ネックゲイターのパイオニアであるバフが、4方向に伸縮性を備えた蓄熱性モデル"THERMONET"を20-21秋冬モデルとしてラインアップに加える。体を冷えから守ってくれる温かさと、頭を通しやすい伸びやかさを兼ね備えた新モデルを紹介しよう。



バフ ThermoNetバフ ThermoNet
徐々に秋も深まり、朝晩の冷え込みが気になり始めた11月上旬の今日このごろ。サイクリングに着ていくウェアを選ぶのも悩ましい季節であり、この季節用にウェアを買い揃えるのも難しいところ。そんな中でネックゲイターは寒さを感じる時、口を覆いたい時などに重宝するため、ぜひ持っておきたいアイテムの一つ。

スパニッシュブランドのバフはネックゲイターのパイオニアであり、世界中のサイクリスト、ハイカー、アルピニストたちが選ぶブランドだ。ネックゲイターは肌に触れるアイテムだけに、バフはどの製品もスペインでの生産にこだわるとともにエコテックス規格の認証を受けている。

バフ ThermoNet(左)、右はOriginalバフ ThermoNet(左)、右はOriginal
パッケージは暖かさをイメージさせる赤色とされているパッケージは暖かさをイメージさせる赤色とされている ThermoNetはプリマロフトを素材とした高機能保温素材だThermoNetはプリマロフトを素材とした高機能保温素材だ


バフのラインアップは充実していることも特徴で、全ての基本となるOriginalに加え、夏向けCoolNetなど様々な季節向けプロダクトや、メリノウールやライトウェイトが揃っている。今回製品群の中から冬用プロダクトの"ThermoNet"をピックアップして紹介しよう。

20-21秋冬コレクションでラインアップされるThermoNetは、4方向へのストレッチ性を獲得したリニューアルバージョン。伸縮性を備えたことでネックゲイターを頭に通しやすくなっていることが特徴。特に首と鼻、口周りを覆いたい時に顔にフィットしてくれるため、ライド中にネックゲイターがズレてくる心配も少ない。

ThermoNetは生地が折り返されているThermoNetは生地が折り返されている
また、チューブ状のネックゲイターの美点である、ネックウォーマーだけに留まらない使用方法という点でも伸縮性を備えていることはメリットだ。首から頭までネックゲイターで覆うフードのように使う時は特に伸びやかな生地の恩恵を受けられるだろう。

ThermoNetの機能面で欠かせないのは、モデル名にもなっている保温テクノロジー。米軍からの以来で開発されたプリマロフトを素材として使用することで、通常のマイクロファイバー生地よりも4倍の暖かさを実現しているという。それでいて内側からの湿気は逃してくれるため、熱と湿気で不快となりにくいはずだ。

生地自体にもプリマロフトのロゴがあしらわれている生地自体にもプリマロフトのロゴがあしらわれている
Originalと比較すると生地は厚めで、生地の密度は高め。手にした時から重量感や、生地の隙間から差し込む光の量から保温性は期待できる作りだ。またカットオフ仕様のOriginalに対して、ThermoNetは端を折り返して接着する仕上げとされている。

実際にネックウォーマーとして首に通しただけでも、OriginalとThermoNetはそれぞれ異なる保温性を有していることがわかる。ThermoNetを着用すると、生地自体は完全防風ではないのに風を遮ってくれるような感覚を受ける。そこにThermoNetの保温性が加えられているため非常に温かさを感じられる。

生地自体の密度が高く、保温性を期待させる生地自体の密度が高く、保温性を期待させる Originalは生地が非常に薄いOriginalは生地が非常に薄い


Originalも同じ様に風を適度に遮りつつ暖かさを与えてくれるが、その上を行くのがThermoNet。軽く自転車を流して体を温めてあげるだけで、ThermoNetの生地自体に熱が蓄えられているような印象だ。気温が10℃台後半となるサイクリングに持っていくのであればOriginalが適していそう。一桁まで冷え込む朝から、10℃台前半ではThermoNetが活躍してくれるだろう。

キャップとして使用すれば休憩中でも乱れた髪を隠すことができるだろうキャップとして使用すれば休憩中でも乱れた髪を隠すことができるだろう
バフ ThermoNetバフ ThermoNet 冬場はバラクラバスタイルで顔を覆いたい。着用シチュエーションには気をつけて冬場はバラクラバスタイルで顔を覆いたい。着用シチュエーションには気をつけて




バフ ThermoNet
サイズ:24.5×52cm
重量:45g
素材:ThermoNet
価格:3,600円(税抜)

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