モビスターやサーヴェロテストチームといったプロチームが使用していたことでも知られるヘルメットブランド、キャットライク。シェルを取り替えることで通気性重視と空力性能重視の2パターンのセッティングが可能なエアロモデルの「CLOUD 352」と、軽量ミドルグレードの「VENTO」を紹介しよう。
キャットライク CLOUD 352
キャットライク CLOUD 352(ホワイト) photo:Yuto.Murata
スペインの元プロロードレーサー、ホセ・デルラモ氏によって1996年に設立されたキャットライク。比較的若いブランドながらプロチームへのサポートを積極的に行っており、数年前にはナイロ・キンタナを始めとするモビスターが使用していたことを覚えているファンもいるはず。一時国内展開が途絶えていたものの、今年からフカヤが取り扱いを開始しており販売体制を整えている。
ラインアップする各モデルともユニークなシェルデザインが特徴的だが、その中でもハイパフォーマンスなエアロモデルが「CLOUD 352(クラウド352)」だ。丸みを帯びた卵型の帽体と、ベンチレーションホールの少ない設計によってスムーズな空気の流れを生み出しエアロ効果を高めている。その上で、中央のホールから風を取り込み効率的に後方へと排出することで、熱がこもらない通気性も実現している。
【フロント】エアロダイナミクスを追求した卵型のシェル形状が大きな特徴
【サイド】両側には開口部を設けず整流効果を高めている
【バック】エアロヘルメットでも熱気がこもらないよう後部から積極的に空気を排出する仕組みだ
こめかみ部分にクッションを配し被り心地や安全性を高めている
シェル中央のパネルを2タイプから切り替えられるシステムも大きな特徴。付属する2つのシェルを取り替えることで通気性重視と、エアロ効果重視の2パターンのセッティングが可能となっている。ボルトオン式で固定されるため走行中に外れてしまう心配もない。季節や天候、レースの種類によって好みのセッティングを選択してほしい。
様々な頭部形状に対応するMPS Evoアジャストシステムが採用され、1mm単位でのダイヤル調整と2段階の高さ調整が可能。後頭部のサポートパーツも左右幅を調整できる。また、内側の両サイドにクッションが配されており、被り心地を良くし万が一の落車の際も衝撃を緩和してくれる。MとLの2サイズ展開で、カラーはホワイトとブラックの2色、価格は19,500円(税抜)だ。
通気性重視とエアロ効果重視の2つのタイプのシェルを選択できる
開口部のないエアロシェルを装着すれば優れた空力性能を発揮してくれる
取り替え可能なシェルはボルトで固定されているため外れる心配もない
キャットライク CLOUD 352(ブラック) (c)フカヤ
キャットライク CLOUD 352
サイズ:M(57〜59cm)、L(60〜62cm)
重量:M 330g、L 370g
カラー:ホワイト、ブラック
価格:19,500円(税抜)
キャットライク VENTO
キャットライク VENTO(イエローブラック)
キャットライク VENTO(ホワイト) (c)フカヤ
キャットライク VENTO(ブラック) (c)フカヤ
VENTO(ヴェント)は2019年に新たにラインナップされたニューモデル。軽さ、通気性、強度、これらヘルメットに求められる性能をバランスよく兼ね備えたミドルグレードモデルだ。ヘルメット内部にアラミド製のメッシュを入れることで必要な強度をキープしつつ、風を取り込む開口を大きく確保することで通気性を高めている。
ヘルメットの骨格に使われるアラミド繊維は航空宇宙分野などでも使用される丈夫で強靭な素材。使用するアラミドの骨格はグラフェンのナノ繊維と組み合わせることで、衝撃吸収性を向上させつつ軽量化に貢献している。
【フロント】前方から効率的に風を取り込むベンチレーションホールの配置
【サイド】前後に長く伸びた楕円形の開口部が特徴的
【バック】帽体内側の溝を通って後部へと空気が排出される作りとなっている
頭部と接する面積を減らしスムーズな空気の流れを実現している
細かな締め付けの調節が可能なダイヤル式のフィッティングシステム
フィッティングパーツは上下2段階で高さを変更できる
帽体内側を見ると、前方から取り込んだ風が頭部の上側を通り後部へとスムーズに排出されるチャネル構造が採用されており、クーリング性能にも配慮していることが窺える。また、丸みを帯びたシェル形状もエアロを意識したものだ。
ダイヤル式のアジャストシステムで細かな締め付けの調整ができる他、高さも2段階で変えられ高いフィット感を実現している。サイズはMとLの2種類、カラーはホワイト、ブラック、イエローブラックの3色展開だ。価格は13,500円(税抜)。
キャットライク VENTO
サイズ:M(55〜57cm)、L(58〜60cm)
重量:M 210g、L 230g
カラー:ホワイト、ブラック、イエローブラック
価格:13,500円(税抜)
キャットライク CLOUD 352

