おおいた、ジャパンカップ、さいたまクリテ、おきなわ開催へ　UCIが全ロードスケジュールを公開

既に発表されているワールドツアーカレンダーに続き、UCIは2020年のUCI男女プロシリーズ、クラス1、クラス2、ネイションズカップ、U23とジュニアカテゴリー、そしてクリテリウムの開催スケジュールを発表。おおいた、ジャパンカップ、さいたまクリテリウム、ツール・ド・おきなわの開催が明らかとなった。

---

3つのワールドレースと開催時期が重なるジャパンカップ photo:Makoto.AYANO
5月19日に発表されたUCIカレンダーによれば、男女プロシリーズ、クラス1、クラス2、ネイションズカップ、U23とジュニアカテゴリー、クリテリウムの合計レース数は91。うち男子エリートが61、女子エリートは19、男子U23が6、男子ジュニアが4、そして女子ジュニアが1。全UCIカレンダーのうち、3月から数えて1000件（全体の45%）がキャンセルまたは延期を強いられており、中でもロードレースは40%と大きな影響を受けているという。

UCIカレンダーに掲載された日本国内のUCIレースは、10月4日の大分アーバンクラシック（UCI1.2）と大分いこいの道クリテリウム（UCI CRT）と10月17日のジャパンカップクリテリウム（UCI CRT）、10月18日のジャパンカップサイクルロードレース（1.PRO）、11月2日のツール・ド・フランスさいたまクリテリウム（UCI CRT）、そして11月8日のツール・ド・おきなわ（UCI1.2）という合計6イベント。

ただしジャパンカップはジロ・デ・イタリア（10月3日〜25日）、ツアー・オブ・グワンシー（10月15日〜20日）、ロンド・ファン・フラーンデレン（10月18日）と日程が重なっているほか、さいたまクリテも同じくA.S.O.管轄のブエルタ・ア・エスパーニャ（10月20日〜11月8日）と重なるため、従来通りのチーム/メンバーを揃えることは困難だと思われる。また、まだロード全日本選手権はUCIカレンダーには掲載されていない。