2010/03/16(火) - 22:05
3月13日(土)、伊豆の日本サイクルスポーツセンターでルノー&インターマックス6Wheel dayが開催された。
クルマ(4輪)と自転車(2輪)の両方を一緒に楽しんでしまおう!というユニークな試みのこのイベント。果たしてクルマと自転車に共通する楽しみはあるのか?それを確かめるべく、編集部も早春の伊豆へ向かったのでした。
これまでも一部にクルマと自転車を絡める催しがありましたが、本格的に両方を楽しめるイベントは国内ではほとんど今回が初めて。ルノーフリークやクルマ好きの自転車ファンら300人がCSCに集まった。そしてコース内にはずらりとルノー車が集まった!
鮮やかな色彩の新型カングーが勢揃い
このイベントはなんと参加費無料。参加者は日本CSCの入場料が割引される。クルマと自転車に乗り放題なのに、なんという大盤振る舞い(笑)。
CSCのはるか向こうのコーナーから2台のルノーと一緒に下ってくるインターマックスの青いジャージ! そんな演出でこのイベントは始まった。ここからはイベントごとにレポートしていこう。
ルノーを引き連れてさっそうと現れたのは、イマナカダイスケだー!
スペシャルゲストの皆さん オカッピーさん、吉田匠さん、青木拓磨さん、今中大介さん、司会の絹代さん
<フリーライドタイム> マイペースで名物コースを満喫
サイクルスポーツセンターといえば、アップダウンに富んだ1周5キロのロードコースが有名だ。サイクリストにとっては攻略し甲斐のある、屈指の難コースでもある。
フリーライドタイムはそのコースを自転車に乗ってマイペースで体験しようというイベント。タイムや順位に関係ない今回は、みんな終止のんびりムード。緑の中をゆっくりサイクリングしてもよし、午後に行われるルノーの試乗会のために下見をしてもよし、インターマックスやクオータの試乗車をじっくりと試すもよし。
フリーライドタイムはマイペースで名物コースを満喫
クルマもいないし白線もマンホールもない自転車専用サーキットコースでの走行は、普段の峠道や一般道と違って余計なストレスもなくてなんとも良い感じ。参加者は思い思いのペースで名物コースを楽しんでいた。このサーキットを初めて走ったと言う人も多かった。
<ヒルクライム・スプリントレース>上り坂一本勝負!
ホームストレッチの500mほどの上り直線を利用して、ヒルクライム・スプリントレースが行われた。ギアをシフトアップしながら一気にスピードに乗せるのはなかなか難しい! 軽いギアでクルクル回す作戦が功を奏したようで、上位入賞者は自転車レース経験者が占めた(当たり前か...)。
ヒルクライム・スプリントレース これが意外にキツイんだな~!
ヒルクライム・スプリントレース オカッピー(左)とお子様乗せ自転車が競り合う!
<ヘルシー&テイスティーお弁当コンテスト>
なんとも微笑ましいイベントがコレ。参加者たちが腕によりをかけて作ったお弁当をコンテストしてしまおうというノリ。参加者&スタッフ全員が審査員になった。なんとインターマックスの自転車をかたどったお弁当も登場し、かなりウケていた。今中さんも感激!
なんとインターマックス弁当が登場!
<豪華ゲストによる6Wheelトークショー> 意外なエピソード満載! クルマと自転車の共通点は?
クルマが大好きなサイクリスト今中大介氏と自転車大好きなモータージャーナリスト吉田匠氏、それに自動車誌カーグラフィックの編集局長・加藤哲也氏に、元オートバイのプロレーサーで現在はラリードライバーとして活躍する青木拓磨氏の4人によるトークショー。
クルマや自転車、バイクに共通する楽しみや各界それぞれの立場からの6Wheelライフなど。そして話題はとどまるところを知らず、意外なエピソードや時速300キロ自慢まで飛び出し興味津々のトークショーが繰り広げられた。
各界それぞれの立場から6Wheelライフを語る4人
モータージャーナリストの吉田さんも加藤さんもじつは大の自転車好き。MTBブームの時にはダウンヒルバイクにハマり、富士見パノラマに通っていたと言う経歴の持ち主。そして今中さんはポルシェやマセラティなどのスポーツカー、チューンアップしたNSXなどを所有するほどの"カーキチ"。話は自然とクルマと自転車の共通点を探る話しに。そして、レーサーを根っこにもつ4人だけに、スピードの限界を見たなどという、ちょっとアブない次元の話も飛び出す。
<新型カングー全12色一斉展示> 色とりどりのカングーが勢揃い
フランスの実用車として日本でも人気の高いルノー・カングー。何かと荷物の多いサイクリストにとって、高い積載性能とフランス車らしいおしゃれなルックスのカングーを気になっている方も多いはず。
