2018/12/07(金) - 09:21
くるみ餅をベースとしたエンデュランススポーツ向け行動食「Enemoti-恵根餅-」を紹介しよう。和菓子の老舗が手がけるくるみ餅に、糖質がゆっくり吸収されるパラチノースを配合することで、長時間動き続けるアクティビティにうってつけの補給食だ。
エネ餅は北海道銘菓「きびだんご」で親しまれてきた天狗堂宝船が製造するエンデュランススポーツ向け行動食だ。昭和28年に創業した老舗は体に優しい自然の原材料にこだわった和風菓子を手がけており、充実した製品群の中からクルミ餅をスポーツ用の行動食として採用。このベースとなったクルミ餅は、カリッとした食感と餅の自然な風味で多くの人から愛されているという。
エネ餅ではパラチノースという糖質を配合することでスポーツ用に仕立てている。パラチノースとは砂糖から作られる甘味料で、砂糖よりも甘味度が小さくスッキリとした味わいとなるというものだ。加えて、体への消化吸収速度が緩やかという特徴を持ち、精製された糖質であるため胃への負担が穏やかだという。
サイクリングのような1日中動き回るスポーツにおいては、糖質を上手に摂取することが結果に繋がり、また最後まで走り切るために重要なこと。パラチノースは吸収消化が早い他の糖質よりもエネルギーに変わるスピードがゆっくりのため、長時間エネルギー源として効果を発揮してくれるため、まさにサイクリングにうってつけと言えそうだ。
エネ餅にはベーシックなクルミ餅と、塩味を加えた塩餅という2種類が用意されている。いずれも1本あたり40g。ベーシックなクルミ餅はエネルギー量145kcal、炭水化物27g(糖質26.4g)、たんぱく質1.6g、脂質3.4g、食塩相当量0.1gという栄養成分となっている。塩餅はエネルギー149kcal、炭水化物27.8g(糖質27.2g)、たんぱく質1.5g、脂質3.5g、食塩相当量0.9g。価格はいずれも270円(税抜)。
さてシクロワイアード編集部では2種類それぞれを試食してみた。まずイージーオープンと呼ばれる開封システムはバナナの皮を剥くように封を切る仕組みとなっており、手を汚すことなく開封することができる。切れ端のゴミがでないのはサイクリストとして非常に嬉しいポイントだ。事前に少し開封しておけば、走行中でも補給しやすく、ポケットにも戻しやすいのはイージーオープン包装のメリット。
餅ながらボンタンアメのようにオブラートに包まれておりベトベトしていないため、包装の下部を押すとスルリと餅が包装から出てきてくれる。オブラートによってエネ餅自体を直接持って食べることもでき、手が汚れないことも非常に食べやすくなっているポイントだ。
味は程よい甘さであり、まさにくるみ餅そのもので、お茶請けのお菓子としていくらでも食べられそう。口の中に広がる甘みは砂糖やパラチノースのような甘味料ではなく、餅やお米の風味であると感じる。もしかしたら甘いものが苦手な方や、ロングライド後半で甘い物を受け付けなくなった体でも食べられるのではないだろうか。
塩餅はこの程よい甘さのクルミ餅をベースに塩味が加えられているもの。運動していない状態でも食べられる塩加減に調整されており、汗で失った塩分を取り戻そうとしている体ではなんの違和感もなく喉を通るはず。
食感としては餅のお菓子を想像してもらえれば良いだろう。非常に噛みごたえがあるとともに、クルミのカリッとした食感がアクセントとなり、補給食と言うよりは普通のお菓子を食べているよう。咀嚼しなければ飲み込むことができないため、空腹感も満たしてくれるだろう。エナジージェルや羊羹のように甘さが強調される行動食の代替品を探している方にはオススメだ。
※塩餅バージョンは季節限定製品となり、12/7現在は店頭在庫のみとなる。また、来年にも生産が再開されるという。
Enemoti クルミ餅
内容量:1本当り/約40g
原材料:水飴、砂糖、パラチノース、小麦粉、くるみ、もち粉、あん、醤油(大豆を含む)、オブラート(澱粉)/炭酸Ca
栄養成分表示:エネルギー145kcal、炭水化物27g(糖質26.4g)、たんぱく質1.6g、脂質3.4g、食塩相当量0.1g
価格:270円(税抜)
Enemoti 塩餅
内容量:1本当り/約40g
原材料:水飴、砂糖、パラチノース、小麦粉、くるみ、食塩、もち粉、あん、オブラート(澱粉)/炭酸Ca(一部に小麦・くるみ・大豆を含む)
栄養成分表示:エネルギー149kcal、炭水化物27.8g(糖質27.2g)、たんぱく質1.5g、脂質3.5g、食塩相当量0.9g
