2018/04/29(日) - 00:30
Jプロツアー第5戦となるJBCF東日本ロードクラシック群馬大会が行われ、窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)が優勝。女子のFクラスタは望月美和子が優勝した。
スタートラインに揃ったP1クラスタの選手
序盤はアタックと吸収が繰り返され、集団が長く伸びる
ルビーレッドジャージの岡篤志(宇都宮ブリッツェン)自ら動く
約1ヶ月半のインターバルを経てのJプロツアー第5戦は、群馬サイクルスポーツセンター(CSC)での2連戦。初日のDay-1は、6kmサーキットを17周する102kmで行われた。
午後2時半にスタートしたレースは、1周目からアタックが繰り返される。しかし2周以上続く逃げが発生しないままレースは中盤へ。
レース中盤に形成された3人の逃げ集団
レース終盤、佐野淳哉(マトリックスパワータグ)が集団を牽引
8周目、中田拓也(シマノレーシング)のアタックに雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)と堀孝明(チームブリヂストンサイクリング)が反応し、3人の逃げ集団が形成される。メイン集団との差は1分以上まで開く。
逃げる雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)の背後に迫る集団
最終周回、11人の先頭集団が形成される
12周目に入るとメイン集団がペースアップし、逃げる3人との差を詰め始める。13周目、逃げ集団から中田が遅れ、14周目には掘が遅れ、雨澤1人が逃げ続ける。しかし残り2周で集団が吸収。そのカウンターで11人が先行。メンバーは、宇都宮ブリッツェンから増田成幸、岡篤志、鈴木譲、マトリックスパワータグからアイランフェルナンデス、ホセ・ビセンテ・トリビオ、キナンサイクリングチームから中島康晴、山本元喜、シマノレーシングから入部正太朗、LEOMOベルマーレレーシングチームから才田直人、那須ブラーゼンから岸崇仁、チームブリヂストンサイクリングの窪木一茂。後続との差は開き、勝負は11人に絞られた。
窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)が優勝
新チームでの初優勝を挙げたチームブリヂストンサイクリングのメンバー
P1クラスタ 表彰式
最終周回に入り、山本や鈴木がアタックするものの決定打にはならず、最後のスプリント勝負へ。岡、窪木、アイランのスプリントを窪木が制して優勝した。
「本当は(開幕戦の)沖縄で勝ちたかったんですけれど、遅くなってしまったけれどチームに1勝をもたらすことができて本当に良かったと思っています」と話す窪木。「今日は5人しかいないのでみんなで動きをチェックしていく方針でスタートしました。神経質な感じでレースが進みましたが、大久保選手が逃げに乗ってくれたおかげで人数が少ない自分達には有利になりました。その結果最後まで足を残して勝つことができました」
窪木は2013年にこの群馬CSCでのレースで優勝しているが、その時のことを思い出したと言う。「得意なコースというわけでもなく、勝てたのはたまたまです」と語った。
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約1ヶ月半のインターバルを経てのJプロツアー第5戦は、群馬サイクルスポーツセンター(CSC)での2連戦。初日のDay-1は、6kmサーキットを17周する102kmで行われた。
午後2時半にスタートしたレースは、1周目からアタックが繰り返される。しかし2周以上続く逃げが発生しないままレースは中盤へ。
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8周目、中田拓也(シマノレーシング)のアタックに雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)と堀孝明(チームブリヂストンサイクリング)が反応し、3人の逃げ集団が形成される。メイン集団との差は1分以上まで開く。
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12周目に入るとメイン集団がペースアップし、逃げる3人との差を詰め始める。13周目、逃げ集団から中田が遅れ、14周目には掘が遅れ、雨澤1人が逃げ続ける。しかし残り2周で集団が吸収。そのカウンターで11人が先行。メンバーは、宇都宮ブリッツェンから増田成幸、岡篤志、鈴木譲、マトリックスパワータグからアイランフェルナンデス、ホセ・ビセンテ・トリビオ、キナンサイクリングチームから中島康晴、山本元喜、シマノレーシングから入部正太朗、LEOMOベルマーレレーシングチームから才田直人、那須ブラーゼンから岸崇仁、チームブリヂストンサイクリングの窪木一茂。後続との差は開き、勝負は11人に絞られた。
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最終周回に入り、山本や鈴木がアタックするものの決定打にはならず、最後のスプリント勝負へ。岡、窪木、アイランのスプリントを窪木が制して優勝した。