会場では日本へでの発売が始まったばかりの新型カングーが注文生産色を含め全色見られるとあって、多くの参加者が熱心に見入っていた。さてあなたなら何色を選ぶのか?
カングーBe-Bopはなんとリアルーフがオープンに!
<日本発売予定『カングーBe-Bop』展示> 後ろに回って驚いた新発想オープン!
色とりどりのカングーに混じって、他とは雰囲気の違うカングーが一台。遠目にはちょっと短くて内装の鮮やかなカングーかと思いきや、後ろに回って驚いた。なんと屋根の後ろ側が大きく開いてまるでオープンカーのよう!
その正体はこれから日本での発売を予定しているカングーBe-Bop。この開放感は自転車以上に風を感じるかも。(※展示車は欧州仕様につき日本仕様と一部仕様が異なる)
ちょっと後輪が浮いてるけど安定感抜群のトゥインゴ
<トゥインゴ GTリミテ2によるジムカーナ大会> 自転車もクルマも真剣勝負!
メインストレートに特設コースを作って行われたジムカーナ大会。上位入賞者には、超サプライズ・モデルのサーキットタクシーに同乗できるとあって、サイクリストもクルマ好きも入り乱れての真剣なタイムアタックが行われていた。さてご褒美の超サプライズ・モデルとは?後ほどご紹介しよう。
チェッカーをうけて試乗に出て行く
<ルノー最新モデル試乗会> ロードコースで思う存分体感
最新モデルをロードコースで思う存分体感できるとあって、試乗受付には長蛇の列ができるほどの大人気。
ルノーの中でも編集部が特に気になっていたのは新型カングーだ。ツール・ド・フランスの取材でカメラマン綾野編集長は現地でカングーを調達してレースを追いかけている。そして以前からその機動性に惚れ込んでいたのだ。そんなこともあり我々は真っ先に新型カングーに乗り込んだ。
人気のルノー・カングー。たくさん積めてよく走ります。
カングーをかっとばす編集長。でも、おとなしいクルマです(笑)
「ピレネー&アルプスでの走りを見せてやる!」とばかりにやる気満々。走り出した途端から結構なスピードでコーナーを曲がりだした。しかしそんな熱い編集長の気持ちとは裏腹に、カングーはタイヤの音を軽く響かせながらも涼しくコーナーをクリアして行く。編集長の荒っぽい運転でも終始落ち着いているその乗り心地はさすがルノー。
それに見晴らしがよく広い室内はとても快適。いたる所に物入れが設けられ荷物もたくさん詰め込めるカングーは、サイクリストのクルマとしても活躍してくれるだろう。
「フランス車って、えんえんと続く田舎の直線路を、ひたすら飛ばし続けるような走り方に向くように味付けされている。それでいて街路樹の並木の根っこが持ち上げた路面のコブを越えてもハネないだけの長いストロークのサスペンションがある」んだそうで、クルマも生産国の土地柄を表すんだそうです。
モータージャーナリストの吉田匠さん(右)のクルマに乗せていただきました
<サーキットタクシー> プロドライバーの走りを体験!吉田匠さんの運転するクルマに同乗
ルノーのクルマを自ら運転することができる試乗会とともに人気が高かったのが、プロドライバーとモータージャーナリストが運転するクルマに同乗できるサーキットタクシー。
編集部もモータージャーナリスト吉田匠さんの運転するルーテシアRSに同乗することが出来たので、その体験をレポートしよう。
かっとばす吉田匠さん
レーシングカー並みにチューンナップされたルノー
スタートからエンジン全開で加速するルーテシアRS。瞬時に吹け上がるエンジンに6速マニュアルシフトを見事に操作して、吉田匠さんは加速を続ける。そしてコーナーには今まで体験したことのない速度で飛び込んだ。
スピードと恐怖感にグッと身構えていたが、最初のコーナーを抜けた頃には不思議と恐怖感はすっかり抜けていた。
「この先にオイシイコーナーがあるんですよ。いっちょ、試してみますか?」といたずらっぽく笑ってアクセルを吹かす吉田さん。ビビる我らを尻目に、冷静な手つきでハンドルとシフト操作でカッ飛ぶ。その速さに脳天を貫かれるぐらい驚くが、上手いドライバーは違う!
確かに信じられないスピードでコーナーに進入するし強い遠心力で横Gは強烈、でもその横Gに対応するように体を落ち着かせれば、恐怖感は全くといっていいほど感じなかった。
スピードに対する恐怖感は誰でも少なからずあると思う。終始スムーズで落ち着いている吉田匠さんの運転を体験したら、スピードよりもコントロール出来るかどうかが大切なんだと感じた同乗試乗だった。ちなみに吉田匠さん初対面の我々にもサービス精神旺盛で、とても気さくな方でした。
