2019/04/15(月) - 17:50
「人生でもスポーツでも、常に新しいことに挑戦し続けないといけない。これは自分自身を信じ続けた結果だ」と語るのは、ルーベの表彰台の真ん中で石畳のトロフィーを高く掲げたフィリップ・ジルベール。第117回パリ〜ルーベを戦った勇者たちのコメントを紹介します。
1位 フィリップ・ジルベール(ベルギー、ドゥクーニンク・クイックステップ)
パンチャーに分類される脚質なので、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュやアムステルゴールドレース、イル・ロンバルディアにキャリアの前半を捧げてきた。でもある所でギャンブルに出て、違うことに挑戦しようと思ったんだ。ロンド・ファン・フラーンデレンの常勝チームであるクイックステップへの移籍も賭けだった。でもすぐにその結果が出始めた。チーム移籍1年目にロンドを制し、その2年後にルーベで優勝。人生でもスポーツでも、常に新しいことに挑戦し続けないといけない。これは自分自身を信じ続けた結果だ。
仮にアルデンヌクラシックに没頭し続けていたら、そこで好成績を収め続けていたと思う。アムステルで5回優勝していたかもしれない。でも限定された数のレースではなく、多種多様なレースで勝つことの重要性に気がついたんだ。いつもフィニッシュまで距離を残してアタックするムセーウのような、パナッシュ(観るものを興奮させる意外性)溢れる走りが昔から好きだった。ロンバルディアで勝った時も、ロンドで勝った時も、フィニッシュまで50km程度を残したアタックだった。
こんなにフィニッシュで涙を流したのは初めて。ロンドを不甲斐ない形で終えた後、大きなプレッシャーを自分にかけていた。スプリントで勝つと喜びが爆発する。独走で勝つのとはまた違った種類の感情に包まれるんだ。クイックステップへの移籍は正しい判断であったと改めて実感したよ。
今日はチームメイトたちとこの勝利の余韻に浸って、明日から気持ちをリセットしてアルデンヌクラシックに向けて集中していきたい。チームにとって大成功の春がそこでも継続できればと思う。
2位 ニルス・ポリッツ(ドイツ、カチューシャ・アルペシン)
プロ4年目でパリ〜ルーベ2位という成績に喜びを感じている。それに、元世界チャンピオンで、これまで数々の輝かしい成績を残しているフィリップ・ジルベールに敗れることは恥ずべきことじゃない。もちろん後ろからスプリントを開始したかったけど、ランパールトが後ろから追走している状況では、ジルベールが前に出るわけがなかった。スプリントの掛かりは悪くなかった。でもパンチ力はジルベールが上だった。
残り3km地点の短い登りでジルベールがアタックするんじゃないかと想像していた。仮に自分がアタックしても彼が反応することは目に見えていた。だから彼に勝つにはスプリントしかなかった。負けたけどそんなことはどうだっていい。2位は、素晴らしい。
冬の間、このクラシックシーズンに向けて厳しいトレーニングを積んできた。E3ビンクバンクで6位、フランドルで5位、そしてパリ〜ルーベで表彰台。キャリアの中で最も素晴らしい日々だったと言える。
パリ〜ルーベが好きなんだ。U23レースに初めて出場した時、5回は落車したけど、終わってから父親に『このレースでは将来必ず良い走りができる』と言ったのを覚えている。初出場したエリートレースはリタイアに終わったけど、2018年に7位、2019年2位。このレースは自分向きだと断言できるし、来年の大会が今から楽しみだ。ジルベールは自分より11歳年上。つまり自分にはあと11回チャンスがある。
3位 イヴ・ランパールト(ベルギー、ドゥクーニンク・クイックステップ)
優勝できる力が自分にもあった。アシストとして力を使った上での3位という成績には満足しているし、将来に向けての自信につながる。もちろんチームとして1位と3位を獲得したことに大きな喜びを感じているよ。途方もなく大きなプレッシャーに包まれるパリ〜ルーベで、チームとして最高の力を発揮することができた。そして同時に、いつの日か自分もこのレースで勝てるということを証明できた。
4位 セップ・ファンマルク(ベルギー、EFエデュケーションファースト)
家のソファーで寝転んでいればこんな失望を味わわずに済んだのかもしれない。調子は良かった。でもバイクの変速が壊れ、11Tのトップギアしか使えない状態でカルフール・ド・ラルブルを走るうちに、ライバルたちの動きに反応できなくなった。
精神的に身体的にも、この数週間のうちに天国と地獄を味わった。(落車で膝にダメージを負いながらも)先週のロンドでは想像以上の走りができたので、パリ〜ルーベへの期待は高まっていたんだ。全てがうまく進めば優勝のチャンスはあると信じていた。
