2018/10/09(火) - 13:00
スペシャライズドが誇るトライアスロンバイク「SHIV」が登場以来7年ぶりにフルモデルチェンジ。よりエアロダイナミクスを強化したディスクブレーキ専用のデザインへアップデートされるとともに、十分な補給を可能とするストレージの配置や輪行のしやすいギミックなどにも配慮し進化を遂げている。
スペシャライズド S-WORKS SHIV DISC (c)スペシャライズド・ジャパン
アイアンマンの聖地コナでの最速タイム更新を目標に開発された、スペシャライズドのトライアスロンバイク「SHIV（シブ）」。UCI規定に縛られずひたすらにエアロダイナミクスを追求した、戦闘機とも言うべき迫力を持ったこのバイクは、2011年のデビューイヤーから早くもコナのコースレコードを記録。その後カラーチェンジのみで7年間もの期間ラインアップを続けてきたが、ついに今年フルモデルチェンジを遂げることに。
開発に当たってのキーワードは、初代から引き続きAero（空力）、Fuel（給水）、Fit（フィット）の3つ。エアロダイナミクスを最大化しトライアスロンレースで勝利するスピードを追求しつつ、長時間の競技を完走するための給水・補給を可能とするストレージを備え、Retulのフィットデータに基づく快適で速いポジションを可能とするハイパフォーマンスマシンに仕上がる。
シートポストやシートチューブはシェイプアップし軽量化、エアロにも配慮された大型のストレージを備える (c)スペシャライズド・ジャパン
分解も簡単で遠征のしやすさにも配慮したコックピット部分 (c)スペシャライズド・ジャパン
自社の風洞実験施設WinTunnelと解析システムを駆使し設計されたバイクデザインは、空力性能を極限まで高めたものに。エアロチュービングを随所に用いつつディスクブレーキへの最適化、接合位置を極端に下げたシートステーやダブルクラウン式のフロントフォークなど、前作から大胆なアップデートを加え性能強化を図った。フレーム素材には引き続きスペシャライズド独自のFACT 11rカーボンを使用し、シェイプアップされたチューブ形状によって大幅な軽量化も実現している。
フレームと統合された補給用ストレージ「Fuelcell」も注目すべきポイントだ。エアロ形状のシートチューブ裏に隠れるように装備されたドリンク用のFuelcellは約1.5Lもの容量を持ち、コックピット部分へ繋がるホースからすばやく飲むことが可能。またダウンチューブ内には補給食用のストレージスペースを設け、エナジーバーなら4～5本、ジェルなら10本以上も入れておけるのだという。ボトルやジェルをフレーム外に付加する必要がなくなり、より空気抵抗を抑えてくれるのだ。
新たにダブルクラウン式のフォークを採用。DHバーも台座を1本のみとし前方投影面積を削減 (c)スペシャライズド・ジャパン
ディスクブレーキに最適化することでデザインを大きく変更し空力性能を高めた (c)スペシャライズド・ジャパン
エアロベースバーは上下3段階からポジションを選べる (c)スペシャライズド・ジャパン
専用のエアロベースバーは上下3段階のポジションから選択が可能。空気抵抗低減のためトップチューブ直上から1本の台座のみで取り付けされるDHバーは、115mm分の高さと好みのリーチに調整でき、各ライダーにマッチしたポジションを実現できるだろう。DHバーは標準的な22.2mm径を採用しており、市販品への交換も可能となっている。
遠征が多いトライアスリートの使い勝手にも配慮し、わずか5本のボルトを緩めるだけでコックピットやシートポストを収納できる輪行もしやすい設計に。販売は完成車のみで行われコンポーネントはR9170系DURA-ACE、ホイールはRoval CLX 64 Disc、パワーメーター搭載のS-Works Powerクランクもアセンブルされた最上級仕様だ。
初回生産分は全世界限定500台で発売（数量なくなり次第終了）。特別に遠征用ケースも付属するという。注文受け付け期間は10月31日まで。申し込みフォームに各種情報を登録した後、S-Worksリテーラーへ来店。前金10万円を支払うと注文確定という流れになるため購入の際は注意して欲しい。
スペシャライズド S-WORKS SHIV DISC
カラー：GLOSSSUNSETFIVE-O/GLOSSWHITE
サイズ：XS、S、M、L