<インターマックス、クォータ、im(アイム)の試乗会> 気になるモデルをロードコースで試乗
インターマックスは多くの試乗車を用意。そのままロードコースにも走り出せるので、気になるモデルの乗り味をじっくりと体感できる内容の濃い試乗会となった。中には「今回は自転車は持ってきませんでした」と言いながらもジャージにヘルメット、シューズにペダルまで持参して試乗車を乗り出していった強者も。
多くの試乗車を用意して参加者の要望に応えていたインターマックス
<超サプライズモデル同乗試乗>
ジムカーナ大会とヒルクライム・スプリントレースの上位入賞者には、ご褒美として超サプライズ・モデルの同乗試乗が待っていた。
その超サプライズ・モデルとは、このクルマ「Radical SR4」。レーシングカーと同じ成り立ちの車体に強力なバイク用エンジンを搭載した強烈な個性を放つロードカー。
公道を走れる仕様ながらレーシングカーそのもの。試乗会で多くの人をスリルのどん底に突き落とした。ともかくすごい加速で、Gで全身の血が引くような感覚が味わえる。今中さんも「ロードバイクで限界まで攻め込む感覚と共通する点がある。とにかくサスもガチガチに硬くて、ギュンギュン走る。スゴイね~」。運転してくれたドライバーさんによると、「これでも安全第一で3割の走りしかしてないんです。本気出したらすごいですよ」
ラディカルの速さに度肝を抜かれました!
参加者スナップ 自転車好きとクルマ好き、あなたはドッチ!?
「パパのためのイベント(笑)」水上さん一家
「自転車好きのルノー好きのパパのためのイベントです」と笑って言うのは水上さん一家のパパ。「家族はみんなイヤイヤ来てるんですよ」と照れ笑いするが、家族のみんなも楽しそう。立派な家族サービスです!
「自転車好きのルノー好きのパパのためのイベントです」と笑う水上さん一家
自作木製キャリアで6Wheel life!
ハンドルネーム「バラード」さんは、軽自動車の屋根に木でできたキャリアを据付け、自転車を積んでいた。「軽自動車だけど6台7人積んだことがあるよ」と軽く笑う。自作のコツは3点支持だそうです。
自作木製キャリアで6Wheel life! ハンドルネーム「バラード」さん
手造りの木製キャリア
カングーが大好き カワイさん一家
静岡から来たカワイさん一家はカングーが大のお気に入り。「ばかばかと何でも積めるし、運転しやすいし、可愛いし、カングーが大好きなんですよ」とのこと。今日は子供の自転車を含め4大を積んでやってきました。
カングーが大好き カワイさん一家
「乗っているのはアルファですが...」 しげたさん一家
クルマはアルファロメオだけど(笑)、自動車関連商品製造メーカーに勤めるシゲタさんは大の自転車好き。乗っているモールトンは懸賞で当たったのだとか。ルノー試乗会では一家でいろんなクルマに乗り倒し、楽しんでいました。
クルマはアルファロメオだけど、家族で楽しんだシゲタさん
「ルノーにラピエール、フランスかぶれです」ハヤシさん
可愛いブルーのルノー・ルーテシアに、ラピエールのロードバイク。そしてフランセーズデジュのパーカーを着込んで、全身でフランス博愛主義を表現していたハヤシさん。「クルマの走りは最高。でも自転車に乗る脚はイマイチ」なんだそうです。
ルーテシアにラピエール、フランセーズデジュ...全身でフランス博愛主義を表現していたハヤシさん
オトコの趣味と家族サービスを両立? 父も家族も大満足の一日!
終わってみると、のんびりした中にもエキサイティング体験がテンコ盛りの最高にエンジョイできる一日だった。クルマ好きのパパに無理やり連れてこられた家族連れも、サーキットを思う存分走るルノーに乗って大いにスリルを楽しめたはずだし、クルマ好きでも自転車に興味の無かった人も、スポーツバイクの楽しみを見出せたんじゃないかな?
みんなで集合写真 クルマと自転車を思う存分楽しみました!
text:Takashi.KAYABA , Makoto.AYANO
photo.Heruo.FUKUSHIMA, Makoto.AYANO
クルマ(4輪)と自転車(2輪)の両方を一緒に楽しんでしまおう!というユニークな試みのこのイベント。果たしてクルマと自転車に共通する楽しみはあるのか?それを確かめるべく、編集部も早春の伊豆へ向かったのでした。
これまでも一部にクルマと自転車を絡める催しがありましたが、本格的に両方を楽しめるイベントは国内ではほとんど今回が初めて。ルノーフリークやクルマ好きの自転車ファンら300人がCSCに集まった。そしてコース内にはずらりとルノー車が集まった!

