2019/11/02(土) - 16:17
日本最大級のスポーツバイクフェス「サイクルモードインターナショナル」が今年も開幕。15回目を迎えた2019年も数多くのブランドが集結し、たくさんの試乗車が集まった。2日から4日まで開催中だ。
今中大介さんを始めとする来賓のテープカットでサイクルモードは幕を開ける photo:Yuto.Murata
例年通り多くの来場者が行列を作り開場を待つ photo:Yuto.Murata
サイクルモード2019が開幕
千葉県幕張メッセにて、今年も幕を開けたサイクルモードインターナショナル2019。今年は11月2日から4日までの3日間にわたり、数多くの完成車、フレーム、パーツ、アクセサリ―ブランドなどが集まる国内最大級の展示試乗会だ。
今年も昨年同様に、9-11ホールにて開催されることに。一昨年までの会場と比べると、わずかながら駅からも近く、大きな1ホールでの開催となったことで、会場の一体感が増したのは大きなメリットだろう。また、同日に開催されている幕張クリテリウムのコースも近く、観戦しやすくなっているのもメリットだ。
会場に入ってすぐベルナルが迎えてくれるピナレロブース photo:Yuto.Murata
コンポーネントブランドの雄、シマノは多様化するライディングスタイルやシーンに合わせた展示を行う photo:So.Isobe
ZWIFTブースで開催された別府史之トークショー photo:So.Isobe
日本最大の展示試乗会ということで、最先端のレーシングバイクから急速に普及の兆しを見せるグラベルロードや電動スポーツアシスト自転車"E-BIKE"、さらには自転車旅へ出かける人へ向けた旅行先やスタイルの提案など、自転車ライフを楽しむために必要な様々なブースが出展している。
プレミアムなレーシングブランドのブースには、最新モデルやプロ選手の実車が展示されたり、選手や著名人のトークショーが開かれたり。また、日本国内のマーケットを視察するため、海外ブランドの首脳陣や豪華ゲストが来場している。代表的なところでは、ピナレロブースにはファウスト・ピナレロ氏が、デローザブースにはクリスティアーノ・デローザ氏がそれぞれ顔を揃えている。他にも各社のスタッフが来日しており、製品の開発裏話を直接聞くことができる可能性も。
会場外の公道コースでは第4回 JBCF 幕張新都心クリテリウムが開催された photo:So.Isobe
今年はオフロード試乗コースが新設された。話題のグラベルロードやMTBなどを試せる photo:So.Isobe
スポーティーなレーシングブランドが変わらず魅力的な展示を続ける一方で、勢力を増しているのがE-BIKEエリアだ。全体的なイメージでいえば、会場の1/4ほどはE-BIKEに関連するブースが占めている。
昨年までは、シティユースに向けたクロスバイクタイプのものが多数を占めていたが、今年からは本格的なオフロードライド向けのE-MTBが各社から多数展示されている。他にも、スマートなルックスのE-ロードもお目見えし、E-BIKE旋風はとどまるところを知らない。
E-MTBのパワーを試せるウッドコースも photo:So.Isobe
本格的なE-MTBが上陸しつつある
スタイリッシュなE-ロードバイクも間もなく手に入るかも?
E-BIKEとならび、このサイクルモードのトレンドの一つとなっているのが、オフロードバイク。幕張クロスが併催されていることもあり、もともとシクロクロスやMTBといったジャンルとの親和性も高いイベントだったが、今年は更にその流れが加速している。
大きなきっかけとなったのは、グラベルロードの隆盛だろう。今年初開催となったグラインデューロジャパンの成功もあり、一躍注目度がアップしているカテゴリーにまつわる展示が目立つ印象。なかでも、10年以上のブランクを経て、アメリカンブランドの雄、キャノンデールがブース出展を復活させているのも大きなニュース。
会場の外には飲食ブースも展開、気持ちの良い秋晴れの空が広がる photo:Yuto.Murata
スマートトレーナーを試せる各ブースは大人気 photo:So.Isobe
10余年ぶりの復活となるキャノンデールブースでは注目作のグラベルロード Topstone Carbonの試乗が行われている
ラファとB.B.BASEがコラボした千葉復興のためのドネーションTシャツも
信越ブースではGRINDURO参加者のような写真が撮れる
様々なステージイベントやシンポジウムが行われていた
JBCFブースでは国内トップロード選手によるトークショーを開催 photo:So.Isobe
多くの人が集まった開催初日であるが、明日以降は様々なステージイベントも目白押し。日本人で最も多くツール・ド・フランスへの出場経験を持つ、新城幸也(バーレーン・メリダ)や、今年のジロでマリアネロを獲得した初山翔(NIPPOヴィーニファンティーニ)らのトークショーなども行われる予定となっている。
他にも各ブースではブランドの担当者やアンバサダーらを起用したトークショーやワークショップ、プレゼントキャンペーンなども行われている。ぜひ、今年も幕張メッセに足を運んでみては?
text:Naoki.Yasuoka
photo:CW編集部
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千葉県幕張メッセにて、今年も幕を開けたサイクルモードインターナショナル2019。今年は11月2日から4日までの3日間にわたり、数多くの完成車、フレーム、パーツ、アクセサリ―ブランドなどが集まる国内最大級の展示試乗会だ。
今年も昨年同様に、9-11ホールにて開催されることに。一昨年までの会場と比べると、わずかながら駅からも近く、大きな1ホールでの開催となったことで、会場の一体感が増したのは大きなメリットだろう。また、同日に開催されている幕張クリテリウムのコースも近く、観戦しやすくなっているのもメリットだ。
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日本最大の展示試乗会ということで、最先端のレーシングバイクから急速に普及の兆しを見せるグラベルロードや電動スポーツアシスト自転車"E-BIKE"、さらには自転車旅へ出かける人へ向けた旅行先やスタイルの提案など、自転車ライフを楽しむために必要な様々なブースが出展している。
プレミアムなレーシングブランドのブースには、最新モデルやプロ選手の実車が展示されたり、選手や著名人のトークショーが開かれたり。また、日本国内のマーケットを視察するため、海外ブランドの首脳陣や豪華ゲストが来場している。代表的なところでは、ピナレロブースにはファウスト・ピナレロ氏が、デローザブースにはクリスティアーノ・デローザ氏がそれぞれ顔を揃えている。他にも各社のスタッフが来日しており、製品の開発裏話を直接聞くことができる可能性も。
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大きなきっかけとなったのは、グラベルロードの隆盛だろう。今年初開催となったグラインデューロジャパンの成功もあり、一躍注目度がアップしているカテゴリーにまつわる展示が目立つ印象。なかでも、10年以上のブランクを経て、アメリカンブランドの雄、キャノンデールがブース出展を復活させているのも大きなニュース。
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他にも各ブースではブランドの担当者やアンバサダーらを起用したトークショーやワークショップ、プレゼントキャンペーンなども行われている。ぜひ、今年も幕張メッセに足を運んでみては?
text:Naoki.Yasuoka
photo:CW編集部
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