2019/07/17(水) - 06:58
スタートから10日め、翌日に休息日を迎える第10ステージは横風による集団の分断が総合争いを大きく変える波乱のステージとなった。きっと平穏なステージだと誰もが思っていたスプリンター向きのステージが、総合争いにおいては難関山岳よりも大きなタイム差がつく決定的なステージとなったのはなぜか。問題のステージを振り返る。
フィニッシュまで40kmの時点で現れた横風区間。そしてそれに気づいた先頭集団のスピードアップによって形成されたエシュロン。集団は長く伸び、分断することになる。先頭グループと後続の差ははじめは大きなものではなかった。しかし結果的にはフィニッシュする時点で先頭グループには28人の選手しか残らず、第2集団とは2分近い差がつくことになった。
まずはじめに横風に気づき、集団の分断を狙ってスピードアップしたのはチームイネオス、次にEFエデュケーションファーストだった。しかし少しタイミングが早かった。その動きが沈静化したあと、残り35km地点で今度はドゥクーニンク・クイックステップ、そしてチームイネオスによる強力なペースアップが始まった。強い横風と春のクラシックで慣らすふたつのチームのスピードアップに、集団はたまらず分断。集団に人数を残したボーラ・ハンスグローエも加担し、メイン集団はバラバラに分解した。
この集団分裂によってティボー・ピノ(フランス、グルパマFDJ)、ヤコブ・フルサング(デンマーク、アスタナ)、リッチー・ポート(オーストラリア、トレック・セガフレード)、ジュリオ・チッコーネ(イタリア、トレック・セガフレード)、そして最初に動いたEFの総合狙いのエース、リゴベルト・ウラン(コロンビア)は続くこの動きに乗り遅れ、後方の第2集団に取り残された。総合4位ジョージ・ベネット(ニュージーランド、ユンボ・ヴィズマ)はさらにその後方という状況に。
後続グループは差を詰めようと追い上げるが、先頭グループも脚を緩めなかった。細い道にロンポワン(旋回式交差点)が連続したことも、後続集団が長く伸び、追い上げにくい要因となった。一度は短縮しかけたタイム差だったが、フィニッシュに向けて距離を減らすにつれ広がり続けた。
ツール初出場のルーキー、3度のシクロクロス世界王者ワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ヴィズマ)が残った並みいるスプリンターたちを制して驚きのステージ初優勝を飾るなか、その同じ28人の先頭グループに残れた総合争いの上位候補者は、チームイネオスのゲラント・トーマス(イギリス)とエガン・ベルナル(コロンビア)、ステフェン・クライスヴァイク(オランダ、ユンボ・ヴィズマ)、エンリク・マス(スペイン、ドゥクーニンク・クイックステップ)、ロマン・バルデ(フランス、アージェードゥーゼール・ラモンディアル)、ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)、エマヌエル・ブッフマン(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ)、アダム・イェーツ(イギリス、ミッチェルトン・スコット)、ダニエル・マーティン(アイルランド、UAEチームエミレーツ)、アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)ら。
1分40秒の遅れを喫したのはティボー・ピノ(フランス、グルパマFDJ)、ヤコブ・フルサング(デンマーク、アスタナ)、リッチー・ポート(オーストラリア、トレック・セガフレード)、リゴベルト・ウラン(コロンビア、EFエデュケーションファースト)ら。
先頭グループにいたミケル・ランダ(スペイン、モビスター)はアラフィリップのホイールに接触してバランスを崩したワレン・バルギル(フランス、アルケア・サムシック)に沿道に押しだされる形で落車してしまう。ランダは第1集団内のキンタナとバルベルデをのぞくチームメイトにアシストされながらも、第3集団内での走行を強いられ、2分09秒の遅れを喫した。
9分41秒も遅れる結果となったベネットは、チームメイトのためにボトル運びの仕事をしようと後方のチームカーに戻り、ボトルを20本近く抱えていたタイミングで分断が起こったという。独走力の無さも災いし、遅れることに身を任せざるを得なかった。
分断に加担し、依然として1分12秒差でマイヨジョーヌをキープしたアラフィリップ。多くのライバルたちを蹴落とすことに成功し、総合2、3位という完璧なポジションに浮上したトーマスとベルナル。明暗が分かれ、罠に落ちた多くの敗者が生まれたステージになった。
もっとも失望が大きいのは、3日前の第7ステージで果敢にアタックしてトーマスに対して20秒を稼ぎ出していたピノだろう。簡単に返された100秒に、フィニッシュ後は「くそったれ!」「何も話すことはない。ただただ最低な日だった」としか言葉が出なかったピノ。トーマスがこのツールで最も恐れていたであろう登れるフレンチクライマーは、もはや1分以上遅れての総合11位と、優勝を狙うポジションから大きく脱落した。
フルサング、ポート、ウラン、そしてランダ。総合上位を争うであろう主力選手たちが罠にはまって大きなタイム差を負った。総合4位に居たユンボ・ヴィズマのベネットは、クライスヴァイクに次ぐセカンドエースとして重要な存在。その選手が重要なタイミングでボトル運びに従事していたというのは批判されて然るべきだろう。
ここまで秒差を争い、この先の難関山岳でさえ20秒や30秒を争うことになる決定的なステージを前に、1分40秒もの差をこれだけ多くの有力選手たちが失うといったステージはあまり前例がない。この大きなタイム差は、落車やタイミングの悪いパンク、あるいは調子を著しく落とす「バッド・デイ」でもない限りつかないものだ。有力選手たちはぼっとしていたのだろうか?