このイベントはなんと参加費無料。参加者は日本CSCの入場料が割引される。クルマと自転車に乗り放題なのに、なんという大盤振る舞い(笑)。
CSCのはるか向こうのコーナーから2台のルノーと一緒に下ってくるインターマックスの青いジャージ! そんな演出でこのイベントは始まった。ここからはイベントごとにレポートしていこう。


<フリーライドタイム> マイペースで名物コースを満喫
サイクルスポーツセンターといえば、アップダウンに富んだ1周5キロのロードコースが有名だ。サイクリストにとっては攻略し甲斐のある、屈指の難コースでもある。
フリーライドタイムはそのコースを自転車に乗ってマイペースで体験しようというイベント。タイムや順位に関係ない今回は、みんな終止のんびりムード。緑の中をゆっくりサイクリングしてもよし、午後に行われるルノーの試乗会のために下見をしてもよし、インターマックスやクオータの試乗車をじっくりと試すもよし。

クルマもいないし白線もマンホールもない自転車専用サーキットコースでの走行は、普段の峠道や一般道と違って余計なストレスもなくてなんとも良い感じ。参加者は思い思いのペースで名物コースを楽しんでいた。このサーキットを初めて走ったと言う人も多かった。
<ヒルクライム・スプリントレース>上り坂一本勝負!
ホームストレッチの500mほどの上り直線を利用して、ヒルクライム・スプリントレースが行われた。ギアをシフトアップしながら一気にスピードに乗せるのはなかなか難しい! 軽いギアでクルクル回す作戦が功を奏したようで、上位入賞者は自転車レース経験者が占めた(当たり前か...)。


<ヘルシー&テイスティーお弁当コンテスト>
なんとも微笑ましいイベントがコレ。参加者たちが腕によりをかけて作ったお弁当をコンテストしてしまおうというノリ。参加者&スタッフ全員が審査員になった。なんとインターマックスの自転車をかたどったお弁当も登場し、かなりウケていた。今中さんも感激!

<豪華ゲストによる6Wheelトークショー> 意外なエピソード満載! クルマと自転車の共通点は?
クルマが大好きなサイクリスト今中大介氏と自転車大好きなモータージャーナリスト吉田匠氏、それに自動車誌カーグラフィックの編集局長・加藤哲也氏に、元オートバイのプロレーサーで現在はラリードライバーとして活躍する青木拓磨氏の4人によるトークショー。
クルマや自転車、バイクに共通する楽しみや各界それぞれの立場からの6Wheelライフなど。そして話題はとどまるところを知らず、意外なエピソードや時速300キロ自慢まで飛び出し興味津々のトークショーが繰り広げられた。