蓋を開けると、脚の調子は良く、全てがうまく進んでいた。過去数年のようにガス欠にはならなかったし、戦略的にも身体的にもミスはなかった。脚の状態も良かった。ただ、最も重要なセクターを前に壊れたバイクが脚を破壊した。カルフールは何とか持ちこたえたけど、その後のアタックには反応できなかった。(残り6kmで)バイク交換してからも『レースへの敬意』として全力を尽くした。勝利へのスプリントだけを考えていただけに、胸が張り裂ける思いだった。
5位 ペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)
善戦したと思う。でも終盤の勝負どころでエネルギーが残っていなかった。それまで動き回っていた影響でガス欠だった。少し動き過ぎてしまったのかもしれない。いずれにしてもランパールトとジルベールという強力な選手2名を相手にした戦いはハードだった。
何が起こったのかは自分でも正確にわからない。脚に力が入らなくなった。もっと調子が良ければ結果は変わっていたかもしれない。でも全力を尽くしたと言えるので満足している。1月のオーストラリアで1勝して、ミラノ〜サンレモでの走りも悪くなかった。だからシーズンここまでの成績はまずまず良かった。いつも言っているように、シーズンは毎年異なり、レースは毎戦異なる。今日と同じレースを明日行えば全く違う展開になるように。だから選手はチャンスをものにするために勝負を仕掛けないといけない。
9位 エヴァルダス・シシュケヴィチュス(リトアニア、デルコ・マルセイユプロヴァンス)
最高の気分だ!チームメイトとコーチに感謝したい。彼らのおかげで最高の状態でレースに挑むことができた。真っ向勝負で結果を出せることを示したかった。コース沿道からの叫び声だけでなく、チームカーのハンドルを握る監督からの応援に後押しされたよ。
12位 グレッグ・ファンアーフェルマート(ベルギー、CCCチーム)
(ジルベールやサガンら)6名の先頭グループが飛び出した時、集団の後ろに下がってしまっていた。それに、勝負を仕掛けるにはまだ早すぎると思ったんだ。でもそこから誰も集団を引かなくなり、そこで自分のレースが終わってしまった。カルフール・ド・ラルブルで集団を飛び出して先頭グループとのタイム差を詰めるしかなかったけど、予想通り、追いつくことはできなかった。
6名の先頭グループに入らなかったことが最大の失敗。あの展開から挽回するのは非現実的だったし、落胆している。今の脚の状況を考えると(展開が違えば)もっと良い成績を残せたはずだった。石畳セクターでの力勝負で彼らに負けるとも思えなかったけど、レースはレース。戦略ミスだった。
13位 オリバー・ナーセン(ベルギー、アージェードゥーゼール)
位置取りが悪く、集団前方で決定的な動きが生まれた瞬間は見ていない。集団は洗濯機の中のように激しく動いていて、波を正しく読まないと逃げには乗れない。自分もアタックしたけど、チャンスは掴めなかった。先頭グループが形成されてからメイン集団の牽引を担ったのはチームメイトのステイン・ファンデンベルフだけ。他の選手たちは彼の後ろで彷徨うように走っていた。結果、先頭6名を捉えることができなかった。チームとして最善を尽くしたと思う。でも展開を味方につけることができなかった。
22位 ワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ヴィズマ)
パリ〜ルーベではここまでツキに見放されている。もう何も残っていなくて、すっからかんだ。とても混沌としたレースだった。アランベールの森で不運(機材トラブル)に見舞われてから1時間にわたって全開走行。その間ずっと食べることと飲むことを怠っていた。今日のようなハードなレースではエネルギー切れが最悪の結果をもたらす。残り30kmの時点でハンガーノックの兆候を感じていた。カルフール・ド・ラルブルまで先頭グループ内で走りたかったけど、当然、アタックでグループは崩壊してしまった。その時点でタンクは空っぽだった。
アランベールでの前輪パンクは大きな問題ではなかった。状況にどう対処するかは想定済みだったし、ホイールをチームメイトから受け取る手はずだった。でも沿道に止まるとチェーンがチェーンリングの間に挟まっていて、走行不能な状況になっていた。だからパスカル・エーンクホーンのバイクで再スタート。そこから自分のスペアバイクに乗り換えたところで、最初のコーナーでスリップダウンした。砂が浮いていたのか、原因はわからないけど、とにかく身体にも大きな衝撃だった。アウターチェーンリングが傷ついたのでそこからフィニッシュまではインナーチェーンリングで走行。幸い、ルーベでは大きいインナーリングを使用しているのでそこまで大きな問題ではなかった。
ガス欠になるまでは良い展開に持ち込めていたと思う。ジルベールがアタックした時、腰を上げて反応した次の瞬間の状況を悟ったよ。カルフールはテンポを刻んでクリアしたけど、そこから石畳を這いつくばって進むような状態だった。勝負に絡める力はあった。それだけは断言できる。でも(ハンガーノックという)一番起こってはいけないことがルーベで起こってしまった。