ポートは「集団分裂が起こることはわかっていた。でもライバルたちが道路の左端によってペースが上がった時、最終列車に乗り遅れたのが自分だった。出力勝負に負けてしまった」と言う。
コースプロフィールを見る限りでは、3級〜4級のカテゴリー山岳が4つ設定された難易度の低い平坦系ステージだった。実際には細かいアップダウンが無数に登場するため単純なスプリンター向きコースとは言えない(獲得標高差は2,900m)が、総合争いの選手たちが秒差、まして分差を争うようなステージになるとは誰も想像していなかったはずだ。スタートのサン・フルールでは穏やかな風が吹いていたことに、選手たちは気づいていたとしても。
トーマスは言う。「予想もしていなかっただけに、今日のようなステージは本当にナイスだ。位置取りのエラーだけなんだ。そして彼らは1分半以上を失った。僕らの立場からするとすごい1日だったけれどね。僕らは丁寧に走った。ストレスフルなレースになることは分かっていた。何も起こらないかもしれないけど、いい位置(前に)居なくてはいけない。それが結果につながった。分断のとき、僕らは完璧な位置に居た。本当にいい一日だった」。
この日のレース後半に横風が吹くことは、少なくともチームイネオスは把握していたようだ。
スタート前にチームイネオスのニコラ・ポルタル監督に話を聞いた際には「今日はコース後半の開けたところで横風が吹くという情報がある。それは警戒しなくてはいけない」と話していた。そして「平坦ステージに位置づけられていて、平坦と言えなくもないけれど、アップダウンが続くのでスプリンターの中には遅れる選手も出てくる。よりふるいにかける動きもあるはずで、展開によって厳しいレースになるかもしれない」とも話していた。
そしてポルタル監督は「このツールは平坦のイージーなステージが例年に比べて少なく、アップダウンが続くようなステージが多く、平均的なスピードが遅くても、一度遅れると取り返せないほど大きな差がつくことがあるので、いつでも気が抜けない」と、今年のコースの傾向を分析する。
「例えば2日前のトーマスの落車も、レースが動く登りの直前という、非常に危険なタイミングだった。チームメイトの迅速な判断で素早くリカバリーできたのは本当に良かった。あれでGがツールを失う可能性は大いにあったと思う」と振り返る。
「例年よりも登れる選手が多く、登りのスピードが速く、多くの選手が残っているようだ。登りに関しての全体のレベルが平均して高くなっている」とも。
トーマスは言う「ラ・プランシュ・デルフィーユの日から言っているけれど、いつでも、なんでもコトが起こりうることを予測して備えなきゃいけないんだ。紙の上では次の大きなステージは個人TT(第13ステージ)だけれどね」。
翌日のチームホテルで開かれた記者会見では、この第10ステージのエピソードが中心に語られた。トーマスはチームイネオスと他のチームの違いを指摘する。「僕らにはひとつのゴールしかない」。
「レースの重要な局面でビドン(ボトル)を取りに行っていたジョージ(ベネット)を見ただろう。総合4位にいるにもかかわらず、スプリンターのために働いていた彼を。そして他のチームの多くは逃げにメンバーを送り込んでいた。そうしたことをイネオスがしないのは、僕らがたったひとつのゴールのために走っているから。それはツールに勝とうとすること。その違いは大きい。
昨日はグレートな一日だった。レースでは何でも起こりうるということがわかったはずだ。そのために何時でも、attentive(丁寧)に、on the ball(常に機敏に周りの様子を察知できる状態)であることが必要なんだ」。
それは、チームスカイ時代から変わらず常に集団前方のポジションをチームでキープし続ける走りを指している。リーダージャージを着ていようがいまいが、集団の後方には絶対に位置を下げない。いつでも集団の前に(脚を使って)居続けるポジション取りだ。
「10回のうち9回は何も起こらないかもしれない。ストレスフルな一日として過ぎることになる。でも昨日のようなことが起こることもある。僕らには豊富なレース経験がある。多くの選手が勝利チームとしてこのツールを何度も走っている。第10ステージはそれがすべて合算されたね」。
text&photo:Makoto.AYANO in Albi FRANCE
フィニッシュまで40kmの時点で現れた横風区間。そしてそれに気づいた先頭集団のスピードアップによって形成されたエシュロン。集団は長く伸び、分断することになる。先頭グループと後続の差ははじめは大きなものではなかった。しかし結果的にはフィニッシュする時点で先頭グループには28人の選手しか残らず、第2集団とは2分近い差がつくことになった。
