2019/03/02(土) - 10:45
5月30日から6月2日に開催されるUCI2.2のステージレース「ツール・ド・熊野」のメディア向けプレゼンテーションが大阪のシマノスクエアで開催された。今年の新たな試みとして観戦ツアーやクラウドファンディングが行われることが発表された。
3月1日(金)、ツール・ド・熊野を主催するスポーツプロデュース熊野は、今年21回目の開催となるツール・ド・熊野の大会プレゼンテーションを大阪市内で開いた。会場は、午前はJR大阪駅近くにある「シマノスクエア」、午後からは元シマノレーシングの阿部良之さんが経営するショップ「アベノバ(abenova)で開催された。ここではシマノスクエアでの模様をレポートする。
今年のツール・ド・熊野は、5月30日(木)から6月2日(日)までの4日間、プロローグ+3ステージで開催される。コースは三重県南部から和歌山県にかけての熊野地区を舞台とする例年通りの構成だ。勝負どころとなる第2ステージの丸山千枚田と札立峠、数値以上に厳しい第3ステージ太地町の周回コースは健在だ。
3月1日(金)、ツール・ド・熊野を主催するスポーツプロデュース熊野は、今年21回目の開催となるツール・ド・熊野の大会プレゼンテーションを大阪市内で開いた。会場は、午前はJR大阪駅近くにある「シマノスクエア」、午後からは元シマノレーシングの阿部良之さんが経営するショップ「アベノバ(abenova)で開催された。ここではシマノスクエアでの模様をレポートする。
今年のツール・ド・熊野は、5月30日(木)から6月2日(日)までの4日間、プロローグ+3ステージで開催される。コースは三重県南部から和歌山県にかけての熊野地区を舞台とする例年通りの構成だ。勝負どころとなる第2ステージの丸山千枚田と札立峠、数値以上に厳しい第3ステージ太地町の周回コースは健在だ。
ステージ一覧
開催日 | ステージ | コース | 距離 |
---|---|---|---|
5月30日(木) | プロローグ | 新宮市市田川沿い特設コース | 0.7km |
5月31日(金) | 第1ステージ | 赤木川周回コース | 113.2km |
6月1日(土) | 第2ステージ | 熊野山岳コース | 109.3km |
6月1日(日) | 第3ステージ | 太地町周回コース | 104.3km |
3月1日時点での出場予定は16チーム(下表参照)。現在出場交渉中のチームもあるとのことで、大会まで変更・追加がある見込みだ。
ツール・ド・熊野 出場予定チーム(2019年3月1日現在)
チーム名 | 国籍 |
---|---|
トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム | マレーシア |
HKSIプロサイクリングチーム | 香港 |
アモーレ&ヴィーダ-プロディル | ラトビア |
KFCサイクリングチーム | インドネシア |
ソウルサイクリングチーム | 韓国 |
ジョッティビクトリア | ルーマニア |
キナンサイクリングチーム | 日本 |
チーム右京 | 日本 |
マトリックスパワータグ | 日本 |
チームブリヂストンサイクリング | 日本 |
宇都宮ブリッツェン | 日本 |
シマノレーシング | 日本 |
愛三工業レーシングチーム | 日本 |
イナーメ信濃山形 | 日本 |
チームユーラシアIRCタイヤ | 日本 |
AACA選抜チーム | 日本 |
プレゼンテーションには、ホストチームとなるキナンサイクリングチームの山本元喜・大喜兄弟と、愛三工業レーシングチームの岡本隼、マトリックスパワータグの安原監督が出席した。
山本元喜は、「チームにとって重要なレース。全日本チャンピオンジャージを着て走ることに重責を感じている。メンバーは今後決まることになるが、必ず出場して結果を出せるようにしたい」と目標を語った。弟の山本大喜は、「今は新宮市に住んでいるので、地元にこんなチームと選手がいるというところを見せられるようにしたい」と語る。
岡本は「ツール・ド・熊野は応援してくれる人達との距離が近いレースという印象を持っている。短距離プロローグは脚力だけでなくコーナーの攻め方でタイムが変わってくるところが面白い。個人的には第1ステージと第3ステージを狙っていきたい」と話す。
マトリックスパワータグの安原監督は、「選手は熊野に向けて合宿の最中のため、今日は選手の代わり。皆熊野で勝つために頑張ってる」と、安原節を披露した。
公式観戦ツアーとクラウドファンディングの参加者を募集
今年は新しい試みとして、公式の観戦ツアーとクラウドファンディングが行われる。
公式観戦ツアーは、大阪発と名古屋発など3社3種の企画が予定されている。このうち、大阪発のツアーは6月1日、2日の1泊2日で、第2ステージと第3ステージを観戦。ツアー・ゲストとして阿部良之さんが参加し、特別席の用意や関係者しか入れない場所での観戦ができるなどの特典がある。また、レース観戦だけでなく、熊野那智神社など観光地に立ち寄ったり、温泉宿の宿泊などもセットされる。
一方クラウドファンディングは、大会スポンサーとしての出資を目的としたもので、1万円から20万円まで5段階が予定されている。最高額の20万円に応募すると、オフィシャルジャージ、Tシャツ、ボトルなどの記念品グッズに、レース当日のVIPカーに乗ってコース見学ができる特典などがつく。申し込み方法など詳細は後日改めて発表される予定だ。
text&photo:Satoru Kato
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