カブトで人気のAERO-R1をベースに、より通気性を高めた新型ヘルメット「AERO-V1」が登場。エアロフォルムのシェル形状によって空力性能を高めつつ、ベンチレーションホールを増やすことでスムーズなエアフローも実現したパフォーマンスモデルだ。



AERO-R1をベースに通気性を高めた新作「AERO-V1」が登場AERO-R1をベースに通気性を高めた新作「AERO-V1」が登場 (c)カブト
カブトより2017年に登場したエアロヘルメット「AERO-R1」。ジャパニーズブランドとして多くの日本人にフィットする帽体形状はもちろんのこと、エアロヘルメットながら優れた軽量性を持ち、ハイエンドモデルとしては比較的リーズナブルな価格もあり爆発的なヒットを記録したモデルとなった。

そんなAERO-R1を踏襲しつつも、より通気性を重視して開発されたのが今回登場した「AERO-V1」である。AERO-R1と同様にショートテールのセミエアロ形状を採用することで空力性能を強化。ヘルメット後部に発生する乱流を抑える「ウェイクスタビライザー」も備わっているなど、細部まで似通ったデザインが採用されている。

ベンチレーションホールを多数設けスムーズなエアフローを実現ベンチレーションホールを多数設けスムーズなエアフローを実現 (c)カブトAR-3/ARS-3シールドが取り付け可能で、AERO-R1とも使い分けしやすいスペックを備えるAR-3/ARS-3シールドが取り付け可能で、AERO-R1とも使い分けしやすいスペックを備える (c)カブト

汗が目に入らないウルトラスウェットパッド-02も装着可能だ汗が目に入らないウルトラスウェットパッド-02も装着可能だ (c)カブトダイヤル式のXF-7アジャスターによって細やかな調整が可能ダイヤル式のXF-7アジャスターによって細やかな調整が可能 (c)カブト

その上でベンチレーションホールを多数設け、通気性を向上させている点がAERO-V1の大きな特徴。前方からの風を効率的に取り込むとともに、AERO-R1でも定評のあったリアアウトレットホールなどからスムーズに排気を行うことで、ヘルメット内部のエアフローを最適化させている。エアロ形状のヘルメットながら高い冷却性能を備え、夏場でも使い勝手の良い製品に仕上がっている。

またAERO-R1に標準装備されるシールドに対応している点にも要注目。AERO-V1にシールドは付属しないものの、「AR-3」シールドとレーススペックのオプションパーツ「ARS-3」シールドが取り付け可能となっている。すでにAERO-R1を持っている人はそのままシールドを使い回せるため、シーンに応じて使い分けしやすいヘルメットとして重宝するはずだ。

カブト AERO-V1(G-1マットホワイト)カブト AERO-V1(G-1マットホワイト) (c)カブトカブト AERO-V1(G-1マットブラックホワイト)カブト AERO-V1(G-1マットブラックホワイト) (c)カブトカブト AERO-V1(G-1マットガンメタ)カブト AERO-V1(G-1マットガンメタ) (c)カブト

カブト AERO-V1(G-1マットネイビーブルー)カブト AERO-V1(G-1マットネイビーブルー) (c)カブトカブト AERO-V1(G-1マットレッド)カブト AERO-V1(G-1マットレッド) (c)カブトカブト AERO-V1(G-1マットブルーグレー)カブト AERO-V1(G-1マットブルーグレー) (c)カブト

フィッティングシステムにはAERO-R1やFLAIRに採用されている「XF-7アジャスター」を採用しており、ダイヤル式で細やかな調整が可能。標準装備のノーマルインナーパッドとともに、虫の侵入を防止するA.I.ネットも付属する。また汗を効率的に額の左右へ誘導する「ウルトラスウェットパッド-02(別売り)」も装着可能だ。

カラーは全6種類がラインアップされ、S/MとL/XLの2サイズで展開。シールドが付属しない分、AERO-R1よりプライスダウンした18,000円(税抜)にて販売される。先行してカブトヘルメットの破損交換登録店にて4月より発売開始される。



カブト AERO-V1
サイズ:S/M(215g)、L/XL(235g)
カラー:G-1マットホワイト、G-1マットブラックホワイト、G-1マットガンメタ、G-1マットネイビーブルー、G-1マットレッド、G-1マットブルーグレー
価格:18,000円(税抜)
JCF(公財)日本自転車競技連盟公認
※破損交換登録店にて2019年4月発売開始

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