価格:270円(税抜)
エネ餅は北海道銘菓「きびだんご」で親しまれてきた天狗堂宝船が製造するエンデュランススポーツ向け行動食だ。昭和28年に創業した老舗は体に優しい自然の原材料にこだわった和風菓子を手がけており、充実した製品群の中からクルミ餅をスポーツ用の行動食として採用。このベースとなったクルミ餅は、カリッとした食感と餅の自然な風味で多くの人から愛されているという。
エネ餅ではパラチノースという糖質を配合することでスポーツ用に仕立てている。パラチノースとは砂糖から作られる甘味料で、砂糖よりも甘味度が小さくスッキリとした味わいとなるというものだ。加えて、体への消化吸収速度が緩やかという特徴を持ち、精製された糖質であるため胃への負担が穏やかだという。
サイクリングのような1日中動き回るスポーツにおいては、糖質を上手に摂取することが結果に繋がり、また最後まで走り切るために重要なこと。パラチノースは吸収消化が早い他の糖質よりもエネルギーに変わるスピードがゆっくりのため、長時間エネルギー源として効果を発揮してくれるため、まさにサイクリングにうってつけと言えそうだ。
エネ餅にはベーシックなクルミ餅と、塩味を加えた塩餅という2種類が用意されている。いずれも1本あたり40g。ベーシックなクルミ餅はエネルギー量145kcal、炭水化物27g(糖質26.4g)、たんぱく質1.6g、脂質3.4g、食塩相当量0.1gという栄養成分となっている。塩餅はエネルギー149kcal、炭水化物27.8g(糖質27.2g)、たんぱく質1.5g、脂質3.5g、食塩相当量0.9g。価格はいずれも270円(税抜)。
さてシクロワイアード編集部では2種類それぞれを試食してみた。まずイージーオープンと呼ばれる開封システムはバナナの皮を剥くように封を切る仕組みとなっており、手を汚すことなく開封することができる。切れ端のゴミがでないのはサイクリストとして非常に嬉しいポイントだ。事前に少し開封しておけば、走行中でも補給しやすく、ポケットにも戻しやすいのはイージーオープン包装のメリット。
餅ながらボンタンアメのようにオブラートに包まれておりベトベトしていないため、包装の下部を押すとスルリと餅が包装から出てきてくれる。オブラートによってエネ餅自体を直接持って食べることもでき、手が汚れないことも非常に食べやすくなっているポイントだ。
味は程よい甘さであり、まさにくるみ餅そのもので、お茶請けのお菓子としていくらでも食べられそう。口の中に広がる甘みは砂糖やパラチノースのような甘味料ではなく、餅やお米の風味であると感じる。もしかしたら甘いものが苦手な方や、ロングライド後半で甘い物を受け付けなくなった体でも食べられるのではないだろうか。
塩餅はこの程よい甘さのクルミ餅をベースに塩味が加えられているもの。運動していない状態でも食べられる塩加減に調整されており、汗で失った塩分を取り戻そうとしている体ではなんの違和感もなく喉を通るはず。
食感としては餅のお菓子を想像してもらえれば良いだろう。非常に噛みごたえがあるとともに、クルミのカリッとした食感がアクセントとなり、補給食と言うよりは普通のお菓子を食べているよう。咀嚼しなければ飲み込むことができないため、空腹感も満たしてくれるだろう。エナジージェルや羊羹のように甘さが強調される行動食の代替品を探している方にはオススメだ。
※塩餅バージョンは季節限定製品となり、12/7現在は店頭在庫のみとなる。また、来年にも生産が再開されるという。
Enemoti クルミ餅
内容量:1本当り/約40g
原材料:水飴、砂糖、パラチノース、小麦粉、くるみ、もち粉、あん、醤油(大豆を含む)、オブラート(澱粉)/炭酸Ca
栄養成分表示:エネルギー145kcal、炭水化物27g(糖質26.4g)、たんぱく質1.6g、脂質3.4g、食塩相当量0.1g
価格:270円(税抜)
Enemoti 塩餅
内容量:1本当り/約40g
原材料:水飴、砂糖、パラチノース、小麦粉、くるみ、食塩、もち粉、あん、オブラート(澱粉)/炭酸Ca(一部に小麦・くるみ・大豆を含む)
栄養成分表示:エネルギー149kcal、炭水化物27.8g(糖質27.2g)、たんぱく質1.5g、脂質3.5g、食塩相当量0.9g
価格:270円(税抜)
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