text:Kei Tsuji
1位 フィリップ・ジルベール(ベルギー、ドゥクーニンク・クイックステップ)
パンチャーに分類される脚質なので、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュやアムステルゴールドレース、イル・ロンバルディアにキャリアの前半を捧げてきた。でもある所でギャンブルに出て、違うことに挑戦しようと思ったんだ。ロンド・ファン・フラーンデレンの常勝チームであるクイックステップへの移籍も賭けだった。でもすぐにその結果が出始めた。チーム移籍1年目にロンドを制し、その2年後にルーベで優勝。人生でもスポーツでも、常に新しいことに挑戦し続けないといけない。これは自分自身を信じ続けた結果だ。
仮にアルデンヌクラシックに没頭し続けていたら、そこで好成績を収め続けていたと思う。アムステルで5回優勝していたかもしれない。でも限定された数のレースではなく、多種多様なレースで勝つことの重要性に気がついたんだ。いつもフィニッシュまで距離を残してアタックするムセーウのような、パナッシュ(観るものを興奮させる意外性)溢れる走りが昔から好きだった。ロンバルディアで勝った時も、ロンドで勝った時も、フィニッシュまで50km程度を残したアタックだった。
こんなにフィニッシュで涙を流したのは初めて。ロンドを不甲斐ない形で終えた後、大きなプレッシャーを自分にかけていた。スプリントで勝つと喜びが爆発する。独走で勝つのとはまた違った種類の感情に包まれるんだ。クイックステップへの移籍は正しい判断であったと改めて実感したよ。
今日はチームメイトたちとこの勝利の余韻に浸って、明日から気持ちをリセットしてアルデンヌクラシックに向けて集中していきたい。チームにとって大成功の春がそこでも継続できればと思う。
2位 ニルス・ポリッツ(ドイツ、カチューシャ・アルペシン)
プロ4年目でパリ〜ルーベ2位という成績に喜びを感じている。それに、元世界チャンピオンで、これまで数々の輝かしい成績を残しているフィリップ・ジルベールに敗れることは恥ずべきことじゃない。もちろん後ろからスプリントを開始したかったけど、ランパールトが後ろから追走している状況では、ジルベールが前に出るわけがなかった。スプリントの掛かりは悪くなかった。でもパンチ力はジルベールが上だった。
残り3km地点の短い登りでジルベールがアタックするんじゃないかと想像していた。仮に自分がアタックしても彼が反応することは目に見えていた。だから彼に勝つにはスプリントしかなかった。負けたけどそんなことはどうだっていい。2位は、素晴らしい。
冬の間、このクラシックシーズンに向けて厳しいトレーニングを積んできた。E3ビンクバンクで6位、フランドルで5位、そしてパリ〜ルーベで表彰台。キャリアの中で最も素晴らしい日々だったと言える。
パリ〜ルーベが好きなんだ。U23レースに初めて出場した時、5回は落車したけど、終わってから父親に『このレースでは将来必ず良い走りができる』と言ったのを覚えている。初出場したエリートレースはリタイアに終わったけど、2018年に7位、2019年2位。このレースは自分向きだと断言できるし、来年の大会が今から楽しみだ。ジルベールは自分より11歳年上。つまり自分にはあと11回チャンスがある。
3位 イヴ・ランパールト(ベルギー、ドゥクーニンク・クイックステップ)
優勝できる力が自分にもあった。アシストとして力を使った上での3位という成績には満足しているし、将来に向けての自信につながる。もちろんチームとして1位と3位を獲得したことに大きな喜びを感じているよ。途方もなく大きなプレッシャーに包まれるパリ〜ルーベで、チームとして最高の力を発揮することができた。そして同時に、いつの日か自分もこのレースで勝てるということを証明できた。
4位 セップ・ファンマルク(ベルギー、EFエデュケーションファースト)
家のソファーで寝転んでいればこんな失望を味わわずに済んだのかもしれない。調子は良かった。でもバイクの変速が壊れ、11Tのトップギアしか使えない状態でカルフール・ド・ラルブルを走るうちに、ライバルたちの動きに反応できなくなった。
精神的に身体的にも、この数週間のうちに天国と地獄を味わった。(落車で膝にダメージを負いながらも)先週のロンドでは想像以上の走りができたので、パリ〜ルーベへの期待は高まっていたんだ。全てがうまく進めば優勝のチャンスはあると信じていた。
蓋を開けると、脚の調子は良く、全てがうまく進んでいた。過去数年のようにガス欠にはならなかったし、戦略的にも身体的にもミスはなかった。脚の状態も良かった。ただ、最も重要なセクターを前に壊れたバイクが脚を破壊した。カルフールは何とか持ちこたえたけど、その後のアタックには反応できなかった。(残り6kmで)バイク交換してからも『レースへの敬意』として全力を尽くした。勝利へのスプリントだけを考えていただけに、胸が張り裂ける思いだった。