価格：1,350,000円（税抜）
※全世界500台限定、先着順のため数量に達し次第終了
注文締切は10月31日（水）
スペシャライズド S-WORKS SHIV DISC (c)スペシャライズド・ジャパンアイアンマンの聖地コナでの最速タイム更新を目標に開発された、スペシャライズドのトライアスロンバイク「SHIV（シブ）」。UCI規定に縛られずひたすらにエアロダイナミクスを追求した、戦闘機とも言うべき迫力を持ったこのバイクは、2011年のデビューイヤーから早くもコナのコースレコードを記録。その後カラーチェンジのみで7年間もの期間ラインアップを続けてきたが、ついに今年フルモデルチェンジを遂げることに。
開発に当たってのキーワードは、初代から引き続きAero（空力）、Fuel（給水）、Fit（フィット）の3つ。エアロダイナミクスを最大化しトライアスロンレースで勝利するスピードを追求しつつ、長時間の競技を完走するための給水・補給を可能とするストレージを備え、Retulのフィットデータに基づく快適で速いポジションを可能とするハイパフォーマンスマシンに仕上がる。
シートポストやシートチューブはシェイプアップし軽量化、エアロにも配慮された大型のストレージを備える (c)スペシャライズド・ジャパン分解も簡単で遠征のしやすさにも配慮したコックピット部分 (c)スペシャライズド・ジャパン自社の風洞実験施設WinTunnelと解析システムを駆使し設計されたバイクデザインは、空力性能を極限まで高めたものに。エアロチュービングを随所に用いつつディスクブレーキへの最適化、接合位置を極端に下げたシートステーやダブルクラウン式のフロントフォークなど、前作から大胆なアップデートを加え性能強化を図った。フレーム素材には引き続きスペシャライズド独自のFACT 11rカーボンを使用し、シェイプアップされたチューブ形状によって大幅な軽量化も実現している。
フレームと統合された補給用ストレージ「Fuelcell」も注目すべきポイントだ。エアロ形状のシートチューブ裏に隠れるように装備されたドリンク用のFuelcellは約1.5Lもの容量を持ち、コックピット部分へ繋がるホースからすばやく飲むことが可能。またダウンチューブ内には補給食用のストレージスペースを設け、エナジーバーなら4～5本、ジェルなら10本以上も入れておけるのだという。ボトルやジェルをフレーム外に付加する必要がなくなり、より空気抵抗を抑えてくれるのだ。
新たにダブルクラウン式のフォークを採用。DHバーも台座を1本のみとし前方投影面積を削減 (c)スペシャライズド・ジャパンディスクブレーキに最適化することでデザインを大きく変更し空力性能を高めた (c)スペシャライズド・ジャパンエアロベースバーは上下3段階からポジションを選べる (c)スペシャライズド・ジャパン専用のエアロベースバーは上下3段階のポジションから選択が可能。空気抵抗低減のためトップチューブ直上から1本の台座のみで取り付けされるDHバーは、115mm分の高さと好みのリーチに調整でき、各ライダーにマッチしたポジションを実現できるだろう。DHバーは標準的な22.2mm径を採用しており、市販品への交換も可能となっている。
遠征が多いトライアスリートの使い勝手にも配慮し、わずか5本のボルトを緩めるだけでコックピットやシートポストを収納できる輪行もしやすい設計に。販売は完成車のみで行われコンポーネントはR9170系DURA-ACE、ホイールはRoval CLX 64 Disc、パワーメーター搭載のS-Works Powerクランクもアセンブルされた最上級仕様だ。
初回生産分は全世界限定500台で発売（数量なくなり次第終了）。特別に遠征用ケースも付属するという。注文受け付け期間は10月31日まで。申し込みフォームに各種情報を登録した後、S-Worksリテーラーへ来店。前金10万円を支払うと注文確定という流れになるため購入の際は注意して欲しい。
スペシャライズド S-WORKS SHIV DISC
カラー：GLOSSSUNSETFIVE-O/GLOSSWHITE
サイズ：XS、S、M、L
価格：1,350,000円（税抜）
※全世界500台限定、先着順のため数量に達し次第終了
注文締切は10月31日（水）
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