2019/02/17(日) - 11:12
今シーズンのシクロクロス3大シリーズもいよいよ最終戦。ミッデルケルケで開催されたスーパープレスティージュ第8戦で、マチュー・ファンデルポール(オランダ、コレンドン・サーカス)が独走勝利。8戦中8勝を収め文句なしの総合優勝を達成した。
昨年9月末にアメリカ、ウォータールーでのワールドカップ開幕戦から早5ヶ月、ベルギーのウエストフランデレン州の街ミッデルケルケにてシクロクロス3大シリーズの最終戦となるスーパープレスティージュ第8戦が開催された。新世界王者マチュー・ファンデルポール(オランダ、コレンドン・サーカス)らの走りを一目見ようと、郊外に設置された会場を無数のファンが埋め尽くした。
太陽が顔を出し、多くの選手が半袖のスキンスーツで走る穏やかな1日。キャンバーのアップダウンが無数に続き、深い砂セクションや、所々に担ぎを要する泥が残るコースをファンデルポールが支配した。
序盤こそマイケル・ファントーレンハウト(ベルギー、マーラックス・ビンゴール)やベルギー王者のトーン・アールツ(ベルギー、テレネット・フィデア)、ラース・ファンデルハール(オランダ、テレネット・フィデア)が先頭に立ちレースを率いたが、ファンデルポールはミスを出したファントーレンハウトに代わり先頭に立つと一気に加速。格の違いを見せつけるようにリードを広げ、そのまま勝負を決定付けた。
フライオーバーで特大ジャンプを披露し、会場を沸かしたファンデルポールが全8戦で構成される今季のスーパープレスティージュで全勝優勝を達成。文句なしの総合ランキング優勝に輝き、現在のところ今シーズンの戦績は33戦中31勝で、その勝率は93.9%にも及んでいる。
「好きなコースではなかったけれど、全勝優勝できたことはとても嬉しいよ」と語るファンデルポール。来週からトルコで開幕するステージレース、ツアー・オブ・アンタルヤ(UCI2.2)に出場を予定しているが、翌日曜日にはベルギーで開催されるブリコクロスにも出場する。「普段は参戦しないレースだけど、スポンサーやファンのために走ることにした。すぐにロードレースシーズンに切り替わるので身体を慣らす必要がある」と、多忙なミックススケジュールを予定するファンデルポールは語っている。
またこの日、ファントーレンハウトが2位で、アールツが3位。今季限りで13年に及ぶプロキャリアを閉じるケヴィン・パウエルス(ベルギー、マーラックス・ビンゴール)は6位に食い込んでいる。
昨年9月末にアメリカ、ウォータールーでのワールドカップ開幕戦から早5ヶ月、ベルギーのウエストフランデレン州の街ミッデルケルケにてシクロクロス3大シリーズの最終戦となるスーパープレスティージュ第8戦が開催された。新世界王者マチュー・ファンデルポール(オランダ、コレンドン・サーカス)らの走りを一目見ようと、郊外に設置された会場を無数のファンが埋め尽くした。
太陽が顔を出し、多くの選手が半袖のスキンスーツで走る穏やかな1日。キャンバーのアップダウンが無数に続き、深い砂セクションや、所々に担ぎを要する泥が残るコースをファンデルポールが支配した。
序盤こそマイケル・ファントーレンハウト(ベルギー、マーラックス・ビンゴール)やベルギー王者のトーン・アールツ(ベルギー、テレネット・フィデア)、ラース・ファンデルハール(オランダ、テレネット・フィデア)が先頭に立ちレースを率いたが、ファンデルポールはミスを出したファントーレンハウトに代わり先頭に立つと一気に加速。格の違いを見せつけるようにリードを広げ、そのまま勝負を決定付けた。
フライオーバーで特大ジャンプを披露し、会場を沸かしたファンデルポールが全8戦で構成される今季のスーパープレスティージュで全勝優勝を達成。文句なしの総合ランキング優勝に輝き、現在のところ今シーズンの戦績は33戦中31勝で、その勝率は93.9%にも及んでいる。
「好きなコースではなかったけれど、全勝優勝できたことはとても嬉しいよ」と語るファンデルポール。来週からトルコで開幕するステージレース、ツアー・オブ・アンタルヤ(UCI2.2)に出場を予定しているが、翌日曜日にはベルギーで開催されるブリコクロスにも出場する。「普段は参戦しないレースだけど、スポンサーやファンのために走ることにした。すぐにロードレースシーズンに切り替わるので身体を慣らす必要がある」と、多忙なミックススケジュールを予定するファンデルポールは語っている。
またこの日、ファントーレンハウトが2位で、アールツが3位。今季限りで13年に及ぶプロキャリアを閉じるケヴィン・パウエルス(ベルギー、マーラックス・ビンゴール)は6位に食い込んでいる。
スーパープレスティージュ2018-2019第8戦結果
1位 | マチュー・ファンデルポール(オランダ、コレンドン・サーカス) | 1h00'59" |
2位 | マイケル・ファントーレンハウト(ベルギー、マーラックス・ビンゴール) | +17" |
3位 | トーン・アールツ(ベルギー、テレネット・フィデア) | +32" |
4位 | ラース・ファンデルハール(オランダ、テレネット・フィデア) | +40" |
5位 | クィンティン・ヘルマンス(ベルギー、テレネット・フィデア) | +48" |
6位 | ケヴィン・パウエルス(ベルギー、マーラックス・ビンゴール) | +57" |
7位 | ジャンニ・フェルメールシュ(ベルギー、ステイラーツ777) | +1'39" |
8位 | ヨリス・ニューウィンハイス(オランダ、サンウェブデヴェロップメント) | +1'52" |
9位 | イェンス・アダムス(ベルギー、パウエルスサウゼンファストフードサービス) | +2'07" |
10位 | トーマス・ピッドコック(イギリス、TPレーシング) | +2'15" |
text:So.Isobe
photo:CorVos
photo:CorVos
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