5位 ペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)
善戦したと思う。でも終盤の勝負どころでエネルギーが残っていなかった。それまで動き回っていた影響でガス欠だった。少し動き過ぎてしまったのかもしれない。いずれにしてもランパールトとジルベールという強力な選手2名を相手にした戦いはハードだった。
何が起こったのかは自分でも正確にわからない。脚に力が入らなくなった。もっと調子が良ければ結果は変わっていたかもしれない。でも全力を尽くしたと言えるので満足している。1月のオーストラリアで1勝して、ミラノ〜サンレモでの走りも悪くなかった。だからシーズンここまでの成績はまずまず良かった。いつも言っているように、シーズンは毎年異なり、レースは毎戦異なる。今日と同じレースを明日行えば全く違う展開になるように。だから選手はチャンスをものにするために勝負を仕掛けないといけない。
9位 エヴァルダス・シシュケヴィチュス(リトアニア、デルコ・マルセイユプロヴァンス)
最高の気分だ!チームメイトとコーチに感謝したい。彼らのおかげで最高の状態でレースに挑むことができた。真っ向勝負で結果を出せることを示したかった。コース沿道からの叫び声だけでなく、チームカーのハンドルを握る監督からの応援に後押しされたよ。
12位 グレッグ・ファンアーフェルマート(ベルギー、CCCチーム)
(ジルベールやサガンら)6名の先頭グループが飛び出した時、集団の後ろに下がってしまっていた。それに、勝負を仕掛けるにはまだ早すぎると思ったんだ。でもそこから誰も集団を引かなくなり、そこで自分のレースが終わってしまった。カルフール・ド・ラルブルで集団を飛び出して先頭グループとのタイム差を詰めるしかなかったけど、予想通り、追いつくことはできなかった。
6名の先頭グループに入らなかったことが最大の失敗。あの展開から挽回するのは非現実的だったし、落胆している。今の脚の状況を考えると(展開が違えば)もっと良い成績を残せたはずだった。石畳セクターでの力勝負で彼らに負けるとも思えなかったけど、レースはレース。戦略ミスだった。
13位 オリバー・ナーセン(ベルギー、アージェードゥーゼール)
位置取りが悪く、集団前方で決定的な動きが生まれた瞬間は見ていない。集団は洗濯機の中のように激しく動いていて、波を正しく読まないと逃げには乗れない。自分もアタックしたけど、チャンスは掴めなかった。先頭グループが形成されてからメイン集団の牽引を担ったのはチームメイトのステイン・ファンデンベルフだけ。他の選手たちは彼の後ろで彷徨うように走っていた。結果、先頭6名を捉えることができなかった。チームとして最善を尽くしたと思う。でも展開を味方につけることができなかった。
22位 ワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ヴィズマ)
パリ〜ルーベではここまでツキに見放されている。もう何も残っていなくて、すっからかんだ。とても混沌としたレースだった。アランベールの森で不運(機材トラブル)に見舞われてから1時間にわたって全開走行。その間ずっと食べることと飲むことを怠っていた。今日のようなハードなレースではエネルギー切れが最悪の結果をもたらす。残り30kmの時点でハンガーノックの兆候を感じていた。カルフール・ド・ラルブルまで先頭グループ内で走りたかったけど、当然、アタックでグループは崩壊してしまった。その時点でタンクは空っぽだった。
アランベールでの前輪パンクは大きな問題ではなかった。状況にどう対処するかは想定済みだったし、ホイールをチームメイトから受け取る手はずだった。でも沿道に止まるとチェーンがチェーンリングの間に挟まっていて、走行不能な状況になっていた。だからパスカル・エーンクホーンのバイクで再スタート。そこから自分のスペアバイクに乗り換えたところで、最初のコーナーでスリップダウンした。砂が浮いていたのか、原因はわからないけど、とにかく身体にも大きな衝撃だった。アウターチェーンリングが傷ついたのでそこからフィニッシュまではインナーチェーンリングで走行。幸い、ルーベでは大きいインナーリングを使用しているのでそこまで大きな問題ではなかった。
ガス欠になるまでは良い展開に持ち込めていたと思う。ジルベールがアタックした時、腰を上げて反応した次の瞬間の状況を悟ったよ。カルフールはテンポを刻んでクリアしたけど、そこから石畳を這いつくばって進むような状態だった。勝負に絡める力はあった。それだけは断言できる。でも(ハンガーノックという)一番起こってはいけないことがルーベで起こってしまった。
text:Kei Tsuji
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