2020/03/06(金) - 18:21
フジが手掛けるアドベンチャーロード「JARI」シリーズ。これまで金属フレームのみの展開だったが、今回新たにカーボンモデルの「JARI CARBON 1.1」が登場した。より軽量で剛性の高いフレームによって軽快なグラベルライドを楽しめる1台を紹介しよう。
フジ JARI CARBON 1.1 (c)アキボウ
日本をルーツに持つアメリカのバイクブランド、フジ。ハイパフォーマンスロード&トラックバイクからスタイリッシュなアーバン系バイクまで幅広いラインアップを揃える。その中でグラベル&アドベンチャーカテゴリーを担うのが「JARI(ジャリ)」シリーズだ。
日本語の”砂利”をモデル名の由来としており、オフロードに特化した設計がJARIシリーズの特徴。6種類ものプロトタイプを経て完成したフジこだわりの1台だという。振動吸収性を向上させる曲線を描いたシートステー、拡張性の高さを重視した豊富なマウント箇所、グラベルタイヤに対応したワイドなタイヤクリアランスなどアドベンチャーライドに最適化されたスペックを多数備える。
樹脂製のダウンチューブガードを備え、石はねなどからフレームを保護 (c)アキボウ
ウルトラハイモジュラスC15カーボンを使用し軽くて剛性の高いフレームに仕上がる (c)アキボウ
アルミとスチールの金属フレームのみだったJARIシリーズだが、今回新たにカーボンモデルの「JARI CARBON 1.1」が登場した。ウルトラハイモジュラスC15カーボン素材を採用することで剛性アップと軽量化を実現している。フレーム重量は1,000gを切る軽さになったことで、より高速域でグラベルライドを楽しめる走行性能を獲得した。
フォークもフルカーボンで、ブレードの肩からケーブルが内装されることで木の枝などに引っかかる危険性もない。ライド中のトラブルが少なくないアドベンチャー向けの楽しみ方に合わせ、BBはメンテナンス性を考慮したねじ切りのBSA仕様となっている。
ジオメトリーはアルミモデルと同一で、ロングホイールベースと低めのBBハイトによって低重心で安定性に優れた乗り味に。ストレスの多い未舗装路かつ長時間のライドでも快適に走ることができるだろう。
担いだ時に肩の負担を軽減させるシリコンパッドをトップチューブ下に配置 (c)アキボウ
フレーム形状に合うよう作られた専用のBENTO BOXを標準装備 (c)アキボウ
フォークの両サイドを含め多数のダボ穴を設けた拡張性の高い仕様に (c)アキボウ
ボトルの位置を柔軟に変更できるマルチマウントシステムを採用 (c)アキボウ
樹脂製のダウンチューブブロックガードが路面の石はねからフレームを保護するとともに、走行困難な箇所を担いでクリアできるよう肩の負担を軽減する2mm厚のシリコンパッドもトップチューブ下に搭載。タイヤクリアランスも最大45mmまで対応している。
フロント三角内側に3箇所とフォークの両サイド、ダウンチューブ下部にボトルケージを装着可能。フェンダーや前後キャリアが取り付け可能なダボ穴も各所に備わっている。トップチューブ上部にはボルトオンタイプのストレージも取付可能で、今作にはフレーム形状に合わせてカスタム成形されたBENTO BOXを標準装備。補給食や小銭入れなどの収納に役立つだろう。
ダウンチューブとシートチューブのボトルケージ台座には専用のプレートが装備され、フレームバッグなどの形状に合わせてケージの固定位置を柔軟に変更できるマルチマウントボトルシステムを採用している。また、ヘッドチューブにはケーブルが擦れて傷つかないようプロテクトシールも貼られておりフレームを保護している。
アドベンチャーライドを存分に楽しめるスペックを備えたJARI CARBON (c)アキボウ
各種パーツ類はオーバルで統一され、JARIシリーズのために特別に作られたフレア形状のハンドルバーを搭載。一般的なロードタイプより20mm幅が広く、125mmのドロップや4度のバックスウィープ、25度のアウトスウィープによって未舗装路でのバイクコントロール性を高めてくれる設計だ。
油圧ディスクブレーキ仕様のシマノULTEGRAをメインコンポーネントとし、リアディレイラーはスタビライザー機能付きのULTEGRA RXを採用することでオフロードでのチェーン暴れを抑えてくれる。タイヤは43Cのパナレーサー「グラベルキング」を装備するなど、すぐにでもオフロードライドに繰り出せる充実のスペックを備えている。価格は39万円(税抜)で、取り扱いはアキボウ。
フジ JARI CARBON 1.1