スペインの元プロロードレーサー、ホセ・デルラモ氏によって1996年に設立されたキャットライク。比較的若いブランドながらプロチームへのサポートを積極的に行っており、数年前にはナイロ・キンタナを始めとするモビスターが使用していたことを覚えているファンもいるはず。一時国内展開が途絶えていたものの、今年からフカヤが取り扱いを開始しており販売体制を整えている。
ラインアップする各モデルともユニークなシェルデザインが特徴的だが、その中でもハイパフォーマンスなエアロモデルが「CLOUD 352(クラウド352)」だ。丸みを帯びた卵型の帽体と、ベンチレーションホールの少ない設計によってスムーズな空気の流れを生み出しエアロ効果を高めている。その上で、中央のホールから風を取り込み効率的に後方へと排出することで、熱がこもらない通気性も実現している。




シェル中央のパネルを2タイプから切り替えられるシステムも大きな特徴。付属する2つのシェルを取り替えることで通気性重視と、エアロ効果重視の2パターンのセッティングが可能となっている。ボルトオン式で固定されるため走行中に外れてしまう心配もない。季節や天候、レースの種類によって好みのセッティングを選択してほしい。
様々な頭部形状に対応するMPS Evoアジャストシステムが採用され、1mm単位でのダイヤル調整と2段階の高さ調整が可能。後頭部のサポートパーツも左右幅を調整できる。また、内側の両サイドにクッションが配されており、被り心地を良くし万が一の落車の際も衝撃を緩和してくれる。MとLの2サイズ展開で、カラーはホワイトとブラックの2色、価格は19,500円(税抜)だ。




キャットライク CLOUD 352
サイズ:M(57〜59cm)、L(60〜62cm)
重量:M 330g、L 370g
カラー:ホワイト、ブラック
価格:19,500円(税抜)
キャットライク VENTO



VENTO(ヴェント)は2019年に新たにラインナップされたニューモデル。軽さ、通気性、強度、これらヘルメットに求められる性能をバランスよく兼ね備えたミドルグレードモデルだ。ヘルメット内部にアラミド製のメッシュを入れることで必要な強度をキープしつつ、風を取り込む開口を大きく確保することで通気性を高めている。
ヘルメットの骨格に使われるアラミド繊維は航空宇宙分野などでも使用される丈夫で強靭な素材。使用するアラミドの骨格はグラフェンのナノ繊維と組み合わせることで、衝撃吸収性を向上させつつ軽量化に貢献している。






帽体内側を見ると、前方から取り込んだ風が頭部の上側を通り後部へとスムーズに排出されるチャネル構造が採用されており、クーリング性能にも配慮していることが窺える。また、丸みを帯びたシェル形状もエアロを意識したものだ。
ダイヤル式のアジャストシステムで細かな締め付けの調整ができる他、高さも2段階で変えられ高いフィット感を実現している。サイズはMとLの2種類、カラーはホワイト、ブラック、イエローブラックの3色展開だ。価格は13,500円(税抜)。
キャットライク VENTO
サイズ:M(55〜57cm)、L(58〜60cm)
重量:M 210g、L 230g
カラー:ホワイト、ブラック、イエローブラック
価格:13,500円(税抜)
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