2018/08/30(木) - 19:39
今回紹介するツールプロバイク特集はディメンションデータ。マーク・カヴェンディッシュ(イギリス)が駆ったニューカラーなど、エンヴィやクリスキングのパーツで組み上げられたサーヴェロを紹介します。
マーク・カヴェンディッシュ (イギリス)のS5 photo:Makoto.Ayano
ツール前に披露されたAero Roadステム。カスタム版のRoad Aero SESハンドルを組み合わせる photo:Makoto.Ayano
トップチューブには自身のブランド「cvndsh」のロゴが入る photo:Makoto.Ayano
カヴェンデッシュのみチェーンはX11SL-N DLC photo:Makoto.Ayano
昨年ツールのために用意されたグリーンメタリックのS5も使用された photo:Makoto.Ayano
こちらはカヴェンデッシュが山岳ステージで使用したR5 photo:Makoto.Ayano
R5には9000系デュラエースのチェーンリングとSRM用クランクを取り付ける photo:Makoto.Ayano
超級山岳ステージでタイムアウトに終わってしまったものの、マーク・カヴェンディッシュ (イギリス)がニューカラーのS5を使用したことで話題を呼んだディメンションデータ。今年もエアロロードのS5と軽量オールラウンダーのR5をメインに使っており、その全てがリムブレーキだ。
毎年スペシャルカラーが用意されているカヴだが、今年はメタリックグレーからパープルに変化するマジョーラカラーをフロントに、そしてメタリックシルバーをリアにあしらったカラーリング。昨年のツールからお目見えしたグリーンメタリックのS5と同じく、F1マシンのペイントも担当するイギリスの「シルバーストーンペイントテクノロジー」の手による塗装で、重量増はごく僅かに留められているという。なおステージによってはグリーンのS5も使われていた。
カヴェンディッシュはこれまでPROのVibe SprintやジップのSL Sprintなど高剛性ステムを使ってきたが、今年はエンヴィがリリースして間もないAero Roadステムを使用。Road Aero SESハンドルを組み合わせてコックピットのエアロ化を果たしていた。なお、このSESハンドルは製品版には存在しないドロップ部分のアールを小さくしたカスタムモデル。ホイールは同社のSES 4.5もしくはモデルチェンジ版の5.6で、TTを中心にチューブレスタイヤも運用されていた模様。
パヴェステージのために用意されたR3 photo:Makoto.Ayano
パヴェ用タイヤはコンチネンタルのCOMPETITION LTD RBX(28mm) photo:Makoto.Ayano
ボトルケージはエリートのCiussi Gel。パヴェ用の定番カスタムだ photo:Makoto.Ayano
また、カヴェンディッシュと言えばスポンサーに関わらずシマノペダルとシマノクランクを使用していたが、今年からクランクセットはローター(noQ)に切り替わっていた。なお山岳ステージで使用していたカヴのR5はこれまで通りシマノクランク+SRMというセッティング。チームスポンサーはスピードプレイだが、現在は他選手にもデュラエースペダルの波が及んでいることが見て取れた。また、チェーンはKMCのX11EL-1(ゴールド)がチームスタンダードだが、カヴェンデッシュのみグリーンカラーのX11SL-N DLCという差があった。
パヴェステージで使用したのはR5よりも快適性に優れるレモンイエローのR3だ。コンチネンタルのパヴェ用タイヤやボトルケージの換装(エリートのCiussi Gel)、厚巻きのバーテープなどが通常ステージとの相違点。
TTステージで使用されたP5。見慣れないディスクホイールがセットされている photo:Makoto.Ayano
P5のリアディレイラーはセラミックスピードのオーバーサイズプーリーケージでチューニング済み photo:Makoto.Ayano
ローターのカーボンチェーンリングを取り付けたバイクも存在した photo:Makoto.Ayano
ホイールはエンヴィのSESシリーズ。4.5もしくは5.6をメインに使った photo:Makoto.Ayano
TTバイクの前輪はSES 7.8。平坦ステージでも使用される場合があった photo:Makoto.Ayano
従来からラインアップされるステム&ハンドルを使用する選手も多い photo:Makoto.Ayano
ボアッソンハーゲンのS5には9000系デュラエースのブレーキキャリパーがセットされていた photo:Makoto.Ayano
また、なぜかエドゥアルド・ボアッソンハーゲン(ノルウェー)のS5はブレーキキャリパーのみ9000系のデュラエース。カーボン製チェーンリングを装備しているバイクも散見された。
エンヴィにはディスクホイールがラインアップされていないため、TTバイクのリアホイールには無印の製品が投入されていた。テキストリームカーボンに近い模様を持つ製品はどこにも情報が出ていない未確認品。ロゴを消したHEDのJET DISCはスペアバイクにセットされていた。
text:So.Isobe
photo:Makoto.AYANO
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超級山岳ステージでタイムアウトに終わってしまったものの、マーク・カヴェンディッシュ (イギリス)がニューカラーのS5を使用したことで話題を呼んだディメンションデータ。今年もエアロロードのS5と軽量オールラウンダーのR5をメインに使っており、その全てがリムブレーキだ。
毎年スペシャルカラーが用意されているカヴだが、今年はメタリックグレーからパープルに変化するマジョーラカラーをフロントに、そしてメタリックシルバーをリアにあしらったカラーリング。昨年のツールからお目見えしたグリーンメタリックのS5と同じく、F1マシンのペイントも担当するイギリスの「シルバーストーンペイントテクノロジー」の手による塗装で、重量増はごく僅かに留められているという。なおステージによってはグリーンのS5も使われていた。
カヴェンディッシュはこれまでPROのVibe SprintやジップのSL Sprintなど高剛性ステムを使ってきたが、今年はエンヴィがリリースして間もないAero Roadステムを使用。Road Aero SESハンドルを組み合わせてコックピットのエアロ化を果たしていた。なお、このSESハンドルは製品版には存在しないドロップ部分のアールを小さくしたカスタムモデル。ホイールは同社のSES 4.5もしくはモデルチェンジ版の5.6で、TTを中心にチューブレスタイヤも運用されていた模様。
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また、カヴェンディッシュと言えばスポンサーに関わらずシマノペダルとシマノクランクを使用していたが、今年からクランクセットはローター(noQ)に切り替わっていた。なお山岳ステージで使用していたカヴのR5はこれまで通りシマノクランク+SRMというセッティング。チームスポンサーはスピードプレイだが、現在は他選手にもデュラエースペダルの波が及んでいることが見て取れた。また、チェーンはKMCのX11EL-1(ゴールド)がチームスタンダードだが、カヴェンデッシュのみグリーンカラーのX11SL-N DLCという差があった。
パヴェステージで使用したのはR5よりも快適性に優れるレモンイエローのR3だ。コンチネンタルのパヴェ用タイヤやボトルケージの換装(エリートのCiussi Gel)、厚巻きのバーテープなどが通常ステージとの相違点。
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エンヴィにはディスクホイールがラインアップされていないため、TTバイクのリアホイールには無印の製品が投入されていた。テキストリームカーボンに近い模様を持つ製品はどこにも情報が出ていない未確認品。ロゴを消したHEDのJET DISCはスペアバイクにセットされていた。
text:So.Isobe
photo:Makoto.AYANO
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