キャットライク　ブランドの代表作WHISPER EVO、エントリーグレードのCHUPITO

2019/11/21(木) - 17:30

今年よりフカヤが取り扱いを開始したスペインのヘルメットブランド、キャットライク。ユニークなシェルデザインでキャットライクの名を世に知らしめた代表作「WHISPER EVO」と、エントリーグレードの「CHUPITO」を紹介しよう。

キャットライク WHISPER EVO

キャットライク WHISPER EVO（ホワイト＆ブラックレッド） photo:Yuto.Murata
WHISPER EVO（ウィスパーエボ）はキャットライクの名を世に知らしめた同社の代表作。楕円形のベンチレーションホールを実に39個も設けており、独創的なルックスと高い通気性を備える。過去にはエウスカルテルやサーヴェロテストチーム、モビスターもこのヘルメットを使用しており見覚えのあるファンも少なくないはず。最近で言えば弱虫ペダルの主人公、小野田坂道が作中で被っているヘルメットとしても注目を集めた。

ユニークな開口部のデザインは、見た目だけでなくヘルメットに重要な強度を確保するためにも機能する。また、多数のホールが空けられることで軽量化にも繋がっている。帽体内部には強度と剛性を向上させるポリアミド製の内部骨格を備え、万が一の落車の際でもシェルが破砕せず衝撃を受け止め頭部を保護してくれる。

【フロント】全部で39ものベンチレーションホールを備え高い通気性を実現した

【サイド】多数の開口部によってややエッジの立った見た目に

【バック】ユニークなシェルデザインでブランドの代表作となった製品だ

空気の通り道を確保し優れた排熱性を実現している

頭の上をスムーズに空気が流れるチャネル構造が採用されており、効率的に排熱することで汗による蒸れや不快感を軽減し、快適なライドに貢献してくれるだろう。様々な頭部形状に対応するMPS Evoアジャストシステムを搭載し、1mm単位でのダイヤル調整と2段階の高さ調整が可能。後頭部のサポートパーツも幅を調節できるアジャスト機能を備える。

また、両サイドにもパッドを装備しておりこめかみ部分から汗が流れ落ちるのを防いでくれる。サイズはMとL、カラーはホワイト、ブラック、ブラックイエロー、ブラックレッドの4色展開。価格は12,500円（税抜）。

ストラップは耳の高さに合わせてフィッティングパーツの位置を調節できる

こめかみ部分にパッドを備え汗が流れ落ちるのを防いでくれる

キャットライク WHISPER EVO（ブラック） (c)フカヤ

キャットライク WHISPER EVO（ブラックイエロー） (c)フカヤ

キャットライク WHISPER EVO
サイズ：M（56〜58cm）、L（58〜61cm）
重量：M 260g、L 270g
カラー：ホワイト、ブラック、ブラックイエロー、ブラックレッド
価格：12,500円（税抜）

キャットライク CHUPITO

キャットライク CHUPITO（ブラック）

キャットライク CHUPITO（ホワイトグレー） (c)フカヤCHUPITO（チュピート）はアンダー1万円のプライスタグを下げるローエンドモデル。ブランドのアイデンティティである楕円形のベンチレーションホールを多数備え、各所から空気を取り込むことで頭部を効果的に冷却する通気性を確保する。比較的リーズナブルな製品のため、スポーツバイクをこれから始めるエントリーユーザーにもオススメできるヘルメットだ。

頭部への衝撃を効率的に分散するフォーム構造を採用しており安全性も十分に確保。様々な頭部形状にフィットするダイヤル式のアジャストシステムで、1mm単位の細かな調節ができるほか、高さも2段階から調節可能だ。ストラップも耳の高さに合わせてアジャストパーツを上下できしっかりとした装着をサポートする。

サイズはMとL、カラーはホワイトグレーとブラックの2色展開。価格は9,500円（税抜）だ。取り扱いはフカヤ。