モータージャーナリストの吉田さんも加藤さんもじつは大の自転車好き。MTBブームの時にはダウンヒルバイクにハマり、富士見パノラマに通っていたと言う経歴の持ち主。そして今中さんはポルシェやマセラティなどのスポーツカー、チューンアップしたNSXなどを所有するほどの"カーキチ"。話は自然とクルマと自転車の共通点を探る話しに。そして、レーサーを根っこにもつ4人だけに、スピードの限界を見たなどという、ちょっとアブない次元の話も飛び出す。
<新型カングー全12色一斉展示> 色とりどりのカングーが勢揃い
フランスの実用車として日本でも人気の高いルノー・カングー。何かと荷物の多いサイクリストにとって、高い積載性能とフランス車らしいおしゃれなルックスのカングーを気になっている方も多いはず。
会場では日本へでの発売が始まったばかりの新型カングーが注文生産色を含め全色見られるとあって、多くの参加者が熱心に見入っていた。さてあなたなら何色を選ぶのか?

<日本発売予定『カングーBe-Bop』展示> 後ろに回って驚いた新発想オープン!
色とりどりのカングーに混じって、他とは雰囲気の違うカングーが一台。遠目にはちょっと短くて内装の鮮やかなカングーかと思いきや、後ろに回って驚いた。なんと屋根の後ろ側が大きく開いてまるでオープンカーのよう!
その正体はこれから日本での発売を予定しているカングーBe-Bop。この開放感は自転車以上に風を感じるかも。(※展示車は欧州仕様につき日本仕様と一部仕様が異なる)

<トゥインゴ GTリミテ2によるジムカーナ大会> 自転車もクルマも真剣勝負!
メインストレートに特設コースを作って行われたジムカーナ大会。上位入賞者には、超サプライズ・モデルのサーキットタクシーに同乗できるとあって、サイクリストもクルマ好きも入り乱れての真剣なタイムアタックが行われていた。さてご褒美の超サプライズ・モデルとは?後ほどご紹介しよう。

<ルノー最新モデル試乗会> ロードコースで思う存分体感
最新モデルをロードコースで思う存分体感できるとあって、試乗受付には長蛇の列ができるほどの大人気。
ルノーの中でも編集部が特に気になっていたのは新型カングーだ。ツール・ド・フランスの取材でカメラマン綾野編集長は現地でカングーを調達してレースを追いかけている。そして以前からその機動性に惚れ込んでいたのだ。そんなこともあり我々は真っ先に新型カングーに乗り込んだ。


「ピレネー&アルプスでの走りを見せてやる!」とばかりにやる気満々。走り出した途端から結構なスピードでコーナーを曲がりだした。しかしそんな熱い編集長の気持ちとは裏腹に、カングーはタイヤの音を軽く響かせながらも涼しくコーナーをクリアして行く。編集長の荒っぽい運転でも終始落ち着いているその乗り心地はさすがルノー。
それに見晴らしがよく広い室内はとても快適。いたる所に物入れが設けられ荷物もたくさん詰め込めるカングーは、サイクリストのクルマとしても活躍してくれるだろう。
「フランス車って、えんえんと続く田舎の直線路を、ひたすら飛ばし続けるような走り方に向くように味付けされている。それでいて街路樹の並木の根っこが持ち上げた路面のコブを越えてもハネないだけの長いストロークのサスペンションがある」んだそうで、クルマも生産国の土地柄を表すんだそうです。

<サーキットタクシー> プロドライバーの走りを体験!吉田匠さんの運転するクルマに同乗
ルノーのクルマを自ら運転することができる試乗会とともに人気が高かったのが、プロドライバーとモータージャーナリストが運転するクルマに同乗できるサーキットタクシー。
編集部もモータージャーナリスト吉田匠さんの運転するルーテシアRSに同乗することが出来たので、その体験をレポートしよう。


