2019/05/18(土) - 20:01
ツアー・オブ・ジャパンのスタートを翌日に控え、堺市内で開幕前公開記者会見が開かれた。昨年優勝のマルコス・ガルシア(キナンサイクリングチーム)、中根英登(NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネ)、雨澤毅明(リュブリャナ・グスト・サンティック)、小林海(ジョッティ・ヴィクトリア・パロマー)、増田成幸(宇都宮ブリッツェン)、黒枝咲哉(シマノレーシングチーム)の6人が出席し、明日からの目標を語った。
ツアー・オブ・ジャパン第1ステージが行われる大阪府の堺市は、茶の湯の千家の流祖とされる千利休と、歌人与謝野晶子の出身地だ。その2人の記念館「さかい利晶の杜」を会場として、一般入場者も集めて公開記者会見が行われた。各選手のコメントを紹介しよう。
マルコス・ガルシア(キナンサイクリングチーム)
今年もチームメイトと一丸になってこのレースに臨み、全力を尽くしたい。同じコースだけれど同じではないと考えている。チームはこのレースに向けて準備をしてきたから、もし自分が失敗するようなことがあってもカバーしてくれる力があると思う。皆さんに楽しんでもらえるようなレースをしたい。
増田成幸(宇都宮ブリッツェン)
昨年は京都ステージで落車してレースを去っているので、今年は転ばずに安全にゴールを目指すことが目標。その上でより良い成績を残したい。昨年は自分を含め総合を狙う選手が失速してしまったので、チームとして山岳賞を狙いにいった。今年も獲れるものは獲っていきたい。今日は午前中に雨澤選手のチームと練習した。期間中仲良くやっていきたい。
雨澤毅明(リュブリャナ・グスト・サンティック)
久々に日本に帰ってきて「いいなぁ」と感じた。今年もステージ優勝を狙いつつ、総合にも絡んでいきたい。一緒に来たメンバーも強い選手が揃っているから、僕だけではなくチームとして良い走りが出来ると思う。総合では富士山ステージが一番重要になると思うが、他のステージでも何が起きるかわからない。ハードなレースになると思う。日本人としてはこのレースの順位がそのままオリンピックの選考に関わるから、上位に入ってUCIポイントを獲ることが重要になってくると思う。
小林海(ジョッティ・ヴィクトリア・パロマー)
冬に太りすぎたので7kg絞ってきた。このチームに移籍することを決めた昨年の12月からツアー・オブ・ジャパンに出たいと話をして、このレースに向けて準備してきた。チームは2015年ツール・ド・北海道優勝して今年イタリアで勝利を挙げているリカルド・スタキオッティをはじめ、僕よりも強いチームメイトが揃っているので、問題がなければ上位を狙えると考えている。
中根英登(NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネ)
ジロ・デ・イタリアでの初山翔選手の男逃げに負けない結果をイタリアに届けたい。個人的には昨年のリザルト(個人総合9位)を超えないといけないと考えている。チームの目標としてはステージ優勝と個人総合優勝を狙っていく。(明日がチームメイトの吉田隼人選手の誕生日だと聞かされて)それよりも今日は息子の1歳の誕生日。頑張りたい。
黒枝咲哉(シマノレーシングチーム)
明日はチームのホームステージ。「シマノ」という文字を堺ではよく見るし、自転車を知らない人も応援してくれると思うので、明日は頑張りたい。兄の士揮も出場するが、同じスプリンターとして意識している。レース中も同じような位置にいるが、兄がいることは力になる。子供の頃から兄の後ろをついて歩っていたので、レース中も後ろについて行くことにしている(笑)。
記者会見後は茶の湯体験とファンとの交流
text&photo:Satoru Kato
ツアー・オブ・ジャパン第1ステージが行われる大阪府の堺市は、茶の湯の千家の流祖とされる千利休と、歌人与謝野晶子の出身地だ。その2人の記念館「さかい利晶の杜」を会場として、一般入場者も集めて公開記者会見が行われた。各選手のコメントを紹介しよう。
マルコス・ガルシア(キナンサイクリングチーム)
今年もチームメイトと一丸になってこのレースに臨み、全力を尽くしたい。同じコースだけれど同じではないと考えている。チームはこのレースに向けて準備をしてきたから、もし自分が失敗するようなことがあってもカバーしてくれる力があると思う。皆さんに楽しんでもらえるようなレースをしたい。
増田成幸(宇都宮ブリッツェン)
昨年は京都ステージで落車してレースを去っているので、今年は転ばずに安全にゴールを目指すことが目標。その上でより良い成績を残したい。昨年は自分を含め総合を狙う選手が失速してしまったので、チームとして山岳賞を狙いにいった。今年も獲れるものは獲っていきたい。今日は午前中に雨澤選手のチームと練習した。期間中仲良くやっていきたい。
雨澤毅明(リュブリャナ・グスト・サンティック)
久々に日本に帰ってきて「いいなぁ」と感じた。今年もステージ優勝を狙いつつ、総合にも絡んでいきたい。一緒に来たメンバーも強い選手が揃っているから、僕だけではなくチームとして良い走りが出来ると思う。総合では富士山ステージが一番重要になると思うが、他のステージでも何が起きるかわからない。ハードなレースになると思う。日本人としてはこのレースの順位がそのままオリンピックの選考に関わるから、上位に入ってUCIポイントを獲ることが重要になってくると思う。
小林海(ジョッティ・ヴィクトリア・パロマー)
冬に太りすぎたので7kg絞ってきた。このチームに移籍することを決めた昨年の12月からツアー・オブ・ジャパンに出たいと話をして、このレースに向けて準備してきた。チームは2015年ツール・ド・北海道優勝して今年イタリアで勝利を挙げているリカルド・スタキオッティをはじめ、僕よりも強いチームメイトが揃っているので、問題がなければ上位を狙えると考えている。
中根英登(NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネ)
ジロ・デ・イタリアでの初山翔選手の男逃げに負けない結果をイタリアに届けたい。個人的には昨年のリザルト(個人総合9位)を超えないといけないと考えている。チームの目標としてはステージ優勝と個人総合優勝を狙っていく。(明日がチームメイトの吉田隼人選手の誕生日だと聞かされて)それよりも今日は息子の1歳の誕生日。頑張りたい。
黒枝咲哉(シマノレーシングチーム)
明日はチームのホームステージ。「シマノ」という文字を堺ではよく見るし、自転車を知らない人も応援してくれると思うので、明日は頑張りたい。兄の士揮も出場するが、同じスプリンターとして意識している。レース中も同じような位置にいるが、兄がいることは力になる。子供の頃から兄の後ろをついて歩っていたので、レース中も後ろについて行くことにしている(笑)。
記者会見後は茶の湯体験とファンとの交流
text&photo:Satoru Kato
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