14種のビットが付属するトルク＆ラチェット兼用ツールキット　フィードバックスポーツ RANGE TORQUE RACHET COMBO

UCIワールドチームのメカニックも使用するフィードバックスポーツより、ツールセット「RANGE TORQUE RACHET COMBO」がリリースされる。トルクレンチとラチェットレンチの機能を兼ね備えており、ネジの締め始めからトルク管理まで1本で行いやすいことが特徴だ。

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フィードバックスポーツ RANGE TORQUE RACHET COMBO (c)feedback sports
スポーツバイクの組付け、ポジション調整などの作業において必ず発生するネジの締め付け。ネジにかける力が弱ければパーツはズレてしまい、力をかけすぎてしまうとパーツ破損やボルトをねじ切ってしまうこともある。自転車整備においてボルトの締め付けトルクは非常に重要な整備チェックポイントだ。

とはいえ適正トルクの値を感覚でかけられるのは難しく「こんなものでいいかな？」と思いながら整備しているサイクリストも少なくないはず。今回はトルク管理を行うためのツール、フィードバックスポーツ「RANGE TORQUE RACHET COMBO」を紹介しよう。

いわゆるトルクレンチの機能を備えており、設定したトルク値に達するとそれ以上ボルトを締められなくなることが特徴だ。2Nm～10Nmまでのトルクに対応しており、自転車整備であればほぼ全てカバーできる範囲に設定されている。

専用ケースは14種類のビットを所定の場所に収めておくことができることに加え、ビットの種類が記載されているため使い勝手に優れる (c)ミズタニ自転車
加えてラチェットレンチとしての機能も兼ね備えていることが、RANGE TORQUE RACHET COMBOの魅力だ。ラチェットレンチとは、ボルトを力を掛ける方向とは逆方向にレンチを回転させると空転するタイプの工具のことを言う。レンチを回すスペースが少ないパーツが多い自転車においては非常に重宝するツールだ。RANGE TORQUE RACHET COMBOは、ボルトの締め始めはラチェットレンチとして使用し、力を掛ける段階になったらトルクレンチとして使用できる。

付属するビットは2～8mmの六角、T10～30のトルクス、#2プラスドライバー、5mmのロングネック六角、T25のロングネック・トルクスの14種類が付属する。自転車整備で重宝するサイズのビットは揃えられている。専用ツールにはビットの種類を表すラベルが貼られており、使いたいサイズを手に取りやすい上、紛失を防ぐことができそうだ。また、ビットは耐久性の高いプレミアムS2スチールという素材が用いられているため、工具とボルトどちらも壊してしまう心配は少ないだろう。

自転車整備で重宝したいフィードバックスポーツのRANGE TORQUE RACHET COMBO (c)feedback sports
トルクレンチとラチェットレンチの2ウェイで使用ができる上、必要なビットが揃えられているRANGE TORQUE RACHET COMBO。これ1つを自宅に用意しておくことで、自転車を効率よく整備することが可能となるだろう。価格は10,000円（税抜）。

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フィードバックスポーツ RANGE TORQUE RACHET COMBO
内容：
#2プラスドライバー
T10、20、25、30トルクスレンチ
2、2.5、3、4、5、6、8mm六角レンチ
5mmロングネック六角レンチ
T25ロングネックトルクスレンチ

価格：10,000円（税抜）