まずはじめに横風に気づき、集団の分断を狙ってスピードアップしたのはチームイネオス、次にEFエデュケーションファーストだった。しかし少しタイミングが早かった。その動きが沈静化したあと、残り35km地点で今度はドゥクーニンク・クイックステップ、そしてチームイネオスによる強力なペースアップが始まった。強い横風と春のクラシックで慣らすふたつのチームのスピードアップに、集団はたまらず分断。集団に人数を残したボーラ・ハンスグローエも加担し、メイン集団はバラバラに分解した。
この集団分裂によってティボー・ピノ(フランス、グルパマFDJ)、ヤコブ・フルサング(デンマーク、アスタナ)、リッチー・ポート(オーストラリア、トレック・セガフレード)、ジュリオ・チッコーネ(イタリア、トレック・セガフレード)、そして最初に動いたEFの総合狙いのエース、リゴベルト・ウラン(コロンビア)は続くこの動きに乗り遅れ、後方の第2集団に取り残された。総合4位ジョージ・ベネット(ニュージーランド、ユンボ・ヴィズマ)はさらにその後方という状況に。
後続グループは差を詰めようと追い上げるが、先頭グループも脚を緩めなかった。細い道にロンポワン(旋回式交差点)が連続したことも、後続集団が長く伸び、追い上げにくい要因となった。一度は短縮しかけたタイム差だったが、フィニッシュに向けて距離を減らすにつれ広がり続けた。
ツール初出場のルーキー、3度のシクロクロス世界王者ワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ヴィズマ)が残った並みいるスプリンターたちを制して驚きのステージ初優勝を飾るなか、その同じ28人の先頭グループに残れた総合争いの上位候補者は、チームイネオスのゲラント・トーマス(イギリス)とエガン・ベルナル(コロンビア)、ステフェン・クライスヴァイク(オランダ、ユンボ・ヴィズマ)、エンリク・マス(スペイン、ドゥクーニンク・クイックステップ)、ロマン・バルデ(フランス、アージェードゥーゼール・ラモンディアル)、ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)、エマヌエル・ブッフマン(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ)、アダム・イェーツ(イギリス、ミッチェルトン・スコット)、ダニエル・マーティン(アイルランド、UAEチームエミレーツ)、アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)ら。
1分40秒の遅れを喫したのはティボー・ピノ(フランス、グルパマFDJ)、ヤコブ・フルサング(デンマーク、アスタナ)、リッチー・ポート(オーストラリア、トレック・セガフレード)、リゴベルト・ウラン(コロンビア、EFエデュケーションファースト)ら。
先頭グループにいたミケル・ランダ(スペイン、モビスター)はアラフィリップのホイールに接触してバランスを崩したワレン・バルギル(フランス、アルケア・サムシック)に沿道に押しだされる形で落車してしまう。ランダは第1集団内のキンタナとバルベルデをのぞくチームメイトにアシストされながらも、第3集団内での走行を強いられ、2分09秒の遅れを喫した。
9分41秒も遅れる結果となったベネットは、チームメイトのためにボトル運びの仕事をしようと後方のチームカーに戻り、ボトルを20本近く抱えていたタイミングで分断が起こったという。独走力の無さも災いし、遅れることに身を任せざるを得なかった。
分断に加担し、依然として1分12秒差でマイヨジョーヌをキープしたアラフィリップ。多くのライバルたちを蹴落とすことに成功し、総合2、3位という完璧なポジションに浮上したトーマスとベルナル。明暗が分かれ、罠に落ちた多くの敗者が生まれたステージになった。
もっとも失望が大きいのは、3日前の第7ステージで果敢にアタックしてトーマスに対して20秒を稼ぎ出していたピノだろう。簡単に返された100秒に、フィニッシュ後は「くそったれ!」「何も話すことはない。ただただ最低な日だった」としか言葉が出なかったピノ。トーマスがこのツールで最も恐れていたであろう登れるフレンチクライマーは、もはや1分以上遅れての総合11位と、優勝を狙うポジションから大きく脱落した。
フルサング、ポート、ウラン、そしてランダ。総合上位を争うであろう主力選手たちが罠にはまって大きなタイム差を負った。総合4位に居たユンボ・ヴィズマのベネットは、クライスヴァイクに次ぐセカンドエースとして重要な存在。その選手が重要なタイミングでボトル運びに従事していたというのは批判されて然るべきだろう。
ここまで秒差を争い、この先の難関山岳でさえ20秒や30秒を争うことになる決定的なステージを前に、1分40秒もの差をこれだけ多くの有力選手たちが失うといったステージはあまり前例がない。この大きなタイム差は、落車やタイミングの悪いパンク、あるいは調子を著しく落とす「バッド・デイ」でもない限りつかないものだ。有力選手たちはぼっとしていたのだろうか?
