | 渡部春雅(明治大学) | 1:27:19 |
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