スタートからエンジン全開で加速するルーテシアRS。瞬時に吹け上がるエンジンに6速マニュアルシフトを見事に操作して、吉田匠さんは加速を続ける。そしてコーナーには今まで体験したことのない速度で飛び込んだ。
スピードと恐怖感にグッと身構えていたが、最初のコーナーを抜けた頃には不思議と恐怖感はすっかり抜けていた。
「この先にオイシイコーナーがあるんですよ。いっちょ、試してみますか?」といたずらっぽく笑ってアクセルを吹かす吉田さん。ビビる我らを尻目に、冷静な手つきでハンドルとシフト操作でカッ飛ぶ。その速さに脳天を貫かれるぐらい驚くが、上手いドライバーは違う!
確かに信じられないスピードでコーナーに進入するし強い遠心力で横Gは強烈、でもその横Gに対応するように体を落ち着かせれば、恐怖感は全くといっていいほど感じなかった。
スピードに対する恐怖感は誰でも少なからずあると思う。終始スムーズで落ち着いている吉田匠さんの運転を体験したら、スピードよりもコントロール出来るかどうかが大切なんだと感じた同乗試乗だった。ちなみに吉田匠さん初対面の我々にもサービス精神旺盛で、とても気さくな方でした。
<インターマックス、クォータ、im(アイム)の試乗会> 気になるモデルをロードコースで試乗
インターマックスは多くの試乗車を用意。そのままロードコースにも走り出せるので、気になるモデルの乗り味をじっくりと体感できる内容の濃い試乗会となった。中には「今回は自転車は持ってきませんでした」と言いながらもジャージにヘルメット、シューズにペダルまで持参して試乗車を乗り出していった強者も。

<超サプライズモデル同乗試乗>
ジムカーナ大会とヒルクライム・スプリントレースの上位入賞者には、ご褒美として超サプライズ・モデルの同乗試乗が待っていた。
その超サプライズ・モデルとは、このクルマ「Radical SR4」。レーシングカーと同じ成り立ちの車体に強力なバイク用エンジンを搭載した強烈な個性を放つロードカー。
公道を走れる仕様ながらレーシングカーそのもの。試乗会で多くの人をスリルのどん底に突き落とした。ともかくすごい加速で、Gで全身の血が引くような感覚が味わえる。今中さんも「ロードバイクで限界まで攻め込む感覚と共通する点がある。とにかくサスもガチガチに硬くて、ギュンギュン走る。スゴイね~」。運転してくれたドライバーさんによると、「これでも安全第一で3割の走りしかしてないんです。本気出したらすごいですよ」

参加者スナップ 自転車好きとクルマ好き、あなたはドッチ!?
「パパのためのイベント(笑)」水上さん一家
「自転車好きのルノー好きのパパのためのイベントです」と笑って言うのは水上さん一家のパパ。「家族はみんなイヤイヤ来てるんですよ」と照れ笑いするが、家族のみんなも楽しそう。立派な家族サービスです!

自作木製キャリアで6Wheel life!
ハンドルネーム「バラード」さんは、軽自動車の屋根に木でできたキャリアを据付け、自転車を積んでいた。「軽自動車だけど6台7人積んだことがあるよ」と軽く笑う。自作のコツは3点支持だそうです。


カングーが大好き カワイさん一家
静岡から来たカワイさん一家はカングーが大のお気に入り。「ばかばかと何でも積めるし、運転しやすいし、可愛いし、カングーが大好きなんですよ」とのこと。今日は子供の自転車を含め4大を積んでやってきました。

「乗っているのはアルファですが...」 しげたさん一家
クルマはアルファロメオだけど(笑)、自動車関連商品製造メーカーに勤めるシゲタさんは大の自転車好き。乗っているモールトンは懸賞で当たったのだとか。ルノー試乗会では一家でいろんなクルマに乗り倒し、楽しんでいました。

「ルノーにラピエール、フランスかぶれです」ハヤシさん
可愛いブルーのルノー・ルーテシアに、ラピエールのロードバイク。そしてフランセーズデジュのパーカーを着込んで、全身でフランス博愛主義を表現していたハヤシさん。「クルマの走りは最高。でも自転車に乗る脚はイマイチ」なんだそうです。

オトコの趣味と家族サービスを両立? 父も家族も大満足の一日!
終わってみると、のんびりした中にもエキサイティング体験がテンコ盛りの最高にエンジョイできる一日だった。クルマ好きのパパに無理やり連れてこられた家族連れも、サーキットを思う存分走るルノーに乗って大いにスリルを楽しめたはずだし、クルマ好きでも自転車に興味の無かった人も、スポーツバイクの楽しみを見出せたんじゃないかな?

text:Takashi.KAYABA , Makoto.AYANO
photo.Heruo.FUKUSHIMA, Makoto.AYANO