ポートは「集団分裂が起こることはわかっていた。でもライバルたちが道路の左端によってペースが上がった時、最終列車に乗り遅れたのが自分だった。出力勝負に負けてしまった」と言う。
コースプロフィールを見る限りでは、3級〜4級のカテゴリー山岳が4つ設定された難易度の低い平坦系ステージだった。実際には細かいアップダウンが無数に登場するため単純なスプリンター向きコースとは言えない(獲得標高差は2,900m)が、総合争いの選手たちが秒差、まして分差を争うようなステージになるとは誰も想像していなかったはずだ。スタートのサン・フルールでは穏やかな風が吹いていたことに、選手たちは気づいていたとしても。
トーマスは言う。「予想もしていなかっただけに、今日のようなステージは本当にナイスだ。位置取りのエラーだけなんだ。そして彼らは1分半以上を失った。僕らの立場からするとすごい1日だったけれどね。僕らは丁寧に走った。ストレスフルなレースになることは分かっていた。何も起こらないかもしれないけど、いい位置(前に)居なくてはいけない。それが結果につながった。分断のとき、僕らは完璧な位置に居た。本当にいい一日だった」。
この日のレース後半に横風が吹くことは、少なくともチームイネオスは把握していたようだ。
スタート前にチームイネオスのニコラ・ポルタル監督に話を聞いた際には「今日はコース後半の開けたところで横風が吹くという情報がある。それは警戒しなくてはいけない」と話していた。そして「平坦ステージに位置づけられていて、平坦と言えなくもないけれど、アップダウンが続くのでスプリンターの中には遅れる選手も出てくる。よりふるいにかける動きもあるはずで、展開によって厳しいレースになるかもしれない」とも話していた。
そしてポルタル監督は「このツールは平坦のイージーなステージが例年に比べて少なく、アップダウンが続くようなステージが多く、平均的なスピードが遅くても、一度遅れると取り返せないほど大きな差がつくことがあるので、いつでも気が抜けない」と、今年のコースの傾向を分析する。
「例えば2日前のトーマスの落車も、レースが動く登りの直前という、非常に危険なタイミングだった。チームメイトの迅速な判断で素早くリカバリーできたのは本当に良かった。あれでGがツールを失う可能性は大いにあったと思う」と振り返る。
「例年よりも登れる選手が多く、登りのスピードが速く、多くの選手が残っているようだ。登りに関しての全体のレベルが平均して高くなっている」とも。
トーマスは言う「ラ・プランシュ・デルフィーユの日から言っているけれど、いつでも、なんでもコトが起こりうることを予測して備えなきゃいけないんだ。紙の上では次の大きなステージは個人TT(第13ステージ)だけれどね」。
翌日のチームホテルで開かれた記者会見では、この第10ステージのエピソードが中心に語られた。トーマスはチームイネオスと他のチームの違いを指摘する。「僕らにはひとつのゴールしかない」。
「レースの重要な局面でビドン(ボトル)を取りに行っていたジョージ(ベネット)を見ただろう。総合4位にいるにもかかわらず、スプリンターのために働いていた彼を。そして他のチームの多くは逃げにメンバーを送り込んでいた。そうしたことをイネオスがしないのは、僕らがたったひとつのゴールのために走っているから。それはツールに勝とうとすること。その違いは大きい。
昨日はグレートな一日だった。レースでは何でも起こりうるということがわかったはずだ。そのために何時でも、attentive(丁寧)に、on the ball(常に機敏に周りの様子を察知できる状態)であることが必要なんだ」。
それは、チームスカイ時代から変わらず常に集団前方のポジションをチームでキープし続ける走りを指している。リーダージャージを着ていようがいまいが、集団の後方には絶対に位置を下げない。いつでも集団の前に(脚を使って)居続けるポジション取りだ。
「10回のうち9回は何も起こらないかもしれない。ストレスフルな一日として過ぎることになる。でも昨日のようなことが起こることもある。僕らには豊富なレース経験がある。多くの選手が勝利チームとしてこのツールを何度も走っている。第10ステージはそれがすべて合算されたね」。
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