2019/07/10(水) - 16:02
今大会初の難関山岳フィニッシュで昨年覇者アネミエク・ファンフルーテン(オランダ、ミッチェルトン・スコット)が独走。後続に3分近い差を付けて勝利し総合首位に浮上した。
ジロ・ローザ(UCIウィメンズワールドツアー)は折り返しの5日目にして、今大会初となる山頂フィニッシュに直面。当初は名峰ガヴィアへのフィニッシュが予定されていたものの、雪崩によって道が塞がれたため急遽トッリ峠の頂上にあるサン・ジャコモ湖にフィニッシュする措置が取られた。
レースは序盤に設定された2級山岳で、いきなりマリアローザのカタジナ・ニエウィアドーマ(ポーランド、キャニオン・スラム)やマリアンヌ・フォス(オランダ、CCC・リブ)が動いたもののミッチェルトン・スコットのペースアップによって吸収される。ステルヴィオ峠の南西麓に位置する街ボルミオを目指す道中ではポーリーナ・ローイヤッケル(オランダ、CCC・リブ)とリア・キルヒマン(カナダ、サンウェブ)が2分差を稼ぎ出して逃げたが、登りに向けてペースを上げるメイン集団が背後に迫った。
メイン集団が距離7.3km、平均勾配8.3%を誇る登り口に突入する直前に、強烈なアタックで抜け出したのは昨年覇者アネミエク・ファンフルーテン(オランダ、ミッチェルトン・スコット)。「登りの距離が短くなったので十分なリードを稼ぎ出すには序盤からアタックするしかないと思っていた」と言う現TT世界王者が、ライバル勢を置き去りにして独走を開始した。
力強いペダリングで突き進むファンフルーテンは、ニエウィアドーマらマリアローザグループに対して見る間に差を広げ、頂上にたどり着く頃には3分近いリードを稼ぎ出す。ファンフルーテンが大会2連覇を手繰り寄せる強いレース運びで今大会初ステージ優勝を飾った。
「再びマリアローザを着用できることを誇りに思う。今年ローザで勝つことはシーズン一番の目標。ここ数日はなるべく冷静なレース運びを心掛け、今日は自分の力を示すことができた。大きなリードを稼ぎ出すことができたので今日はリラックスして眠れそう」と、マリアローザに袖を通したファンフルーテンは語ってる。
ジロ・ローザ(UCIウィメンズワールドツアー)は折り返しの5日目にして、今大会初となる山頂フィニッシュに直面。当初は名峰ガヴィアへのフィニッシュが予定されていたものの、雪崩によって道が塞がれたため急遽トッリ峠の頂上にあるサン・ジャコモ湖にフィニッシュする措置が取られた。
レースは序盤に設定された2級山岳で、いきなりマリアローザのカタジナ・ニエウィアドーマ(ポーランド、キャニオン・スラム)やマリアンヌ・フォス(オランダ、CCC・リブ)が動いたもののミッチェルトン・スコットのペースアップによって吸収される。ステルヴィオ峠の南西麓に位置する街ボルミオを目指す道中ではポーリーナ・ローイヤッケル(オランダ、CCC・リブ)とリア・キルヒマン(カナダ、サンウェブ)が2分差を稼ぎ出して逃げたが、登りに向けてペースを上げるメイン集団が背後に迫った。
メイン集団が距離7.3km、平均勾配8.3%を誇る登り口に突入する直前に、強烈なアタックで抜け出したのは昨年覇者アネミエク・ファンフルーテン(オランダ、ミッチェルトン・スコット)。「登りの距離が短くなったので十分なリードを稼ぎ出すには序盤からアタックするしかないと思っていた」と言う現TT世界王者が、ライバル勢を置き去りにして独走を開始した。
力強いペダリングで突き進むファンフルーテンは、ニエウィアドーマらマリアローザグループに対して見る間に差を広げ、頂上にたどり着く頃には3分近いリードを稼ぎ出す。ファンフルーテンが大会2連覇を手繰り寄せる強いレース運びで今大会初ステージ優勝を飾った。
「再びマリアローザを着用できることを誇りに思う。今年ローザで勝つことはシーズン一番の目標。ここ数日はなるべく冷静なレース運びを心掛け、今日は自分の力を示すことができた。大きなリードを稼ぎ出すことができたので今日はリラックスして眠れそう」と、マリアローザに袖を通したファンフルーテンは語ってる。
ジロ・ローザ2019第5ステージ結果
1位 | アネミエク・ファンフルーテン(オランダ、ミッチェルトン・スコット) | 3:09:47 |
2位 | ルシンダ・ブラント(オランダ、サンウェブ) | 2:57 |
3位 | カタジナ・ニエウィアドーマ(ポーランド、キャニオン・スラム) | |
4位 | ソラヤ・パラディン(イタリア、アレ・チポッリーニ) | |
5位 | アマンダ・スプラット(オーストラリア、ミッチェルトン・スコット) | |
6位 | アンナ・ファンデルブレッヘン(オランダ、ブールスドルマンスサイクリング) | |
7位 | アシュレー・ムールマン(南アフリカ、CCC・リブ) | |
8位 | エリカ・マグナルディ(イタリア、WNT・ロータープロサイクリング) | |
9位 | エリザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、トレック・セガフレード) | |
10位 | デミ・フォラーイング(オランダ、パークホテル・ファルケンブルク) | 3:25 |
個人総合成績
1位 | アネミエク・ファンフルーテン(オランダ、ミッチェルトン・スコット) | 11:17:44 |
2位 | カタジナ・ニエウィアドーマ(ポーランド、キャニオン・スラム) | 2:16 |
3位 | アシュレー・ムールマン(南アフリカ、CCC・リブ) | 3:05 |
4位 | アマンダ・スプラット(オーストラリア、ミッチェルトン・スコット) | 3:12 |
5位 | アンナ・ファンデルブレッヘン(オランダ、ブールスドルマンスサイクリング) | 3:24 |
6位 | ルシンダ・ブラント(オランダ、サンウェブ) | 3:27 |
7位 | エリザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、トレック・セガフレード) | 3:59 |
8位 | ケイティ・ホール(アメリカ、ブールスドルマンスサイクリング) | 4:04 |
9位 | エリカ・マグナルディ(イタリア、WNT・ロータープロサイクリング) | 4:10 |
10位 | ジュリエット・ラボウ(フランス、サンウェブ) | 4:26 |
ポイント賞
1位 | アネミエク・ファンフルーテン(オランダ、ミッチェルトン・スコット) | 39pts |
2位 | マリアンヌ・フォス(オランダ、CCC・リブ) | 38pts |
3位 | ルシンダ・ブラント(オランダ、サンウェブ) | 27pts |
山岳賞
1位 | アネミエク・ファンフルーテン(オランダ、ミッチェルトン・スコット) | 26pts |
2位 | アマンダ・スプラット(オーストラリア、ミッチェルトン・スコット) | 12pts |
3位 | ルシンダ・ブラント(オランダ、サンウェブ) | 12pts |
ヤングライダー賞
1位 | ジュリエット・ラボウ(フランス、サンウェブ) | 11:22:10 |
2位 | パウラ・パティノ(コロンビア、モビスター) | 4:34 |
3位 | カティア・ラグサ(イタリア、ビーピンク) | 7:14 |
チーム総合成績
1位 | WNT・ロータープロサイクリング | 33:02:37 |
2位 | キャニオン・スラム | 2:52 |
3位 | サンウェブ | 3:01 |
Text:So.Isobe
Photo:CorVos
Photo:CorVos
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