2018/04/30(月) - 11:53
Jプロツアー第6戦となるJBCF東日本ロードクラシックDay-2は、写真判定になった僅差のスプリント勝負を制したアイラン・フェルナンデス・カサソラ(マトリックスパワータグ)が優勝。女子は大岩明子(ブラウ・ブリッツェン)が2勝目を挙げた。
群馬サイクルスポーツセンター(CSC)での2連戦となる「JBCF東日本ロードクラシック」。2日目のDay-2はJプロツアー最高ランクとなるレースレーティング「AAAA(クアトロ・エー)に指定される大会。経済産業大臣旗ロードレースと並ぶランクのレースで、獲得できるポイントは通常の約3倍となる。
Day-1に続き、朝からよく晴れた群馬CSC。例年の4月であれば、晴れても暖かさをあまり感じない春の一歩手前の時季だが、今年は暖かさよりも暑さを感じるほど。春の花と新緑が混じる6kmサーキット22周のレースがスタートした。
1周目からアタックが繰り返される中、3周目に入部正太朗(シマノレーシング)が単独で飛び出す。5周目に樋口峻明(那須ブラーゼン)が追走して合流し、メイン集団に1分差をつけて逃げる。しかし6周目に入ると差が一気に縮まり、2人は集団に吸収される。その後もアタックと吸収が繰り返されるが、決定打は生まれないままレースは前半の11周を終了する。
12周目、安原大貴(マトリックスパワータグ)のアタックをきっかけに13人の先頭集団が形成される。メンバーは、安原、アイラン・フェルナンデス・カサソラ、ホセ・ビセンテ・トリビオ・アルコレア、佐野淳哉(以上マトリックスパワータグ)、増田成幸、岡篤志、鈴木龍、雨澤毅明(以上宇都宮ブリッツェン)、石橋学、窪木一茂(以上チームブリヂストンサイクリング)、小山貴大、木村圭介(以上シマノレーシング)、山本元喜(キナンサイクリングチーム)。
15周目、鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)、吉田悠人(那須ブラーゼン)、中西健児(キナンサイクリングチーム)、入部、横山航太(以上シマノレーシング)の5人が先頭集団に合流して18人になる。メイン集団との差は3分30秒以上まで開き、勝負は18人に絞られた。
16周目に入ると、宇都宮ブリッツェンが波状攻撃をしかける。岡、雨澤、鈴木譲らが次々とアタック。特に鈴木譲は数回アタックを繰り返し、集団の人数を絞って行く。18周目までに残ったのは11人の中から、アルコレアが単独アタックして独走。岡が追走するが差は20秒、30秒と開く。岡は集団に戻り、増田を先頭に宇都宮ブリッツェン勢が猛追。最終周回の残り3kmを前にアルコレアを吸収する。
ここまでに残ったのは、宇都宮ブリッツェンの4人とアルコレア、カサソラ、安原、窪木、入部。最後の心臓破りでも決着はつかず、最後のスプリント勝負へ。残り200mからしかけたと言う窪木が先頭で残り50mへ。窪木の番手につけていたカサソラが前に出て並び、フィニッシュライン上でハンドルを投げ合う。直後にカサソラは右腕を挙げたが、勝敗は写真判定へ。しかし当事者2人には勝敗はわかっていた。しばらくしてカサソラの優勝が確定のアナウンスが流れた。
「昨日はイベントがあったので5人でのレースだったが、今日は8人でレースをしたので余裕があった。最後はブリッツェンが人数を残してきたので注意して走っていたが、ホセがアタックしたことでブリッツェンが追わなければならない状況を作れた。スプリントになれば自分に分があるのはホセもわかっていたので、話さなくても理解できていた。最後はスプリントに強い窪木を500m前からマークして、スプリントにかかるタイミングに注意して勝負した。
次の宇都宮は、ホセがツアー・オブ・ジャパンに向けてタイで乗り込みをするために欠場する。それはチームとしては痛いが、それでもマトリックスパワータグは勝てる力を持っている」と、カサソラはコメントした。
一方、僅差で2位となった窪木は、ルビーレッドジャージは奪回したものの、悔しさを露わにした。「アイランが強かったです。自信をもってスプリントしたのですが、負けましたね。ブリッツェンもすごく強かった。チームでは石橋選手がすごく働いてくれていたので、それに応えたかったんですが・・・後で謝り倒します」と話した。
群馬サイクルスポーツセンター(CSC)での2連戦となる「JBCF東日本ロードクラシック」。2日目のDay-2はJプロツアー最高ランクとなるレースレーティング「AAAA(クアトロ・エー)に指定される大会。経済産業大臣旗ロードレースと並ぶランクのレースで、獲得できるポイントは通常の約3倍となる。
