2020/10/14(水) - 07:14
ジロ・デ・イタリアで念願のステージ優勝を飾ったペテル・サガン(ボーラ・ハンスグローエ)は「2位と優勝の間には雲泥の差がある。今日は自分のスタイルで勝ったんだ」とコメント。マリアローザ争いも動いた第10ステージを終えて、ステージ上位や総合上位の選手たちのコメントを紹介します。
ステージ1位 ペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)
ジロでステージ初勝利を飾ったことはもちろんとても嬉しい。最後に勝ったのは昨年のツール・ド・フランス。前回の優勝から長い時間が経ってしまった。勝利を根気強く待ち続けてくれたチームとファンにこの勝利を捧げたい。これまで2位や3位続きで表彰台に登っていたものの、優勝とは雲泥の差がある。今日は自分のスタイルで勝ったんだ。
今日はどのチームも逃げグループ内の自分の存在を嫌っていた。だから逃げに乗るのは大変だったし、しかもタイム差が縮まってきたので逃げ切るのは簡単ではなかった。フィニッシュが近づいたところでステージ優勝に向けてアタック。独走に持ち込んでからは、下りを慎重にこなして、フィニッシュ手前の平坦路を全開で走った。終わってみればとても良い1日になった。
ジロのステージ初勝利を飾ったペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ) photo:LaPresse
ステージ2位 ブランドン・マクナルティ(アメリカ、UAEチームエミレーツ)
急勾配の登りでパンクして、長い時間をかけて集団に復帰。エース揃いの小集団だったので、飛び出せば逃げ切れると思ってアタックした。サガンとのタイム差は把握していたし、ステージ優勝には届かなかったけど、ステージ2位という結果は嬉しい。このジロはいつ最終日を迎えてもおかしくないので、毎日すべての選手が全力で走っている。このままレースを継続したいものの、選手たちとイタリアの健康を最優先しないといけない。
マリアローザ ホアン・アルメイダ(ポルトガル、ドゥクーニンク・クイックステップ)
ペリョ・ビルバオを追いかけるために自ら反応して、続くドメニコ・ポッツォヴィーヴォのアタックはチームメイトたちが封じ込めてくれた。今日もチームワークは素晴らしく、チームメイトたちには感謝しかない。これからも毎日マリアローザを守るために全力を尽くすし、今日もチャンスがあったからボーナスタイムを狙ったんだ。
ステージ4位 ベン・スウィフト(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)
これがロードレース。ステージ優勝に向けて勝負に絡むことができて良かった。でも最後はペテル・サガンに食らいつくことができなかった。これからも勝利を狙って挑戦を続ける。
ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、NTTプロサイクリング)
チーム全体が素晴らしい走りをしてくれた。ステージ後半の最初の登りでメイン集団の人数を絞り込んだけど、不幸なことに前輪にトラブルを抱えてしまってストップ。幸いなことにベン(オコーナー)とルイス(メインチェス)のおかげでメイン集団に復帰することができた。挑戦したくてアタックしたけど、追走に力を使ってしまっていたので思うようなリードを得られず。でも今日は勝負に絡むことができて嬉しい。
メイン集団を牽引するベン・オコーナー(オーストラリア、NTTプロサイクリング) photo:LaPresse
ヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア、トレック・セガフレード)
最初の2時間はアップダウンがあったにもかかわらず超高速な展開で、予想通り刺激的なステージだった。結果的には良い1日だった。終盤まで調子の良さを感じていたし、登りで踏んだ時の脚の反応も良かった。下りではリスクを負わなかったよ。ナーバスで危険なステージを無事に終えることができて良かった。
ヤコブ・フルサン(デンマーク、アスタナ)
もちろんこんな結果を望んでいなかった。チームにとって不運な1日になった。考えうる限りで最も悪いタイミングでのパンクだったと思う。タイムロスを少しでも抑えるために全力で追走したものの追いつけず。この状況を乗り越えて、明日以降のステージに集中したい。まだまだ閉幕まで道のりは長く、挽回のチャンスは残されている。
1分38秒遅れでフィニッシュするヤコブ・フルサン(デンマーク、アスタナ) photo:CorVos
ステージ1位 ペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)
ジロでステージ初勝利を飾ったことはもちろんとても嬉しい。最後に勝ったのは昨年のツール・ド・フランス。前回の優勝から長い時間が経ってしまった。勝利を根気強く待ち続けてくれたチームとファンにこの勝利を捧げたい。これまで2位や3位続きで表彰台に登っていたものの、優勝とは雲泥の差がある。今日は自分のスタイルで勝ったんだ。
今日はどのチームも逃げグループ内の自分の存在を嫌っていた。だから逃げに乗るのは大変だったし、しかもタイム差が縮まってきたので逃げ切るのは簡単ではなかった。フィニッシュが近づいたところでステージ優勝に向けてアタック。独走に持ち込んでからは、下りを慎重にこなして、フィニッシュ手前の平坦路を全開で走った。終わってみればとても良い1日になった。
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ステージ2位 ブランドン・マクナルティ(アメリカ、UAEチームエミレーツ)
急勾配の登りでパンクして、長い時間をかけて集団に復帰。エース揃いの小集団だったので、飛び出せば逃げ切れると思ってアタックした。サガンとのタイム差は把握していたし、ステージ優勝には届かなかったけど、ステージ2位という結果は嬉しい。このジロはいつ最終日を迎えてもおかしくないので、毎日すべての選手が全力で走っている。このままレースを継続したいものの、選手たちとイタリアの健康を最優先しないといけない。
マリアローザ ホアン・アルメイダ(ポルトガル、ドゥクーニンク・クイックステップ)
ペリョ・ビルバオを追いかけるために自ら反応して、続くドメニコ・ポッツォヴィーヴォのアタックはチームメイトたちが封じ込めてくれた。今日もチームワークは素晴らしく、チームメイトたちには感謝しかない。これからも毎日マリアローザを守るために全力を尽くすし、今日もチャンスがあったからボーナスタイムを狙ったんだ。
ステージ4位 ベン・スウィフト(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)
これがロードレース。ステージ優勝に向けて勝負に絡むことができて良かった。でも最後はペテル・サガンに食らいつくことができなかった。これからも勝利を狙って挑戦を続ける。
ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、NTTプロサイクリング)
チーム全体が素晴らしい走りをしてくれた。ステージ後半の最初の登りでメイン集団の人数を絞り込んだけど、不幸なことに前輪にトラブルを抱えてしまってストップ。幸いなことにベン(オコーナー)とルイス(メインチェス)のおかげでメイン集団に復帰することができた。挑戦したくてアタックしたけど、追走に力を使ってしまっていたので思うようなリードを得られず。でも今日は勝負に絡むことができて嬉しい。
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ヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア、トレック・セガフレード)
最初の2時間はアップダウンがあったにもかかわらず超高速な展開で、予想通り刺激的なステージだった。結果的には良い1日だった。終盤まで調子の良さを感じていたし、登りで踏んだ時の脚の反応も良かった。下りではリスクを負わなかったよ。ナーバスで危険なステージを無事に終えることができて良かった。
ヤコブ・フルサン(デンマーク、アスタナ)
もちろんこんな結果を望んでいなかった。チームにとって不運な1日になった。考えうる限りで最も悪いタイミングでのパンクだったと思う。タイムロスを少しでも抑えるために全力で追走したものの追いつけず。この状況を乗り越えて、明日以降のステージに集中したい。まだまだ閉幕まで道のりは長く、挽回のチャンスは残されている。
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