フレーム:C15 One-Piece Ultra High Modulus Carbon, Flat Mount Disc, Thru Axle Rear Dropout
フォーク:FC-440 Cross carbon monocoque, 12mm thru-axle w/ flat-mount disc tabs, tapered steerer, rack/water bottle mounts
メインコンポーネント:Shimano Ultegra
クランク:FSA Energy Modular, 46/30T
ホイール:WTB KOM Light i23 TCS 2.0
タイヤ:Panaracer Gravelking SK, 700 x 43c
重量:9.2kg
サイズ:49cm, 52cm, 54cm, 56cm
カラー:Matte Carbon
価格:390,000円(税抜)
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日本語の”砂利”をモデル名の由来としており、オフロードに特化した設計がJARIシリーズの特徴。6種類ものプロトタイプを経て完成したフジこだわりの1台だという。振動吸収性を向上させる曲線を描いたシートステー、拡張性の高さを重視した豊富なマウント箇所、グラベルタイヤに対応したワイドなタイヤクリアランスなどアドベンチャーライドに最適化されたスペックを多数備える。
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フォークもフルカーボンで、ブレードの肩からケーブルが内装されることで木の枝などに引っかかる危険性もない。ライド中のトラブルが少なくないアドベンチャー向けの楽しみ方に合わせ、BBはメンテナンス性を考慮したねじ切りのBSA仕様となっている。
ジオメトリーはアルミモデルと同一で、ロングホイールベースと低めのBBハイトによって低重心で安定性に優れた乗り味に。ストレスの多い未舗装路かつ長時間のライドでも快適に走ることができるだろう。
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フロント三角内側に3箇所とフォークの両サイド、ダウンチューブ下部にボトルケージを装着可能。フェンダーや前後キャリアが取り付け可能なダボ穴も各所に備わっている。トップチューブ上部にはボルトオンタイプのストレージも取付可能で、今作にはフレーム形状に合わせてカスタム成形されたBENTO BOXを標準装備。補給食や小銭入れなどの収納に役立つだろう。
ダウンチューブとシートチューブのボトルケージ台座には専用のプレートが装備され、フレームバッグなどの形状に合わせてケージの固定位置を柔軟に変更できるマルチマウントボトルシステムを採用している。また、ヘッドチューブにはケーブルが擦れて傷つかないようプロテクトシールも貼られておりフレームを保護している。
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油圧ディスクブレーキ仕様のシマノULTEGRAをメインコンポーネントとし、リアディレイラーはスタビライザー機能付きのULTEGRA RXを採用することでオフロードでのチェーン暴れを抑えてくれる。タイヤは43Cのパナレーサー「グラベルキング」を装備するなど、すぐにでもオフロードライドに繰り出せる充実のスペックを備えている。価格は39万円(税抜)で、取り扱いはアキボウ。
フジ JARI CARBON 1.1
フレーム:C15 One-Piece Ultra High Modulus Carbon, Flat Mount Disc, Thru Axle Rear Dropout
フォーク:FC-440 Cross carbon monocoque, 12mm thru-axle w/ flat-mount disc tabs, tapered steerer, rack/water bottle mounts
メインコンポーネント:Shimano Ultegra
クランク:FSA Energy Modular, 46/30T
ホイール:WTB KOM Light i23 TCS 2.0
タイヤ:Panaracer Gravelking SK, 700 x 43c
重量:9.2kg
サイズ:49cm, 52cm, 54cm, 56cm
カラー:Matte Carbon
価格:390,000円(税抜)
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