Day-1に続き、朝からよく晴れた群馬CSC。例年の4月であれば、晴れても暖かさをあまり感じない春の一歩手前の時季だが、今年は暖かさよりも暑さを感じるほど。春の花と新緑が混じる6kmサーキット22周のレースがスタートした。
1周目からアタックが繰り返される中、3周目に入部正太朗(シマノレーシング)が単独で飛び出す。5周目に樋口峻明(那須ブラーゼン)が追走して合流し、メイン集団に1分差をつけて逃げる。しかし6周目に入ると差が一気に縮まり、2人は集団に吸収される。その後もアタックと吸収が繰り返されるが、決定打は生まれないままレースは前半の11周を終了する。
12周目、安原大貴(マトリックスパワータグ)のアタックをきっかけに13人の先頭集団が形成される。メンバーは、安原、アイラン・フェルナンデス・カサソラ、ホセ・ビセンテ・トリビオ・アルコレア、佐野淳哉(以上マトリックスパワータグ)、増田成幸、岡篤志、鈴木龍、雨澤毅明(以上宇都宮ブリッツェン)、石橋学、窪木一茂(以上チームブリヂストンサイクリング)、小山貴大、木村圭介(以上シマノレーシング)、山本元喜(キナンサイクリングチーム)。
15周目、鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)、吉田悠人(那須ブラーゼン)、中西健児(キナンサイクリングチーム)、入部、横山航太(以上シマノレーシング)の5人が先頭集団に合流して18人になる。メイン集団との差は3分30秒以上まで開き、勝負は18人に絞られた。
16周目に入ると、宇都宮ブリッツェンが波状攻撃をしかける。岡、雨澤、鈴木譲らが次々とアタック。特に鈴木譲は数回アタックを繰り返し、集団の人数を絞って行く。18周目までに残ったのは11人の中から、アルコレアが単独アタックして独走。岡が追走するが差は20秒、30秒と開く。岡は集団に戻り、増田を先頭に宇都宮ブリッツェン勢が猛追。最終周回の残り3kmを前にアルコレアを吸収する。
ここまでに残ったのは、宇都宮ブリッツェンの4人とアルコレア、カサソラ、安原、窪木、入部。最後の心臓破りでも決着はつかず、最後のスプリント勝負へ。残り200mからしかけたと言う窪木が先頭で残り50mへ。窪木の番手につけていたカサソラが前に出て並び、フィニッシュライン上でハンドルを投げ合う。直後にカサソラは右腕を挙げたが、勝敗は写真判定へ。しかし当事者2人には勝敗はわかっていた。しばらくしてカサソラの優勝が確定のアナウンスが流れた。
「昨日はイベントがあったので5人でのレースだったが、今日は8人でレースをしたので余裕があった。最後はブリッツェンが人数を残してきたので注意して走っていたが、ホセがアタックしたことでブリッツェンが追わなければならない状況を作れた。スプリントになれば自分に分があるのはホセもわかっていたので、話さなくても理解できていた。最後はスプリントに強い窪木を500m前からマークして、スプリントにかかるタイミングに注意して勝負した。
次の宇都宮は、ホセがツアー・オブ・ジャパンに向けてタイで乗り込みをするために欠場する。それはチームとしては痛いが、それでもマトリックスパワータグは勝てる力を持っている」と、カサソラはコメントした。
一方、僅差で2位となった窪木は、ルビーレッドジャージは奪回したものの、悔しさを露わにした。「アイランが強かったです。自信をもってスプリントしたのですが、負けましたね。ブリッツェンもすごく強かった。チームでは石橋選手がすごく働いてくれていたので、それに応えたかったんですが・・・後で謝り倒します」と話した。
P1クラスタ 結果(132km)
1位 | アイラン・フェルナンデス・カサソラ(マトリックスパワータグ) | 3時間15分48秒 |
2位 | 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング) | +0秒 |
3位 | 鈴木 龍(宇都宮ブリッツェン) | |
4位 | 安原大貴(マトリックスパワータグ) | |
5位 | 入部正太朗(シマノレーシング) | +1秒 |
6位 | 岡 篤志(宇都宮ブリッツェン) |
Fクラスタ 結果(24km)
1位 | 大岩明子(ブラウ・ブリッツェン) | 42分12秒 |
2位 | 望月美和子(フィッツ) | +0秒 |
3位 | 野下 幸(フィッツ) |
Yクラスタ 結果(30km)
1位 | 湯浅博貴(AutoBahnGotemba) | 44分42秒 |
2位 | 平井光介(TEAM YOU CAN | +0秒 |
3位 | 鴨下拓弥(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ) |
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