2018/08/24(金) - 14:34
ツール・ド・フランスのプロバイク特集第15弾は、ミッチェルトン・スコット。ツールスペシャル塗装を纏ったADDICTやFOIL DISC、TTバイクのPLASMAを紹介します。
ツール出場3回目のアダム・イェーツ(イギリス)を中心としたスプリンター不在の総合布陣で臨んだのがミッチェルトン・スコット。普段はブラックにイエローロゴのバイクを使用しているが、今回のツールに合わせてシルバー基調のスペシャルペイントのバイクを投入し、第2ステージではスコット創設60周年を記念した80’sカラーのサングラスとヘルメットを全員が装着したことでも話題に。ちなみに同日開催のMTBワールドカップではニノ・シューターがジャージやバイクまでクラシックカラー&ロゴで揃えて臨んでいた。
使用バイクは軽量オールラウンダーのADDICT RC PROと、エアロロードのFOIL RC PREMIUM DISCだ。総合エースのイェーツとミケル・ニエベ(スペイン)はパヴェステージも含めて常時ADDICTで、その他大柄なルーラー系選手は常時FOILとコースによって両モデルを乗り分けることは少なかった模様。なお南アフリカ王者のダリル・インピーにはホワイトベースに国旗をあしらったスペシャルカラーのFOIL DISCが供給されていた。
機材的な注目点は、今ツール唯一のピレリタイヤ使用チームだったことだろう。開幕直前にスポンサー締結発表が行われ、まだラインアップに存在しないチューブラーモデルのP ZERO VELO(後にクリンチャー版で限定発売されるイエローレターモデル)がほとんどのバイクに取り付けられた。ただし供給量が追いついていなかったためか、TTバイクや一部のスペアバイクにはコンチネンタルタイヤがロゴを塗り潰した上で残存。フレームに貼られたピレリロゴも目立つ存在だ。
シマノサポートチームだけにコンポーネントはR9150系(ADDICTとPLASMA)とR9170系(FOIL DISC)デュラエースDi2。イェーツは旧型のサテライトスイッチ(SW-R600)を上ハンドル右前部分にセットする一風変わったセッティングで走っていた。
ホイールもロードはデュラエース(C40とC60)、TTバイクはPROの3バトンとディスクホイールだが、ロゴを消したライトウェイトのディスクホイールもスペアとして準備されていた。
ボトルケージはエリートだが、例えばバーレーン・メリダではエースのヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア)のみ使用した15gと超軽量のLeggeroを全選手が使用。ただしパヴェステージでは樹脂製のCustom Race PLUSだった。その他、サドルとステム、ハンドル、シートポストはスコット傘下のシンクロス。
text:So.Isobe
photo:Makoto.AYANO
ツール出場3回目のアダム・イェーツ(イギリス)を中心としたスプリンター不在の総合布陣で臨んだのがミッチェルトン・スコット。普段はブラックにイエローロゴのバイクを使用しているが、今回のツールに合わせてシルバー基調のスペシャルペイントのバイクを投入し、第2ステージではスコット創設60周年を記念した80’sカラーのサングラスとヘルメットを全員が装着したことでも話題に。ちなみに同日開催のMTBワールドカップではニノ・シューターがジャージやバイクまでクラシックカラー&ロゴで揃えて臨んでいた。
使用バイクは軽量オールラウンダーのADDICT RC PROと、エアロロードのFOIL RC PREMIUM DISCだ。総合エースのイェーツとミケル・ニエベ(スペイン)はパヴェステージも含めて常時ADDICTで、その他大柄なルーラー系選手は常時FOILとコースによって両モデルを乗り分けることは少なかった模様。なお南アフリカ王者のダリル・インピーにはホワイトベースに国旗をあしらったスペシャルカラーのFOIL DISCが供給されていた。
機材的な注目点は、今ツール唯一のピレリタイヤ使用チームだったことだろう。開幕直前にスポンサー締結発表が行われ、まだラインアップに存在しないチューブラーモデルのP ZERO VELO(後にクリンチャー版で限定発売されるイエローレターモデル)がほとんどのバイクに取り付けられた。ただし供給量が追いついていなかったためか、TTバイクや一部のスペアバイクにはコンチネンタルタイヤがロゴを塗り潰した上で残存。フレームに貼られたピレリロゴも目立つ存在だ。
シマノサポートチームだけにコンポーネントはR9150系(ADDICTとPLASMA)とR9170系(FOIL DISC)デュラエースDi2。イェーツは旧型のサテライトスイッチ(SW-R600)を上ハンドル右前部分にセットする一風変わったセッティングで走っていた。
ホイールもロードはデュラエース(C40とC60)、TTバイクはPROの3バトンとディスクホイールだが、ロゴを消したライトウェイトのディスクホイールもスペアとして準備されていた。
ボトルケージはエリートだが、例えばバーレーン・メリダではエースのヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア)のみ使用した15gと超軽量のLeggeroを全選手が使用。ただしパヴェステージでは樹脂製のCustom Race PLUSだった。その他、サドルとステム、ハンドル、シートポストはスコット傘下のシンクロス。
text:So.Isobe
photo:Makoto.AYANO
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