2019/08/10(土) - 18:24
ツールのプロバイク特集第8弾は、ギヨーム・マルタン(フランス)が総合12位に入る健闘を見せたワンティ・グループゴベール。エアロロードとして進化を遂げたキューブ LITENIG C:68Xや、タイムトライアル用のAERIUMを紹介しよう。
ベルギーのプロコンチネンタルチーム、ワンティ・グループゴベールが使用するバイクは、ジャーマンブランドのキューブ。ツール・ド・フランス前に開催された各国のナショナルチャンピオンシップから使用され始めた新型エアロロード「LITENING C:68X」が、本格的にお披露目されたことが今年のツールでのトピック。
LITENINGといえばこれまで山岳向けオールラウンドバイクだったが、新型ではエアロダイナミクスを追求した形状に。フレーム形状はもちろん、ステム一体型ハンドルによるワイヤー類の完全内装化を実現することで、エアロダイナミクスを煮詰めている1台となっている。
オールラウンダーのLITENINGもこれまで通り用意されており、エアロロードの新型はLITENING C:68Xというモデル名とすることで、別の自転車としてラインアップするようだ。今大会ではワンティ・グループゴベールの選手たちはコースプロフィールによって2種類のLITENINGを使い分けていた。タイムトライアルではAERIUM TTを使用。
コンポーネントはシマノ DURA-ACE R9170。ワンティ・グループゴベールはディスクブレーキで統一するチームで、登坂用のLITENINGもディスクブレーキが搭載されている。パワーメーターはステージズを使用しており、サイクルコンピューターも同社製品だ。
ホイールはフルクラムのSPEED 40T、55Tで、フレームカラーに合わせて前輪は蛍光イエロー、リアは白色とする組み合わせ。タイヤはコンチネンタルのプロ供給専用品COMPETITION PRO LTDだ。タイムトライアルマシンは前輪をフルクラム SPEED 55T DBで統一するが、後輪はフルクラムロゴがあしらわれたラインアップ外ディスクと、ロゴが隠されたジップのSUPER-9 DISCを使用していたようだ。
サドルはサンマルコ。ペダルはルックで、エースを務め総合12位と大健闘を見せたギヨーム・マルタン(フランス)の足下はツール・ド・フランス限定モデルとされていた。
photo:Makoto.AYANO
text:Gakuto Fujiwara
ベルギーのプロコンチネンタルチーム、ワンティ・グループゴベールが使用するバイクは、ジャーマンブランドのキューブ。ツール・ド・フランス前に開催された各国のナショナルチャンピオンシップから使用され始めた新型エアロロード「LITENING C:68X」が、本格的にお披露目されたことが今年のツールでのトピック。
LITENINGといえばこれまで山岳向けオールラウンドバイクだったが、新型ではエアロダイナミクスを追求した形状に。フレーム形状はもちろん、ステム一体型ハンドルによるワイヤー類の完全内装化を実現することで、エアロダイナミクスを煮詰めている1台となっている。
オールラウンダーのLITENINGもこれまで通り用意されており、エアロロードの新型はLITENING C:68Xというモデル名とすることで、別の自転車としてラインアップするようだ。今大会ではワンティ・グループゴベールの選手たちはコースプロフィールによって2種類のLITENINGを使い分けていた。タイムトライアルではAERIUM TTを使用。
コンポーネントはシマノ DURA-ACE R9170。ワンティ・グループゴベールはディスクブレーキで統一するチームで、登坂用のLITENINGもディスクブレーキが搭載されている。パワーメーターはステージズを使用しており、サイクルコンピューターも同社製品だ。
ホイールはフルクラムのSPEED 40T、55Tで、フレームカラーに合わせて前輪は蛍光イエロー、リアは白色とする組み合わせ。タイヤはコンチネンタルのプロ供給専用品COMPETITION PRO LTDだ。タイムトライアルマシンは前輪をフルクラム SPEED 55T DBで統一するが、後輪はフルクラムロゴがあしらわれたラインアップ外ディスクと、ロゴが隠されたジップのSUPER-9 DISCを使用していたようだ。
サドルはサンマルコ。ペダルはルックで、エースを務め総合12位と大健闘を見せたギヨーム・マルタン(フランス)の足下はツール・ド・フランス限定モデルとされていた。
photo:Makoto.AYANO
text:Gakuto Fujiwara
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