「本当は(開幕戦の)沖縄で勝ちたかったんですけれど、遅くなってしまったけれどチームに1勝をもたらすことができて本当に良かったと思っています」と話す窪木。「今日は5人しかいないのでみんなで動きをチェックしていく方針でスタートしました。神経質な感じでレースが進みましたが、大久保選手が逃げに乗ってくれたおかげで人数が少ない自分達には有利になりました。その結果最後まで足を残して勝つことができました」
窪木は2013年にこの群馬CSCでのレースで優勝しているが、その時のことを思い出したと言う。「得意なコースというわけでもなく、勝てたのはたまたまです」と語った。
P1クラスタ 結果(102km)
1位 | 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング) | 2時間30分42秒 |
2位 | 岡 篤志(宇都宮ブリッツェン) | +0秒 |
3位 | アイラン・フェルナンデス・カサソラ(マトリックスパワータグ) | |
4位 | 入部正太朗(シマノレーシング) | |
5位 | 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) | |
6位 | 岸 崇仁(那須ブラーゼン) | +1秒 |
Jプロツアーリーダー 岡篤志(宇都宮ブリッツェン)
U23リーダー 小山貴大(シマノレーシング)
F(女子)は望月美和子がロード初優勝
F 望月美和子(フィッツ)が登りでリードする
F 表彰式
女子のFクラスタは5周30km。登りで望月美和子(フィッツ)と樫木祥子(AVENTURA AIKOH VICTORIA RACING)がペースをつくりながらレースが進行。最後は3人でのスプリント勝負となり、望月が優勝した。
望月は、「樫木さんが心臓破りの登りで毎周回アタックしていたので、最終周回でもしかけてくるだろうとわかっていたので自分からしかけました。でも樫木さんが離れなかったので、その後は様子を見ながら最後のスプリントに備えました。ロードレースはヒルクライムと違って難しいので、勝てたのは嬉しいです」と語った。
U23リーダー 小山貴大(シマノレーシング)
F(女子)は望月美和子がロード初優勝
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女子のFクラスタは5周30km。登りで望月美和子(フィッツ)と樫木祥子(AVENTURA AIKOH VICTORIA RACING)がペースをつくりながらレースが進行。最後は3人でのスプリント勝負となり、望月が優勝した。
望月は、「樫木さんが心臓破りの登りで毎周回アタックしていたので、最終周回でもしかけてくるだろうとわかっていたので自分からしかけました。でも樫木さんが離れなかったので、その後は様子を見ながら最後のスプリントに備えました。ロードレースはヒルクライムと違って難しいので、勝てたのは嬉しいです」と語った。
Fクラスタ 結果(30km)
1位 | 望月美和子(フィッツ) | 51分51秒 |
2位 | 樫木祥子(AVENTURA AIKOH VICTORIA RACING) | +0秒 |
3位 | 野下 幸(フィッツ) |
E1 結果(60km)
1位 | 紺野元汰(SBC Vertex Racing Team) | 1時間30分20秒 |
2位 | 寺崎武郎(バルバレーシングクラブ) | + 0秒 |
3位 | 小野寺慶(ブラウ・ブリッツェン) | |
4位 | 津田悠義(三好高校) | + 2秒 |
5位 | 有村尚輝(VENTOS FRECCIA) | +19秒 |
6位 | 岡 泰誠(イナーメ信濃山形-EFT) | +19秒 |
E2 結果(30km)
1位 | 佐藤 駿(TRC PANAMAREDS) | 45分21秒 |
2位 | 淵田 祐(F(t)麒麟山 Racing) | +1秒 |
3位 | 大野国寿(F(t)麒麟山 Racing) | |
4位 | 海野晋作(VENTOS FRECCIA) | +3秒 |
5位 | 高橋史朗(サイタマサイクルプロジェクト) | |
6位 | 石井晋也(EURO-WORKS Racing) |
E3 結果(24km)
1組 | 2組 | |||
---|---|---|---|---|
1位 | 湯浅博貴(AutoBahnGotemba) | 36分29秒 | 鷲野向一(彩北ツブラーゼ) | 44分7秒 |
2位 | 坂大恵太(F(t)麒麟山 Racing) | +0秒 | 須藤大喜(DESTRA) | +0秒 |
3位 | 加藤翔太(SQUADRA CORSE cicli HIDE) | 斎藤 剛(FORCE) | ||
4位 | 平野広太(DEVOTION BIKES) | 永塩幸之助(前橋育英高等学校) | ||
5位 | ジョン・タイソム(MIVRO) | +1秒 | 小池泰樹(WE LOVE O2) | |
6位 | 渡瀬義雄(Leap Hamamatsu Cicling Team) | 高橋英文(ALLEGRO) |
text&photo:Satoru Kato
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