小林海がルーマニアのジョッティヴィクトリア・パロマーに移籍

NIPPOヴィーニファンティーニ・エウロパオヴィーニに所属した小林海が、ルーマニア籍のコンチネンタルチームに移籍する。小林は「来年は必ず結果を出す」と意気込んでいる。

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フォーカスのバイクを手にする小林海 (c)Kyosuke.Takei
ジョッティヴィクトリア・パロマーのジャージデザイン 小林海の新しい所属先は、今年「MSティナ・フォーカス」として活動したルーマニア籍のUCIコンチネンタルチーム、ジョッティヴィクトリア・パロマー。来季は地元ルーマニア勢を中心に、元NIPPOのリッカルド・スタッキオッティ（イタリア）や、元バルディアーニ・CSFのシモーネ・ステルビーニ（イタリア）なども在籍するチームだ。

来季はオランダに拠点に移し活動するという小林は、2016年のU23ロード/TT全日本王者。トレーニーを経て2017年からNIPPO入りしたが、今年春頃から不調に陥り苦しいシーズンを過ごしてきたという。来季はNIPPO時代のチームメイトが所属するチームで再起を図る。以下に小林のコメントを紹介する。

「小林海は来年より、ルーマニアの（現）MsTina-Focusへ移籍いたします。今年は春先のクラシックから不調が続き、体調を大きく崩し、思うようなレースが出来ず、とても苦しんだシーズンでした。それでも私を信頼し、2年間在籍中常にチャンスを頂いたNIPPO、大門GMに感謝します。

来年の契約をMsTina-Focusより受け取り、チャンスを頂きましたルーマニアのチームに感謝し、 必ず結果を出すと覚悟を決めて、シーズンオフからコンディションを整え来シーズンに備えます。来年の拠点はオランダになる予定です。 どうぞ応援をよろしくお願いします」。

text:So Isobe