あらゆる車種を気軽に駐輪できる使い勝手に優れるスタンド　フィードバックスポーツ RAKK

2018/10/01(月) - 09:34

UCIワールドチームのメカニックも使用するフィードバックスポーツ。今回ピックアップするのはRAKK（ラック）というバイクスタンド。ホイールを押し込むだけで固定でき、かつロードやMTB、キッズバイクなど駐輪できる車種のバラエティに富むことが特徴のプロダクトだ。

フィードバックスポーツ RAKK
フィードバックスポーツのパークカテゴリーに用意されている「RAKK」は、タイヤを保持するタイプのスタンド。タイヤを支えるタイプのメリットは、ハブの幅、アクスルのタイプ、フレーム形状に左右されず自転車を駐輪できること。三角スタンドやL字型スタンドではホールドできない可能性のあるディスクブレーキやスルーアクスル採用のバイクを所有するユーザーや、チームでレースに参戦する方などにピッタリなモデルだ。

ホイールを支えるステーはスプリングが備えられており車輪径に応じて傾くため、使用できる車輪径は18インチから29インチまでと幅広い。ステー側のタイヤを受けるパーツも鼓のような形状とされており、あらゆる幅のタイヤにフィットする。20～61mm幅まで受け入れてくれる懐の深さを持っているため、ロードやMTBなど異なるバイクを持っているユーザーでも扱いやすいだろう。

鼓のような形状とすることであらゆるタイヤ幅に対応する

ディスクブレーキやスルーアクスルのバイクでも駐輪可能だ

本体側のタイヤ受けはロードのように細いタイヤとMTBのような太いタイヤにフィットする作りだ

備えられているスプリングは程よい硬さに調整されている

あらゆるユーザーが使いやすいように、ステーのスプリングは程よい硬さに調整されている。しっかりとホイールを保持してくれる力がありながらも、ホイールを差し込んだ時には抵抗せずにスッとステーが車輪径に応じて動いてくれる。女性や子供でも扱いやすく、レース後に疲弊しきった体でも力をかけずに駐輪することができるはずだ。

RAKK同士で連結することができるため、自転車を複数台持っている方でも自宅で収納時の見た目も統一感を生み出せる。スタンドの配置を工夫すれば、自転車の前後向きを互い違いにして収納した際もコンパクトに収めることができるだろう。レース現場に持ち込めば、スタイリッシュにチーム員のバイクを並べることも可能。連結作業は工具が必要なく手だけで簡単に行えるため、スタンドを複数台で運用するデメリットにはならないだろう。

また、ステーは折りたたむことができる上、2.7kgと重すぎない重量であるため、車載であれば持ち運びは苦にならないだろう。カラーはブラック、シルバー、ホワイトという3種類。価格は6,000円（税抜）。スタンドとしての安定感、手軽な駐輪方法、対応車種の豊富さなどを考慮すると非常にコストパフォーマンスに優れるモデルと言っても良いだろう。